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作成日: 2018年1月24日 最終更新日:
大学選び、学部選びってとても難しいですよね。 自分の一生を左右する大事なことなのに、つい「先生や親が言っていたから」「評判がいいって聞くから」「偏差値が高いから」という理由で選んでしまいがちです。 でも本当は、大学に実際に入ってみなければわからないことがたくさんあります。 そんな『外からじゃわからない』ことを紹介するコーナーです。 今回紹介するのは「京都大学工学部」です。 外からだと、京大の中でも一番生徒数が多い学部であるとか、工学部系だと東大に次いで偏差値が高いとか、数多くのノーベル賞受賞者を輩出している、などのことがわかりますが、実際に学生は入ってからどんなことを感じるのでしょうか。 そんなみんなの疑問を、現役京大工学部生の筆者が同じく工学部生の友人からの意見もまとめつつ、ランキング形式で紹介していきます。 ※筆者談であり実際とは異なる場合もあります
第5位に入ったのは、入学してすぐのクラス会で誰もが感じる「女子の少なさ」です。実際に筆者も入学時、50人クラスに女子が一人しかいなかったことに驚愕することになりました。 ちなみに、お隣の同志社大学の理工学部では、男性の在籍者数が557人、女性の在籍者数が104人で、女子の割合は15.7%でした(2017年度)。京都大学の倍近くありますね。 ただ、大学ではクラス以外にもサークルや部活動での結びつきの方が強くなりがちですので、しっかりとサークルを選べば花のある大学生活をおくることは簡単です。彼女を作りたい男子も心配しないでください。
それでは、これが最後にして一番京大生が実感することです。 皆さんは、京都大学の特徴と言えば何を思い浮かべますか? いくつか思い浮かぶと思いますが、その中にはきっと「自由の校風」というものが入っているでしょう。 実際、京都大学は本当に自由です。単位取得についての制限も少なく、授業だって殆ど出なくてもテストの結果さえ良ければOK,というものがたくさんあります。 そもそも大学生でいられる時間さえ、休学と留年が共に4年まで可能なため、最大12年在籍できます。 そのように自由なのは、もちろんたくさん理由はあると思いますが、その中でも特に大きいのは『研究のため』だと僕は思っています。 高校までの勉強と大学での研究は全く違います。高校までは出された『問い』に対して答えを出していくことが主ですが、大学の研究では自らその『問い』を立てていくことが必要とされます。 そのために大事なのは、自分自身でいろんなことを決めていくことです。現状に対しての理想、課題に対しての仮説……、そのための能力というのは、人に決められた道を行くことではなく、敢えて『自由』という、本当に強い人間しか行き抜けない環境においてのみ鍛えられるのです。 そういう環境を京都大学は備えています。 また、京都大学は「変人の巣窟」と言われることがあります。京都大学の変人性については、酒井敏教授という方が本を書いているので、ぜひ一度お読みください。京都大学を深く知るうえでは、必読の書と言えます。京大の変人を知るうえでも最適です。 京大変人講座: 常識を飛び越えると、何かが見えてくる (単行本) 京大的アホがなぜ必要か カオスな世界の生存戦略 (集英社新書) もちろん、それだけではありません。 上であげたような学部学科ごとに違う学習姿勢、膨大な資金に数多の設備。 その一つ一つが、『いつか本当に世界を変える』テクノロジーを作り上げるためにあります。 そのための最適な環境がこの大学にあります。それにマッチする人間にとっては最高の環境でしょう。
どうでしたでしょうか。 この記事を読んだあなたが、少しでも京都大学の『実際』に近づけていられれば幸いです。 やはり僕自身この記事をまとめていて改めて思ったのは、大学選びにおいて本当に大事なのは、偏差値や世間の評判ではなく『その大学が本当に自分の求めるものにマッチしているか』ということです。 僕自身も大学受験において京大の工学部を偏差値や評判といったもので選んだ結果、入学後に自分のやりたいこととの差で悩むことがありました。そしてそれば僕だけではなく、同じようにして大学に入った多くの学生がそうなのです。 今この記事を読んでいる受験前のあなたには僕らと同じ失敗をしてほしくはない。強くそう思いながらこの記事を書きました。 では、どうすれば失敗しない大学受験をすることができるのでしょうか。 そのための方法として、僕らは『総合型選抜(旧AO入試)』というものを提案しています。これは、京大では特色入試と呼ばれているものです。 一般入試では、自分のやりたいことが評価されず、ただ単にペーパーテストの点数だけで合否が決定します。 特色入試では、それとは違い、自分のやりたいことや、今まで自分が取り組んできた実績などが評価されます。 大学入学前に、自分の大学での学びの計画を明確化できるため、目的意識を持った大学選びができるでしょう。 もしあなたが高校生なら、京都大学の特色入試にチャレンジしてみませんか?