作成日: 2019年5月22日 最終更新日:

愛知県立大学の推薦入試対策

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愛知県立大学のアドミッションポリシー

愛知県立大学公式ホームページでは、各学部のアドミッションポリシーを以下の通り定めています。

外国語学部

基礎的な学力を身につけ、特に英語や論理的思考に秀で、かつ日本語による文章表現能力をそなえた人。(知識・技能、思考力・判断力・表現力等)
外国語や異文化、国際問題や国際交流に強い関心があり、それに関わる専門科目とともに広く深い教養を学ぶことによって、地域社会や国際社会の発展のために貢献したいという高い志と意欲がある人。(主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)

日本文化学部

①知識・技能

世界の中での日本文化を理解するために必要な、国語・社会に関する幅広い知識と関心をもつ人。

②思考力・判断力・表現力等

社会や文化のあり方について、論理的に思考・判断し、それを他者に表現できる人。

③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

地域・社会に主体的に関わる意欲をもち、それを世界に発信する態度を有する人。

教育福祉学部

現代社会が抱える教育や福祉の問題に深い関心をもち、地域社会に貢献しようとする高い志と意欲のある人。
教育・福祉の専門的知識と技術を学際的に学ぶための基礎的な学力をそなえた人。
教育・福祉に関わる多様な問題を科学的に把握し、その解決方法を探究する土台となる論理的思考力をそなえた人。
教育・福祉の専門性を発揮しながら主体的に多様な他者や文化を理解し、協働するための基礎となるコミュニケーション力をそなえた人。

看護学部

①知識・技能

多様な人々と連携・協働するために必要な日本語力と英語力、生命現象を理解するために必要な理科と数学の基礎学力、社会の動きを理解するために必要な地理・歴史、公民の基礎学力をそなえた人。

②思考力・判断力・表現力等

論理的に思考、判断し、その結果を自分の意見として伝えることができる人。

③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

看護に関心をもって積極的に学習する意欲がある人。
人間や人間を取り巻く社会の変化に関心をもち、人に対する思いやりがあり、人と関わることができる人。

情報科学部

①知識・技能

高等学校で身につけるべき基礎的な知識・技能、特に数学や理科の力を備えた人

②思考力・判断力・表現力等

基礎的な知識・技能を元にして問題を解決できる論理的思考力、ならびに自らの考えを表現する力を備えた人

③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

情報科学に強い関心があり、その知識と技術を高めることによって社会の発展のために自らを生かしたいという意欲のある人

愛知県立大学の推薦入試の実施状況

愛知県立大学の推薦入試は、センター試験を課さない推薦入試(愛知県内枠)とセンター試験を課す推薦入試(全国枠)の2種類があります。それぞれの募集人員は以下の通りです。

センター試験を課さない推薦入試(愛知県内枠)

センター試験を課さない推薦入試(愛知県内枠)は、全学部(外国語学部、日本文化学部、教育福祉学部、看護学部、情報科学部)で実施されています。

外国語学部

米英学科10人
フランス語圏専攻3人
スペイン圏専攻3人
ドイツ語圏専攻3人
中国学科3人
国際関係学科3人

日本文化学部

国語国文学科5人
歴史文化学科5人

教育福祉学部

教育発達学科2人
社会福祉学科5人

看護学部

看護学科15人

情報科学部

情報科学科18人

センター試験を課す推薦入試(全国枠)

センター試験を課す推薦入試(全国枠)は、外国語学部と看護学部で実施されています。

外国語学部

英米学科12人、フランス語圏専攻6人、スペイン圏専攻6人、ドイツ語圏専攻6人、中国学科6人、国際関係学科7人

看護学部

看護学科25人

愛知県立大学のセンター試験を課さない推薦入試の募集概要

愛知県立大学公式ホームページでは、センター試験を課さない推薦入試の募集概要を以下の通り定めています。

出願資格

外国語学部

以下の1、2を共に満たしている者

1 愛知県内の高等学校又は中等教育学校を平成31年3月31日までに卒業見込みの者で、学業成績及び人物に優れ、出身学校長が責任をもって推薦できる者であり、合格した場合、本学に入学することを確約できる者
2 学業成績に関して、次のいずれかに該当する者
(1)外国語(英語)の3年次1学期まで(2期制の学校では3年次前期まで)の評定平均値が5段階評価で4.0以上であること
(2)(公財)日本英語検定協会・実用英語技能検定(英検)準1級以上を取得していること
(3)出願締切日から過去2年以内に受験した(一財)国際ビジネスコミュニケーション協会 TOEIC(L&R)(公開テストに限る。)において、650点以上を取得していること
(4)出願締切日から過去2年以内に受験した国際教育交換協議会 TOEFLにおいて、次のいずれかに該当する者
ア PBT 533 点以上
イ iBT 72 点以上

