0120-335-440

電話対応時間:10:30 - 21:30

作成日: 2018年4月21日 最終更新日:

京都大学の特色入試(総合型選抜(旧AO入試))対策 【2021年度版】

概要

京都大学は、東京大学に続いて2番目に設立された国立大学です。明治25年代、「関西に帝国大学を新設する建議案」が帝国議会に提出され、京大設立の歯車が動き出しました。その趣旨とは、東京大学は当時、日本で唯一の大学として、特権的地位に甘えているため、関西に東京大学に対抗する大学を作り、大学間の競争を高めようというものでした。 そのような経緯で設立されたため、京都大学は東京大学と大いに差別化を図ることになりました。その一つが「自由の学風」です。京大設立当時、東大はスパルタ教育の実利教育的な官僚養成予備校でした。そのため京大は、スパルタではなく、おおらかに学問を謳歌する気風を作り上げ、東大と大きく差別化を図ることとなったのです。そのような気風もあってか、理系のノーベル賞受賞者は京都大学が最多です。おおらかに学問を学びたい方、自由の学風に触れてみたい方は、ぜひ京都大学を目指すといいでしょう。 これらの特徴から、京都大学は「変人の巣窟」と言われることがあります。京都大学の変人性については、酒井敏教授という方が本を書いているので、ぜひ一度お読みください。京都大学を深く知るうえでは、必読の書と言えます。京大の変人を知るうえでも最適です。 京大変人講座: 常識を飛び越えると、何かが見えてくる (単行本) 京大的アホがなぜ必要か カオスな世界の生存戦略 (集英社新書)

学生生活

非常に自由な雰囲気があり、おおらかな大学生活を送ることができます。東京大学とは違い、進学振り分け(成績に応じて専門を決める)がないため、早くから専門分野を学ぶことができます。 吉田寮は、現存する木造建築の寮では、世界最古であり、素晴らしい雰囲気を醸し出しています。家賃も400円であるため、「下宿するお金がない」と悩んでいる方も、心配することなく進学することができるでしょう。 有名なサークルとしては、「クジャク同好会」「サークルクラッシュ同好会」「キャップ投げ倶楽部」が挙げられます。

総合型選抜(旧AO入試)の傾向

京都大学は日本を代表する大学の一角です。京都大学の特色入試は、高大接続を重視した入試で、主に以下の2つによって判定されます。 ①高等学校での学修における行動と成果の判定 ②個々の学部におけるカリキュラムや教育コースへの適合力の判定 では、以上の2つをどのようにして評価するのかを説明します。 ①「調査書」に加え、高校時代の実績を記した「学業活動報告書」や「推薦書」を提出する必要があります。では、具体的にどのような実績が評価されるのでしょうか。 京都大学特色入試の公式HPには、「数学オリンピックや国際科学オリンピック出場、各種大会における入賞、教育委員会賞、国際バカロレアディプロマコース・SAT・TOEFL・TOEIC ・英検の成績など」が顕著な活動歴の例として挙げられています。 ②「学びの設計書」の提出が全学部で求められます。そのため、このクオリティを上げることが大事になってきます。そして、大学入試センター試験の成績が求められます。初年度は必ず8割以上の得点を取らなければ足切りされましたが、今年からは、「おおむね」8割以上と緩和されました。センター試験よりも、それ以外の能力を重視されるとみていいでしょう。それにプラスして、学部ごとの能力測定考査、論文試験、面接試験、口頭試問等を組み合わせて実施します。 正直なところ、特色入試に合格するためには、何らかの実績がなければ合格するのは難しいです。しかし、実績がないからと言って、あきらめることはありません。センター試験さえ得点できれば、一般入試と併願できるので、受験する価値はあるのではないでしょうか。実績がある人は、「学びの設計書」の質を高めつつ、効率的に小論文と面接の実力をつければ、合格は近いです。

学びの設計書について

学びの設計書の提出が全学部で求められているため、非常に重要な書類となります。aoiでは、ほぼ全学部の特色入試合格者から、インタビューを行い、受かる学びの設計書の書き方を蓄積しております。少しだけコツを伝授すると、 ①学問に対する意欲をアピールすること ②なぜ「京都大学の~学部じゃなきゃいけないのか」を明確化すること の2つです。以上の2つを意識するだけでもかなり変わると思います。ぜひ頑張って京都大学の門をくぐってください。応援しています。

