作成日: 2023年11月14日 最終更新日: 総合型選抜基礎知識
こんにちは!総合型選抜専門塾AOI編集部です!
「農業高校って入試に不利になるってホント?」
「農業出身でも難関大学に合格している先輩がいるの?」
この記事は、農業高校で総合型選抜(AO入試)を検討している人におすすめです。
農業高校出身だと大学側の印象が悪く、総合型選抜(AO入試)が不利になるなんて聞いたことありますよね。
結論から言ってしまうと、農業高校だからと言って合格が難しくなることはありません。
それどころか、農業高校の方が合格に有利になることだってあるんです。
しかし、農業高校の総合型選抜の受験者だけがハマりやすい箇所もあるので注意が必要です。
本記事は、農業高校のあなたが総合型選抜を受験するためのガイドラインになります。
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農業高校の出身者も総合型選抜は受験できます!
さらに、合格率は普通科の高校に比べて高い場合があります。
まずは、「そもそも総合型選抜とはなにか」から復習しましょう!
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総合型選抜とは、出願書類・小論文・面接など総合的な基準により合否が決定される選抜方式です。
この入試のポイントは、各生徒の人間性をしっかりと見た上で、大学とのマッチングによって合否が決まるという点です。
総合型選抜(AO入試)の詳細は、以下の記事で解説しています。
関連記事:『総合型選抜(旧AO入試)のメリット・デメリットを徹底解説!推薦入試との違いは?』
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農業高校から総合型選抜は受けられます。
大学受験の出願資格は、文部科学省が定めています。
その中には、高等学校の卒業資格や高卒認定試験(旧大検)などの条件はありますが、高校のレベルや偏差値などの記載はありません。
つまり、文部科学省が認可した高等学校を卒業していれば、普通科でも農業学科系でも優劣はないというわけです。
AOIでは、優れたメンターの指導により農学部の合格者を毎年輩出しています。
農業高校から総合型選抜を受ける場合のメリットは、3点あります。
(1)農業高校の生徒が有利な大学学部がある
(2)得意なことで勝負できる
(3)上位校を目指せる
総合型選抜(AO入試)、公募推薦で農業高校の生徒に有利な大学があります。
以下が大学の例です!
・東京農業大学
・宮崎大学 農学部
・明治大学 農学部
・日本大学 生物資源科学部
・名城大学 農学部
・近畿大学 農学部
・京都大学 農学部
・東京農工大学 農学部
これらの大学は農学部の推薦入試を実施しているため、農業高校で実績を持っている人は合格する可能性が高いと言えます。
農業高校出身者の場合、得意なことで勝負ができます。
農業高校の場合、興味分野がはっきりしている生徒がとても多くいます。
また、農業高校の学生は、農業技術検定などの資格や植物や動物の命、自然環境に関する経験をしたことのある生徒が非常に多いです。
これらの農業高校の学生が得た資格や経験は総合型選抜(AO入試)で非常に有利に働くのです。
つまり、あなたの得意なことを活かして大学受験に取り組むことができるのです。
関連記事:『学生時代にこんな活動をしていれば総合型選抜(AO入試)に合格できる!』
農業高校は、上位校を目指すのに適した環境です。
なぜなら、上位校の出願資格には評定平均を条件に定めているところが多いのですが、農業高校の場合、普通科と比較して比較的評定平均が得やすい傾向にあるからです。
そのため、農業高校の出身者は、高校の偏差値からは考えられないような大学へチャレンジして成功しています。
実際に、建学以来はじめての快挙として学校の英雄になってパンフレットに紹介されているケースを多く目撃しています。
関連記事:『AOIの合格実績を見る』
農業高校から総合型選抜を受ける場合のデメリットは、2点あります。
(1)周りの友達が受験を意識していない
(2)学力試験が課される場合は対策が必要
農業高校では、大学への進学率が普通科に比べると低いです。
実際に、全日制の高校の場合大学進学率は55%程度ですが、農業高校の場合は14.1%に留まっています。
(参照元:農業高校教育との円滑な接続のための農業高校の大学へのニーズに関する調査)
ここから、農業高校の大学進学へのモチベーションは低いことがわかります。
進学を希望する場合は、ライバルのレベルを知るために塾などの集団に所属するようにしましょう!
関連記事:『AOIで良かったことは、最高の仲間と出会えて受験なのに楽しいこと』
総合型選抜では、学力試験が課す大学もあります。
国立大学などは、共通テストの受験が必須である場合が多くあります。
また、一部の大学でも2次試験の科目の総合問題では、英語・国語・数学などの知識を問われることがあります。
こうした場合、普通科の生徒の方が対策をしているため不利になることが多くあります。
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結論から言うと、農業高校の高校生は、総合型選抜にとても向いています。
なぜなら、農業に関する資格や経験、評定平均、オリジナルな経験を持っているからです。
農業高校高校の出身者は、とてもユニークな生徒が多いです。
変わった経歴をもっていたり、少し人と違った個性を持っています。
こうした経歴や個性は総合型選抜でとても高く評価されます。
総合型選抜を受けた方がいい農業高校の高校生の特徴は以下のとおりです。
(1)自分の夢が人前で語れる
(2)自分の好きなことがある
(3)高校外の活動に積極的に参加している
人前で自分の夢を堂々と語れることはとても重要です。
総合型選抜では、面接試験があるため、このような堂々とした態度は良い評価を得られます。
そのため、自分の夢を人前で語れるような人は総合型選抜(AO入試)に向いています。
農業に関してやりたいことがある人は総合型選抜に向いています。
普通科に比べて、自分の好きなことに専念できるという理由で農業高校を選択している人はとても多くいますが、こういう生徒は総合型選抜(AO入試)に向いています。
なぜなら、総合型選抜(AO入試)は自分の好きな分野が明確に決まっている人が有利になる受験だからです。
農業高校の出身者は、校外活動に積極的である場合が多いです。
校外のボランティアや農家などで精力的に活動している人は、総合型選抜(AO入試)でも高く評価されます。
以上が、農業高校の生徒が総合型選抜(AO入試)に向いている理由です。
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農業高校の学生は、総合型選抜の対策を受講するべきです。
なぜなら、高校だけでは総合型選抜(AO入試)に特化した対策が限られているからです。
小論文や総合問題など学力試験の側面もあるため、それらを総合的に対策できる環境に身を置くことが必要です。
あなた持つ個性的な経験を武器にするためには、正しい表現方法や客観的な評価が必要になります。
そのため、プロの講師の手を借りて自己分析をしてもらうことで試験官の目を引くエピソードに仕上げることができます。
関連記事:『AOIの授業内容を見る』
農業高校の出身者は大学への進学率が低いです。
あなたが受験することは、大学にとって新鮮な印象になります。
そして、その新鮮さが好印象に変われば合格は手堅くなるでしょう!
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