みなさんこんにちは。
この記事をお読みいただき、誠にありがとうございます。
今回は(以前の記事をお読みになった方にはおなじみかも?)”外からじゃわからない”シリーズをお届けします。
今回紹介するのは「関西学院大学文学部」です。
(他大学・他学部に関する記事も別でありますので、興味ある方はぜひそちらも併せてお読みください。)
『
総合型選抜を1分で完全理解する! 』
突然ですが、この記事をお読みになってくださっているそこのあなた。
思いつくままに大学の学部を挙げてみてください!
「――文学部、社会学部、法学部、経済学部、農学部、理学部、医学部、薬学部……」
世間には定番の名前からユニークなものまで、たくさんの学部がありますよね!
では、次のお題です。
今挙げていただいた学部それぞれにおいて、どんな学問分野に取り組むことができるのか、具体的にイメージしてみてください。
「…例えば、文学部って文を学ぶん…だよな…?だって文を学ぶ部って文字通り書いてるじゃないか!」
それはもちろんその通りです。
ですが、「具体的」かといわれると、そうとも言い切れないそのもどかしさも抱いてしまう印象も否めない。
そのように、その学部の名前だけを聞いても、そこで何ができるのか、正直ピンとこない人も多いはず……。
その学部ではどんな分野の何を学べるのか?
このシリーズでは、ズバリ「外からじゃわからない」実情に迫ります。
今回は、現役学部生の意見をまとめつつ、皆さんの疑問について、4つのポイントを解説する形で紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください!
※実際とは異なる場合もあります。
さて、4つのポイントに迫る前に、まずは関西学院大学文学部(以下文学部)がどんな大学・学部なのか、基本情報をチェックしてみましょう。
基本情報

文学部が中心に据える理念は次の2点です。
- 建学の精神に則ったキリスト教主義的教育
人文学の修得による全人的陶冶
こうした理念のもと、人文学の幅広い教養を学生に与えることを目指しているそうです。
何とも難しそうですね…どんな学部なのか、この2文を読んだだけではなかなかわかりづらいように思われます。
この後の4つのポイントでその実態に迫っていきましょう!
なお、文学部には次の学科及び専修が設置されています。
○文化歴史学科
哲学倫理学専修
美学芸術学専修
地理学地域文化学専修
日本史学専修
アジア史学専修
西洋史学専修
○総合心理学科
心理科学専修
○文学言語学科
日本文学日本語学専修
英米文学英語学専修
フランス文学フランス語学専修
ドイツ文学ドイツ語学専修
参考:
大学HP
学科と専修と……一口に「文学部」といってもたくさんの分野にまたがっていることがわかりますね。
どの専修も面白そうなものばかりです。
それではお待ちかね、いよいよ気になるポイント4つ!に迫ってまいりましょう!
1.好きになるには十分、どうでもいいならそれもあり!

皆さんは「文学部」にどんなイメージを寄せますか?
私は「本」(しかも太くてずっしり重くて古そうな感じのもの……)を想像してしまいます。
実際、インタビューでお話してくださった学生のエピソードからも、その想像はあながち間違ってないかも!?
その学生によると、文学部には就活をあまり気にしない人が多いそう。
というのも、他の国立大学とは違って入学した段階で専修が決まってしまうため、初めの方から専門的な授業を学生は受けさせてもらうことが可能です。
なので、専念しようと思えばその学問領域に専念できるみたいですね。
専修の選択肢については基本情報の節で触れたので、ここでは参考までに、いくつかの履修モデルが紹介されている大学HPも見てもらったほうがいいかと思います。
URLは
こちらです。
ただ、かなり早い段階から専修が決まってしまうことの負の側面もあるようです。
同学生によれば、専門だからこそ興味が外れるとやる気も失せがちなのだとか。
授業自体はそこまで難しくはなく、事前に問題を教えてくれるタイプの先生もそこそこにいるらしい!??(実はこれ大学あるあるだったりします。笑)
卒論制作も、どのくらい時間と情熱を注いで取り組むかということに関しては学生間でばらつきがあり、がっつり取り組む学生がいる一方で、簡単に済ませてしまう人もいるみたいです。
2.キャンパスライフは自由!
文学部は上ヶ原キャンパスにあります。
そこには名物の芝生が……!!!!

