作成日: 2018年9月29日 最終更新日:

桃山学院大学の総合型選抜(旧AO入試)対策【2022年度入試版】

桃山学院大学は、大阪府和泉市にキャンパスのある私立大学です。2019年4月には経営学部ビジネスデザイン学科をスタートさせ、さらに2020年にはあべの新キャンパスを開設するなど、時代のニーズに合わせてさらなる進化を遂げています。今回は、桃山学院大学の総合型選抜(旧AO入試)情報をはじめ、総合型選抜(旧AO入試)の倍率や併願の有無についてご紹介していきます。

桃山学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の難易度は?

桃山学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の難易度はどの学部も決して高くはないと言えます。偏差値で言えば、最も低い学科は社会学部社会福祉学科の37.5、最も高い学科は社会学部社会学科、経営学部経営学科の45.0です。全国平均よりやや劣る程度の偏差値と言えるため、難易度はそれほど高くはないでしょう。
倍率については後ほど詳しくご説明しますが、どの学部・学科もあまり高くなくチャレンジしやすいです。
また、桃山学院大学の総合型選抜(旧AO入試)では併願が可能なことも特徴です。桃山学院大学が第一志望校という方には魅力的ですね。

桃山学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の倍率は?

2020年の総合型選抜(AO入試)の倍率は以下の通りです。

総合型選抜(専願制)

・倍率
国際教養学部 英語・国際文化学科:1.0倍
社会学部 社会学科:1.1倍
社会学部 社会福祉学科:1.1倍
法学部 法律学科:1.0倍
経済学部 経済学科:1.0倍
経営学部 経営学科:1.2倍

総合型選抜(併願制 12 月)

・倍率
国際教養学部 英語・国際文化学科:1.0倍
社会学部 社会学科:1.1倍
社会学部 社会福祉学科:1.3倍
法学部 法律学科:1.0倍
経済学部 経済学科:1.0倍
経営学部 経営学科:1.3倍

桃山学院大学の場合、総合型選抜(AO入試)の併願受験者のことを考慮し合格者を多めに出しているため、倍率が高くても倍率で難易度を測る必要はありません。

総合型選抜を1分で完全理解する!

桃山学院大学が魅力的な理由

桃山学院大学の魅力は、国際的な交流が盛んな点にあります。グローバル化が進む現代社会において、世界的な視野を持った人材の育成に取り組んでいます。積極的に留学生を受け入れているため、キャンパスライフを送る中で自然と世界を意識した環境で勉強に励むことができます。国際的なカリキュラムも充実しており、海外留学の助成金制度も充実しているため、留学をしたいという人にとっては非常に魅力的な大学と言えます。
また、倍率は1.0~2.2倍程度と低い傾向にあるため、ライバルが少なく合格のチャンスが大きいと言えますし、条件によっては併願も可能なため、受験生にとってはとても魅力的です。

桃山学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の募集人数及び指定要件(学部・学科別)

桃山学院大学の2021年度総合型選抜(AO入試)の募集人数及び指定要件を学部別、学科別にご紹介していきます。選考方法やアドミッションポリシーや併願の有無、倍率についてなど、総合型選抜(AO入試)を検討している人は必ず抑えておきたい情報をまとめました。

総合型選抜(専願制)入試日程

出願期間:
2021年9月22日(水)〜10月4日(月)※締切日消印有効

試験日:
2021年10月17日(日)

合格発表:
2021年11月1日(月)※UCAROで確認

入学手続期間:
1次:2021年11月1日(月)〜11月12日(金)
2次:2021年11月1日(月)〜11月126日(金)

総合型選抜(専願制)出願資格

下記の1~3までの全てに該当する人が受験できます。
1. 合格した場合、必ず本学に入学する意志がある者。(専願)
2. 各学科の定める「求める学生像」に合致する者。
3.下記(1)(2)(3)の出願区分のいずれかに該当する者。

(1)一般受験生対象 次の①から③のいずれかに該当する者。

① 高等学校(中等教育学校を含む)を卒業した者、または2022年3月31日までに卒業見込みの者。
※調査書について:卒業見込みの者については、在籍校において発行しうる最新の成績を反映したものとすること。

② 通常の課程による12年の学校教育を修了した者(特別支援学校の高等部修了者、高等専門学校の3年次修了者)、または2022年3月31日までに修了見込みの者。

③ 学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者、または2022年3月31日までにこれに該当する見込みの者。

