作成日: 2018年9月29日 最終更新日:

神戸女学院大学の総合型選抜(旧AO入試)対策

総合型選抜(旧AO入試)とは正式名称アドミッション・オフィス入試の略で、学力試験を課さず、面接や小論文で行われる入試形態です。一般入試とは違って偏差値や模擬試験などで難易度が計りにくいのが特徴です。 当記事では、神戸女学院大学の2019年度総合型選抜(旧AO入試)について、出願要項や日程、難易度、倍率などについて詳しくご紹介いたします。

神戸女学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の実施状況

神戸女学院大学の総合型選抜(旧AO入試)は、2019年度は文学部英文学科、人間科学部環境・バイオサイエンス学科、音楽学部音楽学科で行われています。

神戸女学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の難易度は?

神戸女学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の選考は、口頭試問・質疑応答・主専攻実技などによるため、難易度については一概には言えません。難易度は明確ではありませんが、指定された条件を満たしていれば、倍率もそれほど高くなく一般入試よりも合格する確率は高いです。きちんとした対策を行っていれば、難易度は比較的易しいと感じられるかもしれません。

神戸女学院大学が魅力的な理由

神戸女学院大学は「リベラルアーツ・サイエンス」を掲げており、専門的な知識を追求するだけでなく、専門以外の分野・領域を幅広く学ぶことが出来ます。また、英語教育も重視しているため、低年次から体系的に英語力を高めていくプログラムも用意されています。

神戸女学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の募集人数及び指定要件(学部・学科別)

ここでは、神戸女学院の総合型選抜(旧AO入試)について、学部・学科ごとに出願資格や選考方法、難易度について詳しくご紹介いたします。

文学部

神戸女学院大学文学部では、国際理解の精神に基づき、豊かな感性と深い思考力をもって人間と社会の諸問題に向き合い、地域社会や国際社会に貢献できる人物の養成に努めています。 総合型選抜(旧AO入試)の難易度はそれほど高くなく倍率も一般入試よりも低めですが、出願に英語外部試験のスコアが必要なため、受験を検討している方は事前の準備が必要です。

募集学科及び募集人数

英文学科:若干名 なお、昨年度の倍率は1.0倍でした。

入学者受け入れの方針

神戸女学院のホームページによると、文学部英文学科は以下のような人物を特に求めています。 ・ 自らの目標に向かって、「グローバル・スタディーズ」、「言語コミュニケーション」、「英米文学文化」に関する専門分野の英語での学びに積極的に取り組みながら、英語コミュニケーション能力を高めたい人 ・ グローバル、ローカルの両面で、異なる文化、考えをもつ他者を尊敬し、思いやる人間性を持つ人 ・ 英語を用いて世界情勢や人々の置かれている状況を理解し、柔軟に対応できる力を養いたい人 ・ 社会で人々と繋がり、協働していくために、論理的な思考力と表現力を修得したい人 ・ 生涯にわたって、自主的に学習できる方法と能力を身につけたい人

出願資格

次の1~4のすべてを満たす者 1. 次の各項のいずれかに該当する女子 ①高等学校(中等教育学校の後期課程を含む)を2018年に卒業した者および2019年3月に卒業見込みの者 ②通常の過程による12年の学校教育を2018年に修了したものおよび2019年3月に修了見込みの者 ③学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者で、2018年に修了した者および2018年に修了した者および2019年3月に修了見込みの者 2. 神戸女学院大学の教育目標や教育理念に深い理解を示し、合格した場合は入学を確約できる者 3. 文学部英文学科での勉学を強く志望し、入学を志す者 4. 外部英語検定試験において下記の資格・スコアをいずれか1つ以上有する者 英検:2級以上 GTEC CBT:900以上 GTEC(3技能版):590以上 GTEC(4技能版):980以上 IELTS:5.0以上 TOEFL iBT:46以上 TOEIC L&R:480以上 TEAP:225以上

出願要件

英文科での専門分野の学びに関心を持ち、外部英語検定試験において一定の資格・スコアを有する人を対象としています。 また、既卒生(高等学校卒業後1年以内)も出願可能です。

入試日程及び選考方法

出願期間:2018年9月3日(月)~20日(木) 試験日:10月6日(土) 合格発表:10月12日(金) 選考方法:面接 2019年度の総合型選抜(旧AO入試)では、自己推薦書の記載事項に関する質疑応答および、受験生の関心のある分野(自己推薦書記載のテーマから、1テーマを選択)に即して、知識や理解力を問う口頭試問が行われます。 難易度としてはそれほど高くありませんが、しっかりと対策をしておきましょう。

人間科学部

人間科学部では、人間や自然・環境についての専門的知識や技能を有し、実証的な論理力を持ちつつも、多様な人々と感受性豊かなコミュニケーションができる人物の養成に努めています。 出願には評定平均値と自然に関する活動実績が必要であるため、倍率が高くなくとも神戸女学院の総合型選抜(旧AO入試)の中では合格の難易度・ハードルが高めであると言えます。

募集学科及び募集人数

環境・バイオサイエンス学科:若干名 なお、昨年度の倍率は0倍(合格者0人)でした。

入学者受け入れの方針

神戸女学院のホームページによると、人間科学部環境・バイオサイエンス学科は以下のような人物を特に求めています。 ・ 自然環境や生物多様性の保全、食の安全と人の健康、化学物質の生物への影響、人と自然との関係性などに深い関心を持ち、それらに関する実験やフィールドワーク、研究に意欲的に取り組める人 ・ 学習成果を社会に還元するために、企業や公的機関の研究者・技術者、中学校・高等学校の理科教員、NPOの活動家などを目指す人

