作成日: 2019年8月20日 最終更新日:

早稲田大学先進理工学部の入試情報・偏差値・進路・評判まとめ

早稲田大学先進理工学部 早稲田大学先進理工学部は、2007年に理工学部が先進理工学部に再編され発足しました。ここでは、早稲田大学先進理工学部について、偏差値や卒業後の進路および評判などをまとめました。

早稲田大学先進理工学部の偏差値

早稲田大学先進理工学部の偏差値は、62.5〜65.0となっています。 日本で最も偏差値の高い私立大学である「早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学」の中では、慶應義塾大学と並び早稲田大学の先進理工学部が各私立大学においてトップクラスの偏差値を誇っています。

早稲田大学先進理工学部の倍率

早稲田大学先進理工学部で実施された2019年度入試における倍率は下記の通りです。

一般入試

  • 物理学科:4.4倍(志願者数754名、合格者数156名)
  • 応用物理学科:3.8倍(志願者数640名、合格者数152名)
  • 化学・生命化学科:3.5倍(志願者数448名、合格者数118名)
  • 応用化学科:3.6倍(志願者数1272名、合格者数317名)
  • 応用医科学科:3.9倍(志願者数837名、合格者数179名)
  • 電気・情報生命工学科:4.9倍(志願者数819名、合格者数144名)

英語学位プログラム特別入学試験

  • 先進理工学部:2.0倍(募集人数67名、合格者数34名)

指定校推薦入学試験

  • 先進理工学部:1.0倍(募集人数130名、合格者数136名)

帰国生入学試験

  • 先進理工学部:12.5倍(志願者数25名、合格者数2名)

帰国学生のための学部入学試験

  • 先進理工学部:4.7倍(志願者数95名、合格者数20名)

早稲田大学先進理工学部の入試の種類

早稲田大学先進理工学部に入るための入試制度は以下の通りです。
  • 一般入試
  • 英語学位プログラム特別入学試験
  • 指定校推薦入学試験
  • 帰国生入試
  • 外国学生入試

一般入試の特徴

一般入試は外国語、国語、地歴・公民または数学の3科目の学力試験による入学試験制度になります。ここでは各試験における特徴や受験科目の配点などをみていきましょう。

一般入試

出願期間は2020年1月6日(月)〜1月23日(木)、入学試験日は2020年2月15日(土)、合格発表日は、2020年2月24日(月)となります。入学試験では、「外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択)(60点)」「国語(50点)」「地歴・公民・数学から1つ選択(40点)の3科目を受験します。

英語学位プログラム特別入学試験の特徴

一般入試は外国語、国語、地歴・公民または数学の3科目の学力試験による入学試験制度になります。ここでは各試験における特徴や受験科目の配点などをみていきましょう。

英語学位プログラム特別入学試験

出願期間は2019年11月1日(金)〜11月6日(水)、一次試験の書類審査日は11月22日(金)、二次試験日は2019年11月30日(土)、合格発表日は、2019年12月6日(金)となります。二次試験では、「数理科学的思考力を問う総合試験」「英語による面接」を受験します。

指定校推薦入学試験の特徴

早稲田大学法先進理工学部の指定校推薦入学試験入試では学部ごとに決定した指定校の学校長の推薦された学生が出願できる制度です。

指定校推薦入学試験

出願期間は2019年11月1日(金)〜11月5日(火)、第二次試日は2019年11月30日(土)、合格発表日は2019年12月13日(金)となります。入学試験では、一次審査で書類選考、二次審査の「論述試験、面接試験」を総合して合否を判定しています。

帰国生入試の特徴

早稲田大学先進理工学部の日本国外で教育を受けた外国学生や帰国生を広く受け入れるため、各学部で様々な入試制度を設けています。

帰国生入試

出願期間は2019年7月1日(月)〜7月8日(月)、第一次試験「共有試験」は2019年9月4日(水)、第二次試験「面接審査」は2019年9月6日(金)〜9月18日(水)の期間、合格発表日は2019年9月12日(木)〜26日(木)となります。

外国学生入試の特徴

早稲田大学先進理工学部の外国学生入試は、日本の教育制度以外の課程による中等教育機関を修了した者、もしくは修了見込みの者で、「日本留学試験」もしくは「日本語能力試験」を受験する者が対象となります。

外国学生入試の特徴

出願期間は2019年6月21日(金)〜6月26日(水)、第一次試験「共有試験」は2019年9月4日(水)、第二次試験「面接審査」は2019年9月6日(金)〜9月26日(木)の期間、合格発表日は2019年9月19日(木)〜26日(木)となります。