(2)海外帰国生対象 次の①②のいずれかに該当する者。

① 日本国籍を有する者または日本に永住する外国人で、下記のア)からウ)のいずれかに該当する者。 
ア)【外国の高等学校卒業(修了)または卒業(修了)見込みの者】
外国において正規の教育課程にもとづく高等学校に1年6カ月以上継続して在籍し、日本における通常の課程における学校教育期間を含めて12年の課程を卒業(修了)、または2022年3月31日までに卒業(修了)見込みの者。
イ)【日本の高等学校(中等教育学校を含む)を卒業または卒業見込みの者】
外国において正規の教育課程にもとづく中学校・高等学校の課程に2年以上継続して在籍、または小学校・中学校の課程に通算6年以上、または継続して4年以上(中学校の課程を1年以上含む。)在籍し、日本の高等学校(中等教育学校を含む)を卒業または2022年3月31日までに卒業見込みの者。
ウ)【IB等の資格取得者】
国際バカロレア資格(国際バカロレア事務局)、アビトゥア資格(ドイツ)、バカロレア資格(フランス)、GCEA(イギリス)のいずれかを取得した者。
【注】
a.外国に設置された学校には、日本の学校教育に準拠した教育をおこなっている学校(在外教育施設)を含む。
b.12年の正規教育課程における繰り上げ卒業(早卒業)者については、12年の課程を修了したものと認める。

②中国帰国生徒として日本の高等学校に入学し、日本の高等学校を卒業または2022年3月31日までに卒業見込みの者。

(3)外国人生徒対象
外国人生徒として日本の高等学校に入学し、日本の高等学校を卒業または2022年3月31日までに卒業見込みの者。

総合型選抜(専願制)を実施している学部・学科

経営学部 経営学科

求める学生像:
[教育理念]
経営学部では社会の変化に柔軟に対応するため、経営の理論と実際を学び、また幅広い教養を身につけ、それらを適切に活用できることを重視し、人生 100 年時代をしなやかに生き抜くビジネスパーソンを育成する。
[求める学生像]
経営学部が求める学生は、上記の教育理念を理解し、経営学部が実施する専門教育・基礎教育・実践教育を通して、自ら考え積極的に行動する力を身につけたいという意欲の高い学生である。

選考方法:
基礎能力検査       40/100点(30分)
志望理由書        10/100点
小論文         30/100点(30分)
グループディスカッション 20/100点(15分)

ポイント:
基礎能力検査
全学部共通の基礎能力検査が実施されます。この基礎能力検査では大学での学びに必要となる数的処理能力や文章読解能力、言語能力を測る基礎的な問題を出題されます。

志望理由書
「求める学生像」への一致と、志望理由について具体的に記述してください。
小論文
当日発表されるテーマをもとに小論文の作成を行います。

グループディスカッション
当日発表されるテーマをもとにグループディスカッションを行います。なお、グループディスカッションにあたっては、役割分担がなされる場合もありますが、担当した役割そのものが評価対象となることはありません。

経済学部 経済学科

求める学生像:
[教育目標]
経済学部の理念・目的は、「経済、産業および貿易に関する理論と実際について研究、教授し、国際社会に活躍しうる
人材の育成につとめる」(学則第 3 条1項)ことにあります。これのもとで建学の精神をもふまえた経済学部の教育目
標は、「激動する現代の経済社会問題を広い視野から見つめ分析することのできる人材の育成」です。
[求める学生像]
経済学部では、この教育目標を理解し、社会の動きに関心を持ってさまざまなことに積極的にチャレンジする意欲のある学生を求めています。
 そのために、一般選抜 ・ 推薦選抜 ・ 総合型選抜など、多様な入試制度を設けて学生を受け入れています。特に、総合型選抜では学部独自の試験を行って、意欲や特技を持つ個性的な学生を積極的に受け入れています。

選考方法:
基礎能力検査       30/100点(30分)
志望理由書        20/100点
学科の指定課題     30/100点
面接          20/100点