多くの学生が芝生に寝転んで楽しんでいるそうです。
もちろん真面目に学業に取り組んでいる学生も多く在籍しており、活発な他学部に比べると比較的落ち着いた雰囲気のある学部でもあります。
勉強に集中しようと思えばすべてをそこに集中させることもできるし、一方でいわゆるキラキラなキャンパスライフを過ごすことだってできちゃうんです!
キャンパス名物の芝生は、まるでその学部の包容力を象徴しているかのように広く広がっているに違いありません!笑
同学生によると、文学部在籍の学生のうち、およそ4割くらいが派手めでキラキラな雰囲気を持っている一方、3、4割の学生が勉強ガチ勢、残りがその中間層、といった印象だそう。
*あくまで一個人の意見です。
あなたなら、素敵な芝生に囲まれて、どんなキャンパスライフを過ごしたいですか?:)
3.就職も案外悪くない!
全国の大学の文学部に関する一般的な話として、実は他の学部に比べると実社会に直接結びつくかどうかという観点において、決して就職に強いとは言い難いのが現状です。
では、関学文学部はどうなのでしょうか。

そもそも関学自体の就職率は非常によく、文学部においても他の大学のそれと比べると良いと思われます。
実際の就職先内訳に関しては、特に多いのが教職の道で、それ以外だと一般就職といったイメージなのだそう。
一方で勉学が好きでそれに勤しみたいという学生の多くは院進学を希望・実現しています。
やはり自分の進むべき道は、自分の興味分野をしっかり吟味することが重要かも……!??
4.文学部的には、やりたい先生がいるかどうかは大事!
いよいよ最後のポイントです。
文学部にいざ入学しようとなれば、どんな姿勢でそのスタートを切ればより良いのでしょうか。

同学生によれば、例えば歴史に関する領域を専修する場合、年代、地域などがピッタリ一致するように選ぶのがポイントなのだそう。
文学部の教授陣の中には、定年間近まで大学に残って研究を続けていらっしゃる先生も多数在籍されており、そういう人はその分野の学会でもそれなりの権威になっている、とのことです。
ですので、自分にピッタリの専修を見つけるべく、入学に向けて先生の著作を読んでみるのもアリ!
きっと参考になる発見がたくさんあるに違いありません!
ちなみに、そんなときには関学の図書館がおすすめです。
大学に唯一存在している図書館は非常に大きく、蔵書数も非常に多いという特長があります。
落ち着いた雰囲気のスペースもたくさんあるそうなので、ぜひ活用してみてはいかがでしょか。
また、関学のことをもっと知りたい方には、以下の本がおすすめなので、ぜひ購入して、関学受験までに読んでおいてください。
関西学院大学by AERA―世界市民になる! (AERA Mook)
上ケ原キャンパスあれこれ (K. G. りぶれっと No. 46)
まとめ
以上ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
大切な進路選択を見つめるあなたにとって、この記事が少しでも参考になって、関西学院大学文学部の「外からじゃわからない」キャンパスライフのリアリティーを実感できていたとしたら、この上ない幸いです。
最後に、ここまでの内容を「こんな人にピッタリ」という形でまとめてみます。
○自分にピッタリの専修分野をすでに見つけられた人!
○豊かな包容力のある芝生に囲まれて自由なキャンパスライフを送りたい人!
*関学文学部では興味のある分野が特にない人でもやっていくことはできると思われますが、あんまりおすすめできるものでもありません?
さて、こんなやりたいことをやりたいようにできる大学に絶対に合格したい!と思っている人は多いはず。
ですが、どうすれば「絶対後悔しない」大学受験をすることができるのでしょうか。
もちろん、王道かつ正攻法である一般入試での合格を目指し、試験本番に向けてコツコツ勉強に励み、努力することはとても大切なことだと思います。
実際そう考えている人が大多数なのではないでしょうか。
しかし、一般入試の場合だと、試験一発でその合否が評価され、まさしくテストの結果だけがすべてとなってしまいます。
さらに、受験期にテストで点数を取ることばかりに執着してしまうことで、入学後のキャンパスライフで自分が本当にやりたいことをはっきりさせないままに新生活をスタートさせてしまい、結果として思い描いていた大学生活を送れない、なんてケースもあります。
そこで、私たちは『総合型選抜(旧AO入試)』という選択肢を提案しています。
「総合型選抜(旧AO入試)って聞いたことあるけど、一般入試に絞った方が楽な気がする」
「総合型選抜(旧AO入試)を選択するメリットって何?」
と思ったあなたにこそ、総合型選抜(旧AO入試)の良さを知ってもらいたいと私たちは考えております。
一般入試に比べて、総合型選抜(旧AO入試)では試験当日のテストの結果だけで合否が決まるのではなく、それまであなたが取り組んできた経験や実績が評価されます。
このことによって、入学後に本当にやりたいことをそれまでの経験とうまくつなげて、さらに発展させるように考えていくことが可能になります。
やりたいことを形にする、これは一つの理想的なキャンパスライフなのではないでしょうか。
もし、あなたが総合型選抜(旧AO入試)に興味のある方ならば、総合型選抜(旧AO入試)のこと、もっと考えてみませんか?
興味がある方は、下のフォームからお問い合わせください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!