作成日: 2017年11月7日 最終更新日: 面接/プレゼン/GD
面談と面接の違いって何でしょう?
意外と知らないという方も多いのではないでしょうか。
大学の総合型選抜(AO入試)や推薦入試で行われる「面談」と「面接」の違いについてまとめました。
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まずは、「面談」と「面接」の違いについて確認しておきましょう。
この二つの違いを聞かれても答えられないという方は多いのではないでしょうか?
違いがわからないまま試験に挑んでしまうと、大きなミスを犯してしまう可能性もあります。
違いが分からないままで終わらせず、必ずチェックしておきましょう。
様々な観点から受験生を評価するのが面接です。
総合型選抜(AO入試)や推薦入試における面接には、様々な種類がありますが、どの面接も合否判定に直接影響があると認識しておいて問題ありません。
また、自己PRはもちろん、大学や学部・学科についての理解を深められる良い機会にもなります。
・大学の求める人物像に合っているか
・コミュニケーション能力を主にチェックする
・面接官は複数または一人
・10~30分程度
・調査書・志望理由書などを参考に質問される
・一つの内容を掘り下げて質問される
個人面接は多くの大学で行われている最もスタンダートな面接方法です。
事前に提出している志望理由書や調査書をもとに質問をされることが多いです。
提出する書類をコピーしておき、事前にどんな質問がされるのか想定しておきましょう。
家族や友人、先生に協力してもらい面接の対策をしておくことがベストです。
面接中は緊張を和らげるため、面接官の眉間や鼻の頭りを見ながら自然に話すことを心がけましょう。
「なぜ、本学・学部を選んだのか」
「なぜ総合型選抜(AO入試)を受験したのか」
「入学後どんなことを学びたいか」
「将来、どんな仕事に就きたいのか」
「一番印象に残っているのは何か」
「あなたの高校はどんな学校だったのか」
・他の受験生と比較して評価される(相対評価)
・話す時間は短い
・面接官は複数もしくは一人
・受験者は複数
・積極的に意見を述べるのと良い
・他の人の発言に惑わされないよう気をつける
・他の受験者の回答もしっかり聞いておく
・落ち着き、静かにしておく
集団面接は、受験生の数が多い大学でよく行われる面接方式で、受験生を相対評価するために用いられた方法です。
他の受験生と同じ質問をされることもあれば、一人一人違った質問をされる場合もあります。
基本的には自分の意見を通すのが良いですが、もし他の受験生と表現が重複してしまう場合は、多少オリジナル性を加えて回答することで、自分らしさをアピールすることができます。
他の受験生に惑わされないように自分に自信を持って挑みましょう。
関連記事:『【大学入試の面接対策】合格するために必要な面接対策を合格率97.7%の専門塾が徹底解説!』
「なぜ本学・学部を選んだのか」
「なぜ総合型選抜(AO入試)を受験したのか」
「入学後どんなことを学びたいか」
「将来、どんな仕事に就きたいのか」
「一番印象に残っているのは何か」
「あなたの高校はどんな学校だったのか」
「〇〇さんの意見を聞いてどう思いますか?」
関連記事:『大学入試の集団面接のコツや対策方法を専門塾が徹底解説します!』
・与えられたテーマに関して、複数の受験者で話し合う
・時間制限がある自分の意見を発言する(根拠も必要)
・他人の意見もしっかり聞く
・グループの意見をまとめる
・最初に役割を分けよう
グループディスカッションとは、10人くらいまでの集団で一つのテーマについて話し合っている様子を試験官がチェックする形式の面接です。
主に主体性、リーダーシップ、協調性などが評価ポイントとして見られます。
役割分担を積極的に決めていったり、自分の役割に集中して仕事をこなしたりと、自分の適性に合うことをやっていきましょう。
リーダーは全体の意見をうまくまとめて、また他の人の意見を聞き出す能力が求められています。
それ以外のメンバーも、メモ係やテーマの趣旨をよく考えてはっきりと根拠を持って自分の意見を述べましょう。
グループディスカッションは意見を競うディベートとは異なり、選ばれたメンバー同士で協力して議論を活性化させることが高評価につながります。間違っても否定的な意見ばかり言うのは避けましょう。
「大学受験において重要だと思うこと」
「自己分析において必要なこと」
「〇〇の問題についてどう思いますか」
「この資料から何がわかりますか」
「日本はカジノ法を凍結するべきか」
関連記事:『【大学入試】グループディスカッションの対策について総合型選抜専門塾が解説!』
・論理的思考力が評価される
・プレゼン能力がチェックされる
・最近のニュースなどについて聞かれることもある
・学生の意欲が見られている
・黒板・ホワイトボードを使って回答するケースもある
・シミュレーションをしておくのがオススメ¥口頭試問とはいわゆる筆記試験を面接形式で行う手法です。
面接官と向かい合って座り、面接官の質問に対して回答していくスタイルです。
よく、口頭試問を通常の面接と同じように解釈して、準備を何もしない受験生もいるようですが、口頭試問は時事問題や一般常識などについての知識や学力を問われるため準備が必要です。