日本文化学部

以下の1、2を共に満たしている者

1 愛知県内の高等学校又は中等教育学校を平成31年3月31日までに卒業見込みの者で、学業成績及び人物に優れ、出身学校長が責任をもって推薦できる者であり、合格した場合、本学に入学することを確約できる者
2 日本の文学や文化に関心を有し、それを歴史上の展開を踏まえつつ深く探求したいという意欲と、その前提となる言語運用能力及び論理的思考力を身につけている者
具体的には、志願する学科ごとに次に掲げる条件を満たしていること

・国語国文学科…国語の3年次1学期まで(2期制の学校では3年次前期まで)の評定平均値が5段階評価で4.0以上であること。
・歴史文化学科…国語と外国語(英語)の3年次1学期まで(2期制の学校では3年次前期まで)の5段階評価で、その2教科(科目)の合算した評定平均値が3.8以上(小数点以下第2位を切捨て)であること。

教育福祉学部

以下の1、2を共に満たしている者

1 愛知県内の高等学校又は中等教育学校を平成31年3月31日までに卒業見込みの者で、学業成績及び人物に優れ、出身学校長が責任をもって推薦できる者であり、合格した場合、本学に入学することを確約できる者
2 次に掲げる条件を満たしていること
・両学科とも3年次1学期まで(2期制の学校では3年次前期まで)の評定平均値が5段階評価で3.9以上であること。
・教育発達学科…子どもの教育・文化・福祉等の活動に積極的に参加した者、又はこれらの活動に強い関心を持つ者
・社会福祉学科…現代社会における福祉課題に関心があり、その解決を通じた地域社会への貢献に対する高い志と熱意のある者

看護学部

以下の1、2を共に満たしている者

1 愛知県内の高等学校又は中等教育学校を平成31年3月31日までに卒業見込みの者で、学業成績及び人物に優れ、出身学校長が責任をもって推薦できる者であり、合格した場合、本学に入学することを確約できる者
2 次の要件を全て満たす者

(1)外国語(英語)、数学、理科の3年次1学期まで(2期制の学校では3年次前期まで)の評定平均値が5段階評価でそれぞれの教科において3.8以上であること
(2)特に看護学の勉学を強く希望し、将来はその専門分野において実践・指導に携わることを決意している者

情報科学部

以下の1、2を共に満たしている者

1 愛知県内の高等学校又は中等教育学校を平成31年3月31日までに卒業見込みの者で、情報科学における学問・研究に強い興味を持ち、学業成績及び人物に優れ、出身学校長が責任をもって推薦できる者であり、合格した場合、本学に入学することを確約できる者
2 外国語(英語)、数学、理科の3年次1学期まで(2期制の学校では3年次前期まで)の評定平均値が5段階評価でそれぞれの教科において3.8以上であること
3 外部英語検定試験に関して、次のいずれかに該当する者
①(公財)日本英語検定協会・実用英語技能検定(英検)準2級以上を取得していること
②出願締切日から過去2年以内に以下のいずれかの試験を受験していること
・GTEC(検定受験のみ)
・GTEC for STUDENTS(R,L,W)(検定受験のみ)
・GTEC CBT
・TOEIC(L&R)(公開テストのみ)
・TOEIC(L&R)(S&W)(公開テストのみ)
・TOEFL Junior Comprehensive(公開テストのみ)
・TOEFL iBT
・TOEFL Junior Standard(公開テストのみ)

選考日程(令和2年度)

出願期間:令和元年11月1日(金)~11月7日(木)
試験日:令和元年11月23日(土)/第2次選考 令和元年12月7日(土)
合格発表日:令和元年12月2日(月)/第2次選考 令和元年12月17日(火)