早稲田大学先進理工学部のカリキュラム

  • 第一線級の若手研究者、技術者の育成のための教育課程を編成
  • 最先端のグローバルな場で活躍できる人材の育成
早稲田大学先進理工学部のカリキュラムは、「物理、化学、生命科学、情報、数学などの共通基礎」と「専門基礎」を確実に習得させることを重視しています。またこれらを基に高学年時には最先端的な学習分野を学習できる機会を多く設けるようにカリキュラムを組んでいます。 参考:早稲田大学 先進理工学部

第一線級の若手研究者、技術者の育成のための教育課程

  • 学理の基礎と応用を実践的に修得
  • 4系列に大別される学科目を設置
早稲田大学先進理工学部は常に世界最高水準の教育研究拠点として早稲田大学理工系の教育研究を先導することを目的としています。次世代を切り開くことができる科学者や技術者の育成を目指す上で、先進理工学部の専門的なカリキュラムを構成しています。先進理工学部の履修モデルの特徴について見ていきましょう。

学理の基礎と応用を実践的に修得

早稲田大学先進理工学部では、講義科目に加えて演習・ゼミ・実験などの科目を多く揃えており、これらを通じて学理の基礎を修得していきます。さらに習熟度を確認するためのチェックポイントの設定を行い、各学科のカリキュラムに応じてきめ細かく学習プログラムの進捗を学生自身に認識させ、学習意欲を高めるようにしています。

4系列に大別される学科目を設置

早稲田大学先進理工学部では、4系列に大別される学科目を設置しています。A群・B群では「数学、自然科学、実験・実習・政策、情報関連科目」、C群では「専門教育科目」、D群では「保険体育、自主挑戦科目」があります。A群B群D群では学部全体の共通科目からなり、分かれて学びます。C群では各学科の特色に応じた専門科目からなります。

早稲田大学先進理工学部の進路状況

早稲田大学先進理工学部の進路状況についてまとめました。

卒業後の進路

  • 卒業者総数:536名
  • 進学者総数:430名
  • 就職者総数:86名
  • 公務員就職者数:4名
  • 教員就職者数:0名

主な就職先企業

2018年度の早稲田大学先進理工学部の主な就職先は以下です。(順不同)
  • トヨタ自動車
  • パナソニック
  • 富士通
  • 本田技研工業
  • 三菱重工
  • 日立製作所
  • 花王
  • ソニー
  • コーセー

主な内定業種一覧

2018年度の早稲田大学先進理工学部卒業生の主な内定業種は下記の通りです。
  • 早稲田大学院進学:71.4%
  • 早稲田大学院以外に進学:9.4%
  • 就職:16.0%
  • その他:9.3%

早稲田大学先進理工学部で取得可能な資格

卒業時に取得可能な資格及び受験資格は以下の通りです。

先進理工学部

  • 中学校教員:(数学、理科)
  • 高等学校教員:(理科)
  • 学校図書館司書教諭
  • 司書
  • 学芸員
  • 社会福祉主事
  • 甲種危険物取扱者

早稲田大学先進理工学部のキャンパス情報

早稲田大学先進理工学部の学生は西早稲田キャンパス(住所:東京都新宿区大久保3-4-1)に4年間通学することになります。 主要駅からのアクセスは以下の通りです。
  • 西早稲田キャンパス
【JR】 山手線 高田馬場駅から徒歩15分 【西武鉄道】 西武新宿線 高田馬場駅から徒歩15分 【東京メトロ】 東西線 早稲田駅から徒歩22分 【東京メトロ】副都心線 西早稲田駅から直結

早稲田大学先進理工学部の評判は?

実際のところ、早稲田大学先進理工学部に在学した経験者たちは、ここでの学びについてどのように感じているのでしょうか。実際の口コミを見ていきましょう。

1年次、2年次は授業数が多い

早稲田大学先進理工学部では「共通基礎」と「専門基礎」の修得を非常に重視しており、学生自身にどれほど理解しているかをチェックする習熟確認を行っているほど基礎を大切しています。非常に細かく奥深い専門分野を取り扱うからこそ、基礎が重要というのは日々の講義でも感じる部分であるので、チェック項目を通じて自分の理解度を確認できるのはとても助かります。

なんでも学べる幅広さが魅力

早稲田大学先進理工学部では物理系、情報系、生物系などなんでも学べるのが特徴です。なので、1つの専門分野を学ぶことはもちろんのこと、知識に偏りが出ないようにしたい人は他分野の講義を履修すれば幅広い学びを受けることができるので、それはそれでとても楽しい時間だと感じられます。