出願資格

次の1~5の全ての条件を満たす者 1. 次の各項のいずれに該当する女子 (ア) 高等学校(中等教育学校の後期課程を含む)を2018年に卒業した者および2019年3月に卒業見込みの者 (イ) 通常の過程による12年の学校教育を2018年に修了したものおよび2019年3月に修了見込みの者 (ウ) 学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者で、2018年に修了した者および2018年に修了した者および2019年3月に修了見込みの者 2. 神戸女学院大学の教育目標や教育理念に深い理解を示し、合格した場合は入学を確約できる者 3. 人間科学部環境・バイオサイエンス学科での勉学を強く志望し、入学を志す者 4. 高等学校での成績が全体の評定平均値3.0以上の者 5. 次の各項の1つ以上に該当する女子 (ア) 高等学校の理科の取得単位数(見込み含む)が14単位以上あり「理科」の評定平均値が3.6以上の者かつ環境科学、生命科学、理科教育の分野に特別の関心があり、独自の問題意識や豊富な知識を持つ者 (イ) 高等学校の理科クラブや地域の自然保護団体等での活動など、科学実験やフィールドでの環境調査、生物の生態観察などに豊富な経験や実績を持ち、これらに関して、具体的に説明できる資料を添付できること(原則A4サイズ、賞状等はコピー可)

出願要件

複数学科、一般入試、センター試験利用や他大学との併願もできます。 また、既卒生(高等学校等卒業後1年以内)も出願できます。

入試日程及び選考方法

出願期間:2018年9月3日(月)~20日(木) 試験日:10月6日(土) 合格発表:10月12日(金) 選考方法:面接 適性検査(2科目)と調査書を点数化して判定がなされます。 2019年度総合型選抜(旧AO入試)では、自己推薦書の記載事項に関する質疑応答および、受験生の関心のある分野(自己推薦書記載のテーマから、1テーマを選択)に即して、知識や理解力を問う口頭試問が行われます。 昨年度の合格者は0名で、難易度としては文学部よりも高めであるかもしれません。

音楽学部

神戸女学院大学音楽学部は、音楽家・舞踊家として、時代の潮流に流されることなく、音楽の持つ共感力を通して他者と関わり、自らの役割を果たしていける人物の養成に努めています。 また、音楽学部は総合型選抜(旧AO入試)の中で最も倍率が高く、実技試験も行われるため難易度は比較的高いと言えます。

募集学科及び募集人数

音楽学科:若干名 なお、昨年度の倍率は1.4倍でした。

入学者受け入れの方針

神戸女学院のホームページによると、音楽学部音楽学科は以下のような人物を特に求めています。 ・ 音楽・舞踊分野で自分の目標を持ち、積極的に学びたい人 ・ 音楽・舞踊分野各専門分野で優れた能力を持つ人 ・ それぞれの専門分野を通して社会と繋がりを持ち、また他国の人々とも交流しながら芸術文化に貢献したい人

出願資格

次の1~3の全ての条件を満たす者 1. 次の各項のいずれかに該当する女子 (ア) 高等学校(中等教育学校の後期課程を含む)を2018年に卒業した者および2019年3月に卒業見込みの者 (イ) 通常の過程による12年の学校教育を2018年に修了したものおよび2019年3月に修了見込みの者 (ウ) 学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者で、2018年に修了した者および2018年に修了した者および2019年3月に修了見込みの者 2. 神戸女学院大学の教育目標や教育理念に深い理解を示し、合格した場合は入学を確約できる者 3. 次の各項の1つ以上に該当する女子 (ア) 過去に音楽、舞踊コンクール等で入賞するなど、志望するジャンルで優れた実績をあげた者、又は同等の実績を有する者 (イ) 高等学校クラブ活動等で合唱や吹奏楽コンクール等で入賞するなど顕著なじっせきをあげた者、又は同等の実績を有する者(志望する専攻とクラブ活動の実技が同じであること) (ウ) 音楽科、又は音楽系コースに準ずる課程に在籍し、学業成績が優秀な者

出願要件

自らの意思で出願できる自己推薦型の選考方式で、全専攻において、卒業年度を問わずに出願できる経験や実績など受験生の個性を重視する入試となっています。 そのためか、倍率も神戸女学院の総合型選抜(旧AO入試)の中では少し高めです。

入試日程及び選考方法

出願期間:2018年9月3日(月)~20日(木) 試験日:10月6日(土) 合格発表:10月12日(金) 選考方法:面接・実技試験 2019年度の総合型選抜(旧AO入試)は複数面接官との5分程度(所有時間は昨年実績)の個人面接および主専攻実技。 面接は、志望理由についての質疑応答が中心です。 難易度としてはそれほど高くありませんが、しっかりと対策をしておきましょう。

神戸女学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の倍率は?

英文学科:1.0倍 環境・バイオサイエンス学科:0倍 音楽学科:1.4倍 年によって倍率は変動しますが、2019年度も音楽学科の倍率は高くなることが予想されます。 しかし、全体としては一般入試倍率や他大学の総合型選抜(旧AO入試)よりは低めの倍率であるため、出願資格さえ満たしていれば、難易度はそれほど高くなく合格のチャンスは十分にあると言えます。

神戸女学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の過去問は?

神戸女学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の過去問は、残念ながら公開されていません。選考は面接が中心となるため、偏差値による難易度や倍率にとらわれず、志望理由など自己アピールをしっかり行うことを意識しましょう。 さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。

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