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選考方法

大学入試センター試験及び個別学力検査を免除し、適性検査、小論文、出願書類、面接による選考により選抜します。

外国語学部

第1次選考:出願書類及び適性検査〔英語(筆記)及び英語(リスニング)〕
第2次選考(第1次選考合格者のみ):面接

日本文化学部

第1次選考:出願書類及び小論文
第2次選考(第1次選考合格者のみ):面接

教育福祉学部

第1次選考:出願書類及び小論文
第2次選考(第1次選考合格者のみ):面接

看護学部

出願書類、小論文及び面接

情報科学部

出願書類、適性検査〔数学・理科・英語(外部英語検定試験の結果)〕及び面接

必要書類

入学願書・受験票・入学検定料納付証明書貼付票・照合写真票・推薦書・志願理由書・受験票送付用封筒・第1次選考結果通知書送付用封筒・調査書・学業成績に関する証明書

愛知県立大学のセンター試験を課す推薦入試の募集概要

愛知県立大学公式ホームページでは、センター試験を課す推薦入試の募集概要を以下の通り定めています。

出願資格

以下の(1)、(2)、(3)を共に満たしている者

(1)高等学校又は中等教育学校を平成30年3月に卒業した者又は平成31年3月31日までに卒業見込みの者で、学業成績及び人物に優れ、出身学校長が責任をもって推薦できる者であり、合格した場合、本学に入学することを確約できる者

外国語学部

(2)外国語や異文化、国際問題や国際交流に強い関心があり、それに関わる専門科目とともに広く深い教養を学ぶことによって、グローバル人材として地域社会や国際社会の発展のために貢献したいという高い志と意欲がある者
(3)平成31年度大学入試センター試験において本学が指定する教科・科目を受験した者

看護学部

以下の(1)、(2)、(3)を共に満たしている者

(2)看護学、人間及び人間を取り巻く社会の変化に強い関心があり、それに関わる専門科目とともに広く深い教養を学ぶことによって、地域社会や国際社会での人々の健康の保持・増進のために貢献したいという高い志と意欲がある者
(3)平成31年度大学入試センター試験において本学が指定する教科・科目を受験した者

選考日程(令和2年度)

出願期間:令和2年1月21日(火)~1月27日(月)
試験日:令和2年2月8日(土)
※外国語学部は適性検査、小論文及び面接などは課さない
合格発表日:令和2年2月12日(水)

選考方法

外国語学部

出願書類及び平成31年度大学入試センター試験の成績から選抜します。

看護学部

出願書類、平成31年度大学入試センター試験の成績及び面接により選抜します。

必要書類

入学願書・受験票・入学検定料納付証明書貼付票・照合写真票・推薦書・志願理由書・受験票送付用封筒・調査書

愛知県立大学の推薦入試の倍率

最後に、愛知県立大学の平成30年度の倍率をご紹介いたします。

センター試験を課さない入試

外国語学部

英米学科:募集人数10人・志願者数30人・受験者数30人・倍率3.0倍
フランス語圏専攻:募集人数3人・志願者数10人・受験者数10人・倍率3.3倍
スペイン語圏専攻:募集人数3人・志願者数17人・受験者数17人・倍率5.7倍
ドイツ語圏専攻:募集人数3人・志願者数6人・受験者数6人・倍率2.0倍
中国学科:募集人数3人・志願者数9人・受験者数9人・倍率3.0倍
国際関係学科:募集人数3人・志願者数17人・受験者数17人・倍率4.3倍

日本文化学部

国語国文学科:募集人数5人・志願者数27人・受験者数27人・倍率5.4倍
歴史文化学科:募集人数5人・志願者数13人・受験者数13人・倍率2.6倍

教育福祉学部

教育発達学科:募集人数4人・志願者数15人・受験者数15人・倍率3.8倍
社会福祉学科:募集人数5人・志願者数14人・受験者数14人・倍率2.3倍

看護学部

募集人数計15人・志願者数64人・受験者数64人・倍率4.0倍

情報科学部

募集人数計18人・志願者数42人・受験者数42人・倍率1.9倍

センター試験を課す入試

外国語学部

英米学科:募集人数12人・志願者数54人・受験者数54人・倍率3.9倍
フランス語圏専攻:募集人数6人・志願者数24人・受験者数24人・倍率4.0倍
スペイン語圏専攻:募集人数6人・志願者数24人・受験者数24人・倍率4.0倍
ドイツ語圏専攻:募集人数6人・志願者数10人・受験者数10人・倍率1.7倍
中国学科:募集人数6人・志願者数19人・受験者数19人・倍率2.7倍
国際関係学科:募集人数7人・志願者数39人・受験者数39人・倍率4.7倍

看護学部

募集人数計25人・志願者数64人・受験者数64人・倍率2.5倍

さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。