広島市立大学のアドミッションポリシー
広島市立大学公式ホームページでは、アドミッションポリシーを以下の通り定めています。
広島市立大学
● 人間性豊かで向学心の旺盛な人
● 知的好奇心と探求心を持ち、知の創造と活用に意欲のある人
● 世界平和と地域・国際社会の発展に積極的に貢献したい人
国際学部
関心・意欲
● 国際社会や地域社会が抱える課題に関心をもち、かつその解決に意欲をもつ人
知識・技能
● 国際学部の専門分野を学ぶために、高等学校等で修得すべき現代社会についての基本的な知識・教養を持っている人
● 外国語を含む言語の基本を修得し、基本的な運用能力を身につけている人
思考力・判断力・表現力
● 社会の諸課題について、根拠に基づいて筋道を立てて考え、自分の意見をまとめることができる人
● 日本語と外国語を使って、自分の考えを分かりやすく表現できる人
主体性・協働性
● 何事にも主体性を持って行動し、海外留学やさまざまな活動に積極的に関わる意欲を持つ人
● 国際社会や地域社会で起こっている人間の営みに関連する諸課題の解決にむけて、さまざまな意見を持つ人とも対話し、協働して活動することができる人
情報科学部
関心・意欲
● 情報工学・情報科学に関心があり、自ら積極的に情報工学・情報科学を学修する意欲を持つとともに、学んだことを活用して国際社会や地域社会の発展に貢献したいという大志を抱いている人
知識・技能
● 情報工学・情報科学を学ぶうえで土台となる高等学校等で修得すべき数学、理科及び語学の知識・技能を有している人
思考力・判断力・表現力
● 物事を多面的にとらえ、総合的かつ論理的に思考して合理的に判断することができる人
● 自らの考えを分かりやすく説明するよう努力できる人
主体性・協働性
● 国際社会や地域社会で起こっている情報工学・情報科学に関連する課題を意識し、その課題の本質を理解し、自ら率先して解決しようとする熱意を持っている人
● 共通の目的を達成するために、他人の価値観を尊重し、他人と協調して活動する主体的なコミュニケーション力を身に付けている人
芸術学部
関心・意欲
● 芸術に関心があり、創作・表現に意欲を持ち、創作を通じて国際社会や地域社会の発展に貢献したいと考えている人
知識・技能
● 高等学校等で習得すべき知識・技能を持ち、創作・表現を学ぶための基礎的な技術・感性を備えている人
思考力・判断力・表現力
● 関心を持ったことを深く思考し、自らの考えを作品や言葉によって表現できる人
主体性・協働性
● 創作、協働に対して積極性、主体性を持って取り組み、創作を通じて国際社会や地域と関わりたい人
広島市立大学推薦入試の募集概要
広島市立大学公式ホームページでは、推薦入試の募集概要を以下の通り定めています。
募集人員
国際学部
学科:国際学科
市内公募:10名
全国公募:10名
情報科学部
学科:情報工学科、知能工学科、システム工学科、医用情報科学科
市内公募:20名
全国公募:20名
出願資格及び推薦の要件
国際学部
市内公募は次の①から③のすべてに該当する者。全国公募は②および③に該当する者とする。
1. 平成30年4月1日以前から引き続き広島市内に住所を有している者
2. 平成31年3月に高等学校などを卒業見込みの者のうち、学業成績、人物共に優れ、志望する学部・学科に対し熱意と適性を有する者で、高等学校などの長が責任を持って推薦でき、かつ、合格した場合、必ず本学に入学することを確約できる者
3. 学業成績が次のいずれかに該当する者
● 調査書の学習成績概評がA段階に属する者
● 下表のいずれかの組み合わせにおいて、調査書の該当教科における評定平均値の合計値を該当教科数で除した数値が4.3以上の者
組み合わせ①:国語、地理歴史、公民、外国語
組み合わせ②:地理歴史、公民、数学、外国語
組み合わせ③:国語、数学、外国語
組み合わせ④:地理歴史、公民、理科、外国語
組み合わせ⑤:国語、理科、外国語
組み合わせ⑥:数学、理科、外国語
情報科学部
市内公募は次の①から③のすべてに該当する者。全国公募は②及び③に該当する者とします。
1. 平成30年4月1日以前から引き続き広島市内に住所を有している者
2. 平成31年3月に高等学校などを卒業見込みの者のうち、学業成績、人物ともに優れ、志望する学部に対し、熱意と適性を有する者、高等学校などの長が責任を持って推薦でき、かつ合格した場合、必ず本学に入学することを確約できる者。
3. 情報科学に興味を持ち、その基礎となる教科の数学、理科に優れている者。
選抜方法
国際学部
1. 小論文および面接の結果を総合して選考します。(大学入試センター試験は課されません。)配点は小論文100点、面接100点です。