関連記事:『大学入試の面接・口頭試問(個人面接)のコツを総合型選抜専門塾が伝授!』
AOIでは、全ての試験方式の対策をすることができます。
面接官にとっては、受験生が学びたいテーマを明確にし、しっかりと目的意識を持っているかどうかが最大のチェックポイントです。
学校側は、能力や知識がたくさんあることよりも、入学してから活躍できる人材がどうかを見極めようとしています。
そのため、志望する学校や分野、授業内容への理解度や、学習意欲・熱意を強くアピールする必要があります。
このとき、自分の方針と大学側の方針が合致していないと面接官には「他の大学でも良いのでは?」と思われてしまいます。
面接官の話をしっかりと聞き、正しく応対することも重要なポイントです。
緊張のあまり質問に対して的外れな回答をしてしまう場合があるので、事前に面接の対策をしておきましょう。
また、面接内容だけではなく、もちろん面接中のマナーや身だしなみ、言葉遣いも面接での大きな評価項目になります。
関連記事:『大学受験の面接マナー|評価ポイントについて大学入試のプロが解説』
大学によっては、面談と面接の違いを明確にしていないところもあるようです。
しかし、基本的に面談は「気軽に受験生の話を聞く」など、合否判定には直接影響しない場合もあります。面接と面談の意味をそれぞれ辞書で調べてみました。
同じような意味を持っているように思いますが、面接は明らかに試験目的であることに対して、面談は直接会って話をすることを目的としています。
面談で主に質問される内容は以下の通りです。
・どうして本学を選びましたか?
・なぜこの学部を選びましたか?
・オープンキャンパスには来られましたか?感想はいかがでしたか?
・入学に関することで何か質問はありますか?
・本学で一番やりたいことはなんですか?
・大学卒業後の進路の希望はありますか?
このように、面談では受験生の大学に対する認識や意志について確認する場です。
積極的に気になることを質問していくのがおすすめです。
なお、面談・面接のどちらの場合でも、入室の方法、座り方、質問者への対応、服装などのマナーは必ず事前に勉強しておきましょう。
結論から言うと、面談であったとしても対策は必要です。
なぜなら、面談は合否に影響を与える可能性があるためです。大学は受験生の人間性や意欲を理解するために面談を行い、そこでの受験生の態度や表現は評価されることがあります。自己表現がしっかりできることで、大学に良い印象を与えられ、合格への一助となる可能性があります。
次に、面談を通じて大学との信頼関係を築くことが重要です。受験生が自分の意見や志望動機をしっかり伝えることで、大学側が受験生に対して親近感や信頼感を抱くことができます。この信頼関係は、合格後の支援やアドバイスを受ける際にも大切です。
さらに、面談は自己アピールの場でもあります。受験生が自分の興味や将来の目標を明確に伝えることで、大学側に自分の存在を印象づけることができます。これにより、他の受験生と差別化し、自分を強くアピールすることが可能になります。
よって、面談であったとしても、対策はしっかりと行いましょう。
模擬面接は、実際の面接状況を再現し、自己評価と改善のための非常に効果的なトレーニングです。
何度も繰り返し模擬面接を行うことで、緊張感を和らげ、自信を持って自己PRができるようになります。
これにより、自分の強みや改善点を自然体で面接官に伝えることができ、面接本番でのパフォーマンスが向上することが期待できます。
しかし、学校や保護者との練習は緊張感がないため、外部の人とも行うことをお勧めします。
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また、いかにも合わせて読みたい面接の記事を掲載しますので、参考にしてみてくださいね。
模擬面接:『大学受験の模擬面接をしてくれるオススメサービスを紹介』
質問例:『【面接対策】総合型選抜(AO入試)面接の質問例・回答例12選』
面接マナー『大学受験の面接マナー|評価ポイントについて大学入試のプロが解説』
集団面接:『大学入試の集団面接のコツや対策方法を専門塾が徹底解説します!』
失敗例:『【大学面接の失敗例】面接でやってはいけないことを大学受験のプロが紹介』
大学面接や面談での成功には、自己分析を通じて説得力のある自己PRを行うことが重要です。
まず、自己分析を通じて長所と短所を洗い出し、それぞれの特徴を具体的なエピソードで補強することが求められます。
たとえば、協調性や決断力などの長所を説明する際には、過去の実績やプロジェクトでの役割を通じて具体的なエピソードを提供することで、面接官に対する説得力を高めることができます。
短所を伝える際にも、ただ単に問題点を挙げるのではなく、それをどのように改善しようとしているのか、またその努力がどのような結果をもたらしたかを話すことで、前向きな印象を与えることができます。
面接前の準備としては、模擬面接を実践し、フィードバックを受けながら自己PRの内容をブラッシュアップすることが大切です。
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