ポイント:
基礎能力検査
大学での学びに必要となる数的処理能力や文章読解能力、言語能力を測る基礎的な問題を出題します。

志望理由書
「求める学生像」への一致と、志望理由について具体的に記述してください。
※経済学部では、上記の教育目標を理解し、社会の動きに関心を持ち、さまざまな事柄にチャレンジする、意欲ある学生を求めています。
特に総合型選抜では、下記の1および2に当てはまる人物を評価します。
   1 現代の経済社会問題に関心がある者。
   2 高等学校時代に積極的にチャレンジした経験があり、それを客観的に証明できる者。
例えば生徒会長やクラブ部長経験、英検準2級などの資格取得、都道府県大会での優れた成績など。志望理由書では上記を踏まえ、「求める学生像」への一致と、志望理由について具体的に記述してください。

学科の指定課題
経済学科が提供するオンデマンド教材(応募者のみ閲覧可能な本学インターネットサイトで公開予定)を視聴して、準備学習をします。準備学習は、図表データや文献、ヒアリング調査などの情報に基づく、経済社会の分析に関する内容です。
試験当日には、準備学習のポイントを確認する講義を受け、準備学習と講義を元にした筆記試験があります。

面接
志望理由書に基づいた個人面接を実施します(ただし場合によりグループ面接となることがあります)。

社会学部 社会学科

求める学生像
[教育理念]
社会学部社会学科は社会研究(social study)を通して、現代社会を多様な視点から理解し、自主的かつ論理的に考え、総合的に判断し行動する<世界市民>と呼ぶに値する学生を育てることを目標としています。
[求める学生像]
社会学科では、鋭い分析力と熱い実行力を備えた人間になってほしいと期待しています。社会学を基礎に幅広い知識を持った、柔軟でバランスのとれた見方と思考のできる学生を求めます。

選考方法:
基礎能力検査    30 点 /100 点(30分)
志望理由書     20 点 /100 点
小論文(学科独自) 30 点 /100 点(50分600字程度)
面 接       20 点 /100 点(面接官2名 受験生2〜3名集団面接 30分前後)

ポイント:
基礎能力検査
大学での学びに必要となる数的処理能力や文章読解能力、言語能力を測る基礎的な問題が出題されます。

志望理由書
志望理由書はご自身が「求める学生像」にどう当てはまるかを明記したうえで、志望理由を具体的に記述してください。志望理由書では主に「志望理由の明確さ」、「求める学生像との一致」、「入学後の学習計画の明確さ」について評価されます。

小論文
小論文は選考実施日の当日におこない、「内容の理解度」、「文章表現の能力」、「考えの論理性」について評価されます。事前に社会学とはどういうものかを調べておいてください。たとえば、日本社会学会のウェブサイト
 「社会学への誘い:高校生・進路を考えているみなさんへ」などが参考になります。https://jss-sociology.org/school/

面接
面接担当者 2 名、受験生 2 〜 3 名での30 分前後のグループ面接。面接では志望理由書や小論文について口頭試問をおこない、総合的に判断されます。

社会学部 ソーシャルデザイン学科

求める学生像
[教育理念]
社会学部ソーシャルデザイン学科(福祉)は、建学の精神である『自由と愛の精神』に基づき、変化する社会の中で、社会福祉問題の本質を科学的に認識する力と問題解決のための優れた実践力を持ったソーシャルワーカーを養成することを目標としています。
[求める学生像]
ソーシャルデザイン学科(福祉)では、ヒューマニズムの精神、ボランティアの精神、アクティブな行動力を持つ実践家として、社会福祉や保健医療の施設・団体職員や福祉分野の公務員として働く意欲を持つ人を求めます。

選考方法:
基礎能力検査          30 点 /100 点(30分)
小論文(模擬授業を聞いた上で) 30 点 /100 点(20分授業を聞いて40分800 時程度で書く)
面接(志望理由書含む)     40 点 /100 点

ポイント:
基礎能力検査
大学での学びに必要となる数的処理能力や文章読解能力、言語能力を測る基礎的な問題に加え、社会への関心の高さ
を問う時事問題を出題します。

小論文
小論文は、模擬授業を聞いてもらった上で、その時に提示するテーマに基づき、書きます。

面接
グループ面接(10 分程度。志願者数に応じ、個人面接となる場合もあります)は、これまでの勉強や活動をふまえて、入学後の勉学の方向性と進路希望について明確に述べないといけません。