2. 小論文では、社会問題や世界情勢についての英文の論評などを題材として問題を出題し、「関心・意欲」、「思考力・判断力・表現力」を重点的に評価します。試験時間は90分です。
3. 面接では複数名の面接者が出願書類を参考に個人面接を行い、アドミッションポリシーに基づいて「関心・意欲」、「表現力」および「主体性・協働性」について評価します。
情報科学部
1. 総合問題試験及び面接の結果を総合して選考します。(大学入試センター試験は課しません。)配点は総合問題試験200点、面接100点です。
2. 総合問題試験では、科学技術に関する日本語と英語の資料について読解・論述する問題及び数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ、数学A、数学Bの教科書に記載されている基礎的事項の理解を確認する問題が出題されます。試験時間は120分です。
3. 面接では複数名の面接者が出願書類を参考に個人面接を行い、高校3年間で何を学び、頑張ってきたのかそれを情報科学部でどのように向上・発展させていくのかを中心に質問し、アドミッションポリシーに基づいて評価します。
入試日程
広島市立大学の推薦入試の日程は、国際学部・情報学部共通です。
出願期間:平成30年11月1日(木)~11月7日(水)
試験日:平成30年11月23日(金・祝)
合格発表:平成30年12月5日(水)
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広島市立大学自己推薦入試の募集概要
広島市立大学では、芸術学部美術学科彫刻専攻において自己推薦入試が行われています。公式ホームページでは、自己推薦入試の募集概要を以下の通り定めています。
自己推薦入試の求める人物像
自己推薦入試では、芸術学部のアドミッションポリシーに加えて、以下のような人物が求められています。
関心・意欲
● 彫刻に関心があり、普段から創作に関わる人。さらに、自らの思考や意志を作品や言葉によって積極的に伝えようとする人
知識・技能
● 彫刻を専攻する上で必要となる、素描力 (見る力・描く力) と造形的な感性を備えている人
募集人員
芸術学部 美術学科 彫刻専攻:3名
出願資格
平成31年4月1日現在において22歳以下で、次の1と2の両方に該当する者。
1.次のいずれかに該当する者
● 高等学校又は中等教育学校を卒業した者及び平成31年3月卒業見込みの者
● 通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び平成31年3月修了見込みの者
● 外国において、学校教育における12年の課程を修了した者及び平成31年3月31日までに修了見込みの者、又は、これに準ずる者で文部科学大臣の指定した者
● 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者及び平成31年3月31日までに修了見込みの者
● 専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者
● 文部科学大臣の指定した者
● 高等学校卒業程度認定試験規則(平成17年文部科学省令第1号)による高等学校卒業程度認定試験に合格した者及び平成31年3月31日までに合格見込みの者で、平成31年3月31日までに18歳に達する者
2.広島市立大学の教育内容を十分理解したうえで、本学において学ぶことを強く希望し、合格した場合には必ず入学することを確約できる者
選抜方法
出願書類(自己アピール資料、調査書)、実技試験及び面接の結果を総合して選考します(大学入試センター試験は課しません)。
ただし、綿密な選抜を実施するため、志願者が募集人員の4倍を超えた場合には、出願時に提出された自己アピール資料による能力判定及び書類審査により第1段階選抜を行う場合があります。第1段階選抜を行った場合、その合格者について実技試験及び面接を実施します。
入試日程
出願期間:平成30年10月25日(木)~11月2日(金)
試験日:平成30年11月23日(金・祝)
合格発表:平成30年12月5日(水)
広島市立大学の倍率は?
最後に、広島市立大学で2018年度に実施された推薦入試と自己推薦入試の倍率をご紹介いたします。
国際学部
市内:1.9
全国:2.3
情報科学部
センター試験免除市内:2.0
センター試験免除全国:2.4
芸術学部 美術学科 彫刻専攻
自己推薦:3.5
さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「
自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。