作成日: 2019年5月14日 最終更新日:

山形県立米沢栄養大学の推薦入試対策

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山形県立米沢栄養大学のアドミッションポリシー

山形県立米沢栄養大学公式ホームページでは、アドミッションポリシーと教育理念を以下の通り定めています。

アドミッションポリシー

本学は、管理栄養士の資格取得を前提とした教育を行いますので、必要な基礎学力だけでなく、管理栄養士としての適性を持った、次のような学生を求めています。 (1)人とのかかわりを大切にできる人 (2)人間、健康、栄養そして食への関心が持てる人 (3)必要な基礎学力に加え、論理的な思考能力を有する人 (4)本学で学んだことを生かし、地域と社会に貢献したいと考えている人

教育研究上の理念

管理栄養士は、命の基本である食を通した支援を人々に行う役割を担うことから、豊かな人間性と、その背景にある幅広く深い教養と知識を身に付けることが求められる。また、少子高齢化社会の到来や、人々の価値観の多様化などによる食を取り巻く環境の変化を受け、保健、医療、福祉、教育などの現場における栄養に関する業務は、高度化かつ複雑化が進んでおり、栄養に関する高度な専門知識と専門技術を有する必要がある。更に、食料自給の低下による食料輸入の増加や、これに伴う食の安全・安心に対する関心の高まりなど、食を取り巻く環境は国際化が進んでおり、国際的な視野を有することも求められる。 本学は、これらのニーズに対応した人材を育成すると共に、栄養に関する教育と研究の成果を通し、公立大学の重要な役割である地域と社会への貢献を行い、県民の健康で豊かな暮らしの実現に寄与するものとする。 このため、本学の教育研究上の理念を「豊かな人間性と、幅広く深い教養と知識のうえに、栄養に関する高度な専門知識と専門技術を身に付けた国際的な視野を有する人材を育成し、教育と研究の成果に基づき地域と社会に貢献することにより、県民の健康で豊かな暮らしの実現に寄与する」と定める。

教育研究上の目的

(1)人材の養成

保健、医療、福祉、教育、企業、行政などの多様な場における活躍を通して、県民の健康で豊かな暮らしの実現に寄与できる管理栄養士を養成すると共に、県内の各界において食を通した健康づくりを担っていくことができるよう、広い視野を持ちながら、将来的に広く活躍できる人材を養成する。 このため、栄養に関する専門性を身に付けるほか、変化していく社会において、生涯学び続け、主体的に考える力を有する人材を養成する。 また、食育の推進の役割を担うため、本県の多彩な食材や豊かな食文化を健康づくりの実践に活用できる人材や、国際化が進んでいる食を取り巻く環境に対応できる国際的な視野を有する人材を養成する。

(2)地域と社会への貢献

本学の前身である県立米沢女子短期大学は、給食施設等における栄養管理に携わる栄養士を養成してきた。そして、栄養士の養成をとおし培ってきた人的資源と知的資源を活用し、栄養と健康に関し、公開講座の開催、県・地元市の各種委員会への委員の就任、県内の食品関連企業との共同研究などを行い、地域に根ざした短期大学として、地域と社会への貢献に努めてきた。 4年制大学である本学においては、栄養に関する高度な専門知識と専門技術を有し、本県の食生活や、栄養と健康の特性に応じた支援を行っていくことができる管理栄養士の養成を行うものである。短期大学から4年制大学になることにより、質と量の面において、教員組織や研究機能の強化が図られることから、県民全体の健康づくりを支援していくため、短期大学とは異なる観点により貢献活動を行うものである。 本学は、栄養と健康の研究に関するシンクタンク機能や、栄養に携わる者等に対する生涯学習の拠点機能を有することとしており、地域への理解を深め、地域とのかかわりを重視している。 具体的には、栄養と健康に関する教育と研究を通し、県の健康づくりに関する施策や事業に貢献するほか、県栄養士会等の関係団体と連携し、栄養に携わる者や関連の職種に従事する者に対し、生涯学び続けるための学習機会の提供や、公開講座やシンポジウムの開催による情報発信等を行うなどしながら貢献していく。これらの貢献を継続的かつ実効性を有しながら行うため、本学に「地域連携・研究推進センター」を設け、地域と社会への貢献を確実に実施していくものとする。

山形県立米沢栄養大学の推薦入試の実施状況

山形県立米沢栄養大学では総合型選抜(旧AO入試)の実施はなく、一般入試、推薦入試、社会人入試が行われています。 推薦入試の募集人数は14名で、この数字は社会人入試の募集概要(若干名)も含まれています。 各高等学校から推薦できる人数は2名までです。