国際教養学部 英語・国際文化学科

求める学生像:
国際教養学部英語・国際文化学科の教育目標は、グローバル化が進展する 21 世紀の世界において、幅広い教養をもち、氾濫する情報に流されることなく主体性をもって行動する「世界の市民」を養成することです。 この教育目標と各コースの教育内容をよく理解した上で、国際教養学部で学ぼうとする明確な意欲を持っていることが、入学者受入れの基本的な条件となります。具体的には次のような人が入学することを求めています。

  1. 日本も含め世界諸地域の文化、歴史、社会などに関心を持ち、積極的に学んでいこうとする人
  2. 高い語学力と異文化コミュニケーション能力を身につけて、国内のみならず世界で活躍することを希望する人
    そのために必要な基礎学力と学習態度・習慣を高等学校までの段階でしっかりと身につけていることも必要となります

選考方法:
基礎能力検査           30 点 /100 点(30分)
志望理由書            20 点 /100 点
と、次の 2 つより選考方法を選択
1、プレゼンテーションおよび面接  50 点 /100 点
2、プレゼンテーションおよび面接   30 点 /100 点
各語学検定の指定級以上の合格  20 点 /100 点

ポイント:
礎能力検査
基礎能力検査では大学での学びに必要となる数的処理能力や文章読解能力および基礎的な英語力を測る問題が出題されます。

志望理由書
志望理由書は「求める学生像」の1または2のいずれに当てはまるかを明記したうえで、志望理由を具体的に記述してください。

プレゼンテーションおよび面接
プレゼンテーションおよび面接は、面接担当者2名、受験生 1 名で行います。プレゼンテーション(10 分以内)では、事前にホームページで公表する資料の内容をまとめたうえで、それについて自分の考えを述べてください。プレゼンテーションの際、資料やメモなどの持ち込みは不可ですが、ホワイトボード(縦 90 センチ×横 180 センチ)の使用はできます。
 その後、プレゼンテーションに対する質疑応答を行うと同時に、志望理由書や調査書に基づいた面接(15 分程度)を行います。

法学部 法律学科

求める学生像:
法学部は、社会人としての基礎的教養や倫理観とともに法律知識および法的思考力をもった人材を養成することを目的とし、次のような学生を求めます。
1.社会問題に高い関心をもっている学生
2.言語能力、論理的思考力を活かして自ら社会で活躍する意欲のある学生
3.広い視野をもち、他者を尊重することのできる学生

基礎能力検査    20 点 /100 点 (30分)
志望理由書     10 点 /100 点 
ディベート     30 点 /100 点(テーマ:「SNS 上の『悪口』を法律で禁止することの是非について」) 
小論文       10 点 /100 点(テーマ:上記と同じ)
プレゼンテーション 10 点 /100 点(テーマ:上記と同じ)
面接        20 点 /100 点

ポイント:

基礎能力検査
基礎能力検査では大学での学びに必要となる数的処理能力や文章読解能力、言語能力を測る基礎的な問題が出題されます。

志望理由書
志望理由について具体的に記述してください。
 
ディベート
上記のテーマについて、賛成派・反対派にそれぞれわかれてディベートを実施します。賛成・反対のグループは当日に割り振られるので、それぞれの立場での考えを準備しておいてください。
時間は、両グループの作戦タイム・立論・反論・自由討論、並びに総括を合わせて全体で 60 分程度です。各参加者に公平に発言の機会が与えられるようにしてくれます。下調べしたノートはディベート中でも参照することができます。
 説得力ある理由と的確な根拠を提示できているか、全体およびグループでの議論に積極的に参加しているか、繰り
広げられた議論に基づき自分の意見がまとめられているかを評価のポイントにされます。
 
小論文
ディベートと同じテーマについて事前に 1000 字程度の小論文を作成し提出します。
自分の意見が論理的に述べられているかを評価のポイントとしています。

プレゼンテーション
小論文並びにディベートを踏まえ、上記のテーマについて自身の意見を1 分間で表現します。ディベートを経たことで小論文の意見と異なるプレゼンテーションをしても構いません。但し、その場合には、「なぜ意見を変更したのか」についても 1 分間の中で述べてください。
 そのプレゼンテーション・小論文・ディベートにおける発言に基づく質疑(5 分程度)を行います。
主張に説得力があるか、質問に対して矛盾のない回答がなされているかを評価のポイントとします。
 
