上智大学国際教養学部では、上智大学開設時より力を入れているグローバル教育を生かし、高い外国語能力や異文化への感性を身に付け、国際社会や多国籍企業で働ける人材を育成しています。
上智大学国際教養学部の入試情報・偏差値・進路・評判はどのようになっているのでしょう。
上智大学国際教養学部の偏差値
上智大学国際教養学部の偏差値は書類審査のみですので記載されていません。上智大学国際教養学部と同系列の学部、国際教養学部以外の上智大学偏差値は以下の通りです。
上智大学国際教養学部と同系列の学部
- 早稲田大学国際教養学部(東京都):67.5
- 獨協大学国際教養学部(東京都):52.5~55.0
上智大学国際教養学部は具体的な偏差値はでていませんが、早稲田大学国際教養学部と同じレベルと言われています。獨協大学国際教養学部よりレベルが高いです。
上智大学国際教養学部以外の偏差値
- 上智大学神学部:55.0~57.0
- 上智大学総合人間学部:57.5~70.0
- 上智大学経済学部:62.5~67.5
- 上智大学総合グローバル学部:65.0
- 上智大学外国語学部:62.5~67.5
- 上智大学理工学部:57.5~62.5
- 上智大学文学部:62.5~65.0
- 上智大学法学部:65.0~70.0
上智大学国際教養学部は上智大学の中でも難易度が高く、レベルの高い学科です。
上智大学国際教養学部の倍率
上智大学国際教養学部は公募推薦のみの受験方法となります。2019年に実施された倍率を紹介します。
公募推薦の倍率
上智大学国際教養学部の公募推薦の倍率は以下の通りとなります。
- 倍率:国際教養学科2.0倍
- 募集人数:国際教養学科37人
- 志願者数:国際教養学科104人
- 合格人数:国際教養学科42人
上智大学国際教養学部の入試の種類
上智大学国際教養学部の入試は公募推薦のみの試験となります。入試の概要を紹介します。
推薦入試
上智大学国際教養学部の推薦入試の提出書類は全て英語で記入します。その他の入試内容は以下の通りです。
『
総合型選抜を1分で完全理解する!』
上智大学国際教養学部のカリキュラム
上智大学国際教養学部は、「社会と文化」「文化的伝統」「政治と経済」という3つのカテゴリーに分けられ、視野を広げると共に専門分野に特化した基盤づくりを行うカリキュラムとなっています。上智大学国際教養学部のカリキュラムを紹介します。
1年次
1年次は、学術的基盤と知的思考を学びます。
2年次
2年次以降、比較文化、国際ビジネスと経済、社会科の3つのコースから1つを選択でき、その分野を近隣の分野と密接に関係して研究できます。
3・4年次
選択した専攻でさらに高い難易度のコースを学びます。また、専攻外のコースも受講でき、さらに専門性の高い国際ビジネススキルを身に付けることができます。
また、それ以外にも上智大学国際教養学部では留学の促進に力を入れています。1~4年の間に1学期間以上の長期留学と、夏期・春期休暇中に海外で学ぶ短期留学があり、実践力を身に付けるものとなります。
上智大学国際教養学部の特徴
上智大学国際教養学部は、すべて英語のカリキュラムをはじめさまざまな特徴があります。上智大学国際教養学部の特徴を紹介します。
全学科英語のカリキュラム
上智大学国際教養学部では、比較文化、社会科学、国際経営・経済の3エリアに分かれた講義があります。講義内容ははすべて英語です。講義を教員もほとんどが海外の博士号を取得した日本人教員と外国人教員が半数あります。現代のグローバル化に見据えた専門性の高い講義を受講できます。
世界中の学生を受け入れている
上智大学国際教養学部では、学部開設時より米国式の試験方式を採用しています。試験の内容は、英語の書類審査と英語検定試験のみで、日本に来日しなくても受験可能です。現在30ヶ国以上の国籍の学生が学んでいます。
少人数制教育
上智大学国際教養学部では、1学年186人で常時800人程度の学生が在籍しています。受講生は100名を超えることは11科目のみです。それ以外の講義は平均29名ですので少人数の教育を実施しています。少人数教育を行うことで、学生が発言しやすいより専門性を深められる講義となっています。
上智大学国際教養学部の進路状況
上智大学国際教養学部の進路状況はどのようになっているのでしょう。
上智大学国際教養学部の進路状況を、
の3つのカテゴリに分けてまとめました。
就職率
上智大学国際教養学部の就職率は64.9%です(2018年卒業者統計)。上智大学国際教養学部では、2018年に174人が卒業し、そのうち113人が就職しています。
主な就職先企業
上智大学国際教養学部の就職先企業はどのようになっているのでしょう。上智大学の大学キャリアセンターでは、全学部の就職先企業の記載になっています。上智大学国際教養学部の内定業種より2018年に就職した就職先企業を紹介します。
- 楽天
- 三菱UFJ銀行
- エイチ・アイ・エス
- 三菱電機
- 全日本空輸
- 野村證券
- ゴールドマンサックス
- シティバンク
- ソニー
- ブルームバーグL.P.
主な内定業種一覧
上智大学国際教養学部の内定業種は、調査・専門サービス、製造業、情報・通信業が大きな割合を占めます。主な内定業種の割合を紹介します。
- 調査・専門サービス:25.7%
- 製造業:18.6%
- 情報・通信業:16.8%
- 金融:8.8%
- 運輸・郵便:7.1%
- 卸・小売業:6.2%
上智大学国際教養学部で取得可能な資格
上智大学国際教養学部で習得可能な資格は、どのようなものでしょう。以下では上智大学国際教養学部が習得できる資格を紹介します。
教員免許
- 中学校教諭1種:英語
- 高等学校教諭1種:英語
- 学芸員(任用)
上智大学国際教養学部のキャンパス情報
上智大学総合国際教養学部では1年から4年まで四谷キャンパスに通学します。四谷キャンパスンのアクセスを紹介します。
キャンパス名
上智大学四谷キャンパス
住所
東京都千代田区紀尾井町7-1
アクセス
JR中央線四ツ谷駅より徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線・南北線四ッ谷駅より徒歩5分
上智大学国際教養学部の評判は?
上智大学国際教養学部の評判はどうなっているのでしょう。上智大学国際教養学部に実際に通っている学生の口コミを集めました。
語学力が身に付く大学
上智大学国際教養学部の授業は、ほとんど英語の授業なので自然と語学力が身に付きます。さまざまな国の人がいますので、国際交流も含め語学力だけではなく文化も学ぶことができます。
外資系の就職を目指す人に有利
上智大学国際教養学部の就職実績には外資系企業の就職が多いです。現在、就職市場に外資系企業が上位を占めており、語学力を必要としています。
外資系企業の就職のサポートも充実していますので外資系企業で将来働きたい人には有利です。
通学しやすいキャンパス
上智大学国際教養学部は、東京都千代田区にあります。駅から徒歩5分で通学できるので通学しやすいです。また、最近キャンパスが建て替えられたので、綺麗で過ごしやすくなっています。