山形県立米沢栄養大学の推薦入試の募集概要

山形県立米沢栄養大学公式ホームページでは、推薦入試の募集概要について以下の通り定めています。

出願資格

次のすべてに該当する者とします。 ①山形県内の高等学校を平成31年3月卒業見込みの者 ②本人又は本人の一親等の尊属が本人の出願の日の1年前から引き続き山形県の区域内に住所を有する者 ③出身高等学校長が責任を持って推薦する者 ④全体の評定平均値が3.8以上の者 ⑤合格した場合には、本学への入学を確約できる者

出願上の注意

①国公立大学の推薦入試(大学入試センター試験を課す場合、課さない場合を含む。)への出願は一つの大学・学部に限られます。 ②一つの国公立大学・学部の推薦入試の合格者は、当該推薦入試を実施する大学・学部の定める推薦入試辞退手続により入学の辞退を許可された場合を除いて、他の国公立大学・学部の個別学力検査等を受験しても合格者となることはできません。 ③出願受付後の出願事項の変更は認めません。ただし、氏名、住所、電話番号に変更があった場合は、速やかに連絡してください。 ④出願受付後の出願書類及び入学考査料の返還は行いません。ただし、入学考査料を納入後、出願手続を行わなかった場合は返還しますので、お問い合わせください。 ⑤平成30年11月12日(月)までに受験票が到着しない場合は、お問い合わせください。

選考日程

出願期間:平成30年11月1日(木)~11月7日(水) 試験日:平成30年11月14日(水) 合格発表日:平成30年11月26日(月)

試験の時間割

11月14日 10:00~11:30 適性検査 11月14日 12:30~17:30 面接

選抜方法

入学者の選抜は、適性検査及び面接の成績並びに出願書類等の内容を総合して行います。 ※適性検査は「化学」の基礎的内容についての理解度を調べる問題(高等学校学習指導要領の「化学基礎」レベルまでとする。)及び日本語による小論文(一部、英文読解を含む。)とします。 適性検査、面接ともに、アドミッションポリシーに関連したテーマについての設問とします。

適性検査

「化学」の基礎的内容についての理解度を調べる問題及び日本語による小論文(一部、英文読解を含む。) 試験時間:90分 配点:120点

面接

個人面接(受験者1人につき、面接員2~3人を基本とする。) 試験時間:1人10分程度 配点:80点

必要書類

入学志願書、受験票、写真票、志願理由書、推薦書、調査書、入学考査料、宛名シール、受験票送付用封筒、出願書類提出用封筒

入学前プログラムについて

本学では推薦入試の合格者(入学辞退者を除く。)に対し、入学前プログラムを実施しております。このプログラムはアドミッションポリシーに即した課題です。課題は1月中旬に送付する予定です。

山形県立米沢栄養大学の推薦入試の倍率

山形県立米沢栄養大学の推薦入試の過去の倍率をご紹介いたします。

2018年

募集人員12人 志願者数31人 受験者数31人 倍率2.1倍

2017年

募集人員12人 志願者数24人 受験者数24人 倍率1.7倍

2016年

募集人員12人 志願者数24人 受験者数24人 倍率1.7倍

山形県立米沢栄養大学の社会人入試の募集概要

山形県立米沢栄養大学公式ホームページでは、社会人試の募集概要について以下の通り定めています。

出願資格

大学入学資格※を有し、かつ次のすべてに該当する者とします。 ①平成31年4月2日時点において満23歳以上の者 ②通算2年以上の就業経験(家事従事等を含む。)を有する者 ③県内に1年以上在住又は県内の企業・団体等に2年以上勤務している者 ※大学入学資格とは以下のとおりです。 ・高等学校(中等教育学校を含む。)を卒業した者 ・通常の課程による12年の学校教育を修了した者 ・学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者

選考日程

出願期間:平成30年11月1日(木)~11月7日(水) 試験日:平成30年11月14日(水) 合格発表日:平成30年11月26日(月)

選抜方法

入学者の選抜は、適性検査及び面接の成績並びに出願書類等の内容を総合して行います。 ※適性検査は「化学」の基礎的内容についての理解度を調べる問題(高等学校学習指導要領の「化学基礎」レベルまでとする。)及び日本語による小論文(一部、英文読解を含む。)とします。 適性検査、面接ともに、アドミッションポリシーに関連したテーマについての設問とします。

適性検査

「化学」の基礎的内容についての理解度を調べる問題及び日本語による小論文(一部、英文読解を含む。) 試験時間:90分 配点:120点

面接

個人面接(受験者1人につき、面接員2~3人を基本とする。) 試験時間:1人10分程度 配点:80点

必要書類

入学志願書、受験票、写真票、履歴書・志願理由書、証明書類、入学考査料、宛名シール、受験票送付用封筒、出願書類提出用封筒 さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。