面接
志望理由についての面接を行います。面接は 10 分程度の個人面接を予定していますが、受験者数によってグループ面接となる場合があります。
志望理由について自分の考えを明確に述べられているかを評価のポイントとしています。

総合型選抜(併願制12月)入試日程

出願登録期間:
2021年12月1日(水)〜12月7日(火)

試験日:
2021年12月18日(土)

合格発表:
2021年12月25日(土)※UCAROで確認

入学手続期間:
1次:2021年12月25日(土)〜1月21日(金)
2次:2021年12月25日(土)〜2月4日(金)

総合型選抜(併願制12月)出願資格

下記(1)(2)(3)の出願区分のいずれかに該当し、学科の定める「求める学生像」に合致する者。

(1)一般受験生対象 次の①から③のいずれかに該当する者。

①高等学校(中等教育学校を含む)を卒業、または2022年3月31日までに卒業見込みの者。

②通常の課程による12年の学校教育を修了した者(特別支援学校の高等部修了者、高等専門学校の3年次修了者)、または2022年3月31日までに修了見込みの者。

③学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者、または2022年3月31日までにこれに該当する見込みの者。

(2)海外帰国生対象 次の①②のいずれかに該当する者。

①日本国籍を有する者または日本に永住する外国人で、下記のア)からウ)のいずれかに該当する者。 
ア)【外国の高等学校卒業(修了)または卒業(修了)見込みの者】
外国において正規の教育課程にもとづく高等学校に1年6カ月以上継続して在籍し、日本における通常の課程における学校教育期間を含めて12年の課程を卒業(修了)、または2022年3月31日までに卒業(修了)見込みの者。
イ)【日本の高等学校(中等教育学校を含む)を卒業または卒業見込みの者】
外国において正規の教育課程にもとづく中学校・高等学校の課程に2年以上継続して在籍、または小学校・中学校の課程に通算6年以上、または継続して4年以上(中学校の課程を1年以上含む。)在籍し、日本の高等学校(中等教育学校を含む)を卒業または2022年3月31日までに卒業見込みの者。
ウ)【IB等の資格取得者】
国際バカロレア資格(国際バカロレア事務局)、アビトゥア資格(ドイツ)、バカロレア資格(フランス)、GCEA(イギリス)のいずれかを取得した者。
【注】
a.外国に設置された学校には、日本の学校教育に準拠した教育をおこなっている学校(在外教育施設)を含む。
b.12年の正規教育課程における繰り上げ卒業(早卒業)者については、12年の課程を修了したものと認める。

②中国帰国生徒として日本の高等学校に入学し、日本の高等学校を卒業または2022年3月31日までに 卒業見込みの者。

3)外国人生徒対象

外国人生徒として日本の高等学校に入学し、日本の高等学校を卒業または2022年3月31日までに卒業見込みの者。
下記(1)(2)(3)の出願区分のいずれかに該当し、学科の定める「求める学生像」に合致する者。

総合型選抜(併願制12月)実施学部・学科

経営学部 経営学科

求める学生像:
[教育目標]
経営学部では社会の変化に柔軟に対応するため、経営の理論と実際を学び、また幅広い教養を身につけ、それらを
適切に活用できることを重視し、人生 100 年時代をしなやかに生き抜くビジネスパーソンを育成する。
[求める学生像]
経営学部が求める学生は、上記の教育理念を理解し、経営学部が実施する専門教育・基礎教育・実践教育を通して、自ら考え積極的に行動する力を身につけたいという意欲の高い学生である。

選考方法:
基礎能力検査       50/100点(30分)
志望理由書        10/100点
面接          40/100点(2〜3名で10〜15分)

ポイント:
基礎能力検査
大学での学びに必要となる数的処理能力や文章読解能力、言語能力を測る基礎的な問題が出題されます。

志望理由書
志望理由について具体的に記述してください。

グループ面接
グループ面接(2~3名/ 10 ~ 15 分)を行います。これまでの勉強や活動をふまえて、入学後の勉学の方向と進路志望について、明確に述べる必要があります。

経済学部 経済学科

求める学生像:
[教育目標]
経済学部の理念・目的は、「経済、産業および貿易に関する理論と実際について研究、教授し、国際社会に活躍しうる
人材の育成につとめる」(学則第 3 条1項)ことにあります。これのもとで建学の精神をもふまえた経済学部の教育目
標は、「激動する現代の経済社会問題を広い視野から見つめ分析することのできる人材の育成」です。
[求める学生像]
経済学部では、この教育目標を理解し、社会の動きに関心を持ってさまざまなことに積極的にチャレンジする意欲のある学生を求めています。
 そのために、一般選抜 ・ 推薦選抜 ・ 総合型選抜など、多様な入試制度を設けて学生を受け入れています。特に、総合型選抜では学部独自の試験を行って、意欲や特技を持つ個性的な学生を積極的に受け入れています。

選考方法:
基礎能力検査                      40/100点
志準備学習に基づく試験(筆記試験または小論文の選択) 30/100点
③面接(志望理由書を含む)              30/100点

ポイント:
基礎能力検査
基礎能力検査では大学での学びに必要となる数的処理能力や文章読解能力、言語能力を測る基礎的な問題を出題します。

準備学習に基づく試験(筆記試験または小論文の選択)
経済学科が提供するオンデマンド教材(応募者のみ閲覧可能な本学インターネットサイトで公開予定)を視聴し、準備学習をしていただきます。
準備学習は、(A)大学での授業で必要となる数学(数学Ⅰまでの範囲)をもとにした経済社会分析に関する内容と、(B)図表データや文献、ヒアリング調査などの情報に基づく経済社会分析に関する内容、の2本からなります。試験当日には、準備学習の内容に関する試験を受けていただきます。筆記試験は(A)に、小論文は(B)に対応しています。

面接(志望理由書を含む)
志望理由書に基づいた個人面接を実施します(ただし場合によりグループ面接となることがあります)。
志望理由書には、「求める学生像」への一致と、志望理由について具体的に記述してください。 
※ 経済学部では、上記の教育目標を理解し、社会の動きに関心を持ち、さまざまな事柄にチャレンジする、意欲ある学生を求めています。特に総合型選抜では、下記の1および2に当てはまる人物を評価します。
   1 現代の経済社会問題に関心がある者。
   2 高等学校時代に積極的にチャレンジした経験があり、それを客観的に証明できる者。
例えば生徒会長やクラブ部長経験、英検準2級などの資格取得、都道府県大会での優れた成績など。志望理由書に基づいた個人面接を実施します(ただし場合によりグループ面接となることがあります)。

社会学部 社会学科

求める学生像
[教育理念]
社会学部社会学科は社会研究(social study)を通して、現代社会を多様な視点から理解し、自主的かつ論理的に考え、総合的に判断し行動する<世界市民>と呼ぶに値する学生を育てることを目標としています。
[求める学生像]
社会学科では、鋭い分析力と熱い実行力を備えた人間になってほしいと期待しています。社会学を基礎に幅広い知識を持った、柔軟でバランスのとれた見方と思考のできる学生を求めます。

選考方法:
基礎能力検査    30 点 /100 点(30分)
志望理由書     20 点 /100 点
小論文(学科独自) 30 点 /100 点(50分600字程度)
面 接       20 点 /100 点(面接官2名 受験生2〜3名集団面接 30分前後)

ポイント:
基礎能力検査
大学での学びに必要となる数的処理能力や文章読解能力、言語能力を測る基礎的な問題が出題されます。

志望理由書
志望理由書はご自身が「求める学生像」にどう当てはまるかを明記したうえで、志望理由を具体的に記述してください。志望理由書では主に「志望理由の明確さ」、「求める学生像との一致」、「入学後の学習計画の明確さ」について評価されます。

小論文
小論文は選考実施日の当日におこない、「内容の理解度」、「文章表現の能力」、「考えの論理性」について評価されます。事前に社会学とはどういうものかを調べておいてください。たとえば、日本社会学会のウェブサイト
 「社会学への誘い:高校生・進路を考えているみなさんへ」などが参考になります。https://jss-sociology.org/school/

面接
面接担当者 2 名、受験生 2 〜 3 名での30 分前後のグループ面接。面接では志望理由書や小論文について口頭試問をおこない、総合的に判断されます。

社会学部 ソーシャルデザイン学科

求める学生像
[教育理念]
社会学部ソーシャルデザイン学科(福祉)は、建学の精神である『自由と愛の精神』に基づき、変化する社会の中で、社会福祉問題の本質を科学的に認識する力と問題解決のための優れた実践力を持ったソーシャルワーカーを養成することを目標としています。
[求める学生像]
ソーシャルデザイン学科(福祉)では、ヒューマニズムの精神、ボランティアの精神、アクティブな行動力を持つ実践家として、社会福祉や保健医療の施設・団体職員や福祉分野の公務員として働く意欲を持つ人を求めます。

選考方法:
基礎能力検査 30 点 /100 点(30分)
志望理由書  20 点 /100 点
個別面接   50 点 /100 点

ポイント:
基礎能力検査
基礎能力検査では大学での学びに必要となる数的処理能力や文章読解能力、言語能力を測る基礎的な問題に加え、 社会への関心の高さを問う時事問題が出題されます。

志望理由書
「求める学生像」への一致と、志望理由について具体的に記述してください。

個人面接
個人面接(10 分程度。志願者数に応じ、グループ面接となる場合もあります)は、これまでの勉強や活動をふまえて、入学後の勉学の方向と進路希望について、明確に述べる必要があります。 

国際教養学部 英語・国際文化学科

求める学生像:
国際教養学部英語・国際文化学科の教育目標は、グローバル化が進展する 21 世紀の世界において、幅広い教養をもち、氾濫する情報に流されることなく主体性をもって行動する「世界の市民」を養成することです。 この教育目標と各コースの教育内容をよく理解した上で、国際教養学部で学ぼうとする明確な意欲を持っていることが、入学者受入れの基本的な条件となります。具体的には次のような人が入学することを求めています。

  1. 日本も含め世界諸地域の文化、歴史、社会などに関心を持ち、積極的に学んでいこうとする人
  2. 高い語学力と異文化コミュニケーション能力を身につけて、国内のみならず世界で活躍することを希望する人
    そのために必要な基礎学力と学習態度・習慣を高等学校までの段階でしっかりと身につけていることも必要となります

選考方法:
基礎能力検査           30 点 /100 点(30分)
志望理由書            20 点 /100 点
と、次の 2 つより選考方法を選択
1、小論文             30 点 /100 点(60 分、800 字程度)
2、小論文              20 点 /100 点(60 分、800 字程度)
各語学検定の指定級以上の合格  10 点 /100 点
面接               20点 /100 点(15 分程度)

ポイント:
基礎能力検査
基礎能力検査では大学での学びに必要となる数的処理能力や文章読解能力および基礎的な英語力を測る問題が出題されます。

志望理由書
志望理由書は「求める学生像」の1または2のいずれに当てはまるかを明記したうえで、志望理由を具体的に記述する必要があります。

小論文
小論文は、指定された複数のトピックからひとつを選択し、現代社会における課題を提示したうえで、自分の考えを論理的に述べてください。

面接
面接は面接担当者2名、受験生 1 名で行います。面接では、志望理由書や調査書および小論文に基づき、自分の考え
を的確に表現できるかを評価されます。

法学部 法律学科

求める学生像:
法学部は、社会人としての基礎的教養や倫理観とともに法律知識および法的思考力をもった人材を養成することを目的とし、次のような学生を求めます。
1.社会問題に高い関心をもっている学生
2.言語能力、論理的思考力を活かして自ら社会で活躍する意欲のある学生
3.広い視野をもち、他者を尊重することのできる学生

基礎能力検査    30 点 /100 点 (30分)
志望理由書     20 点 /100 点 
小論文       30 点 /100 点(テーマ:選択的夫婦別氏制度導入の是非について)
面接        20 点 /100 点

ポイント:
基礎能力検査
基礎能力検査では大学での学びに必要となる数的処理能力や文章読解能力、言語能力を測る基礎的な問題が出題されます。

志望理由書
志望理由について具体的に記述してください。

小論文
上記のテーマについて事前に 1500 字程度の小論文を作成し提出する必要があります。

面接
提出された小論文および志望理由書に対する個人面接(15分程度)を予定していますが、受験者数によってグループ面接となる場合があります。
 テーマに関わる情報を十分に調べて整理し、その上で自分の意見が述べられているか見られます。

桃山学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の過去問は?

残念ながら、桃山学院大学の総合型選抜(旧AO入試)に関する過去問はありません。どの学部・学科も倍率はそれほど高くないため、受験を検討されている方はまずは出願条件を満たすことと充実した志望理由書を作成することから始めましょう。

さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。