京都大学の特色入試が求める学生像

京都大学では、特色入試が実際されており、求める学生像は学部によって異なっています。以下、京都大学のHPに公開されている各学部が特色入試で求めている学生像です。
総合人間学部 総合人間学部は、異質な学問分野の接触と相互作用を基盤とした新たな「人間の学」の創出を目ざしています。積み上げられてきた既成の学問の成果を生かしながら問題を発見し追究すること、問題の解決に向けて学問間の連携を図り新たな体系を創出することが、本学部の目的です。こうした意味での「総合」、「文理融合」の意義を理解し、これを積極的に進めようとする学生諸君が門をたたくことを望んでいます。
文学部 文学部は、哲学・歴史学・文学・行動科学に関わる諸問題を学び考え、自由の学風を重んじる本学の基本理念を踏まえながら、新たな知的価値を創出することをめざす学生を求めています。特色入試では、基礎学力を十分に備え、これからの文学部での勉学についてプランと展望を持ち、意欲を持って広い意味での勉学に励む人を求めています。
教育学部 教育学部は、教育と心・人間・社会にかかわる多様な事象を対象とした諸科学を学ぶことで、教育や心理についての専門的知見、さらに、広い視野と異質なものへの理解、多面的・総合的な思考力と批判的判断力を育成する教育を行っています。 そこで、次のような人物を求めています。・教科の学習及び総合的な学習の時間などにおいて学習を深め、テーマを設定して探究活動を行い、卓越した学力を身につけ、成果をあげた者、あるいは、学校内外の活動で豊かな経験を積み、創造的な熟達を通して、深い洞察を得ている者・人間と社会、教育や心理について関心を持ち、論理的・批判的に思考し、問題を解決する能力とコミュニケーション能力を持つ者・将来、教育や心理にかかわる専門的識見を発揮して、社会に貢献する志を持つ者
法学部 法学部は、世界・国家・社会の様々な問題に対する強い関心を持ち、多方面にわたる基礎的な学力を備え、論理的思考力に優れた人材を求めています。
経済学部 経済学部は、総合的な学力とともに、長文読解力、問題発見力、論理的思考、柔軟な思考と創造性、そして高い自学自習の能力を持つ人材を求めています。
理学部 理学部は、自由な雰囲気の下で学問的創造を何よりも大切にし、自律的学修が推奨される学風のもとで、自然科学の基礎体系を深く習得し、それを創造的に展開する能力と、個々の知識を総合化し、新たな知的価値を創出する能力の養成を教育の目標にしています。そのために、理学科のみの1学科制の下で、緩やかな専門化を経て、研究の最前線へ向う教育を行っています。 理学部が望む学生像は、自由を尊重し、既成の概念を無批判に受け入れることなく、自ら考え、新しい知を吸収し創造する姿勢を持つ人、高等学校の教育課程により培われる十分な科学的素養、論理的合理的思考力と語学能力を有し、粘り強く問題解決を試みる人であり、この特色入試では、そのような人の中で、特に、数理科学の分野において極めて優れた才能を持つ人を求めています。
医学部 京都大学は創立以来、自由の学風、闊達な対話を重視し、世界トップレベルの先端的学術研究を推進してきました。医学部医学科は、社会が大きく変革している現代においても、京都大学の学問環境で学び、研究することで、世界をリードできる人材、具体的には以下の要件を満たす人材を全国から広く求めます。 1.  医学・生命科学に深い関心を持ち、かつ真摯な姿勢、熱意を持って真理を探究できる将来の世界の医学をリードするような医学研究者としての資質・適性を持つ人材。 2.  1.以外でも自然科学の少なくとも1領域において傑出した能力を有し、かつ医学研究者としての資質・適性を持つ人材も考慮します。 3.  本学が提供する MD-PhD コースへの進学を希望する人材。
人間健康科学科 医学部人間健康科学科は、国家資格をベースに、国際的視野を兼ね備えた医療専門職のリーダーや研究者の養成を推進します。特色入試ではこのうち看護師、保健師、理学療法士、作業療法士へのモチベーションを持った学生を募集します。多面的かつバランスの良い思考力で課題や問題を抽出し解決していく医療のエキスパートとなり得る人材を求めています。
薬科学科 薬学は、人体に働きその機能の調節等を介して疾病の予防・治癒、健康の増進をもたらす「医薬品」の創製、生産、適正な使用を目標とする総合科学です。京都大学薬学部は、この薬学という学問の基礎体系を深化させ、創薬科学、医療薬学の教育・研究を通して薬学の進展と社会の発展に貢献することを目標としています。 薬科学科では、創薬に関係する幅広い分野において、将来、リーダーとして国際的に活躍することのできる人材を育成しています。そのため、十分な基礎学力とコミュニケーション能力を有し、自ら目的を設定し挑戦できる行動力があり、特に創薬に関心と興味を持ち、将来、創薬の基盤科学領域で世界をリードできる研究者を目指す人材を求めています。 特色入試では、知的好奇心に基づいた科学的探求力と英語力に優れ、自発的な自然科学の学習や探求活動を実施してきた人を求めます。
薬学科 薬学は、人体に働きその機能の調節等を介して疾病の予防・治癒、健康の増進をもたらす「医薬品」の創製、生産、適正な使用を目標とする総合科学です。京都大学薬学部は、この薬学という学問の基礎体系を深化させ、創薬科学、医療薬学の教育・研究を通して薬学の進展と社会の発展に貢献することを目標としています。 薬学科では、医療薬学に関係する幅広い分野において、将来、医療薬学研究者の国際的リーダーとして活躍することのできる人材、および高度な先端医療を担う薬剤師・医療従事者のリーダーとして社会に役立つ人材を育成しています。そのため、十分な基礎学力とコミュニケーション能力を有し、自ら目的を設定し挑戦できる行動力があり、特に先端医療・医療薬学に関心と興味を持ち、将来、医療薬学領域で世界をリードできる研究者、および先端医療を担う薬剤師・医療従事者のリーダーを目指す人材を求めています。 特色入試では、知的好奇心に基づいた科学的探求力と対話力に優れ、医療人としての倫理性や社会性を持っており、自発的な科学の学習や探求活動を実施してきた人を求めます。
地球工学科・電気電子工学科・情報学科 工業化学科・建築学科・物理工学科 工学部は、特筆すべき能力、リーダーシップと高い基礎学力を持つ人材を求めています。
資源生物科学科 農学部資源生物科学科は、資源生物の高収量・高品質・安定生産と利用を、環境との調和を図りながら追究できる人材になるために、特段に強い意欲と十分な基礎的学力がある人材を求めています。
応用生命科学科 農学部応用生命科学科は、生命現象や生物の機能を化学的なアプローチによって解明・活用することに興味があり、歴史を踏まえて自身と社会の未来を設計することができ、多くの分野にまたがる領域にも飛び込んでいける人材を求めています。
地球環境工学科 農学部地域環境工学科は、食料・環境・農業などの分野において、高度な専門知識と工学的問題解決能力を持って社会のリーダーとなるべき人材を求めています。
食料・環境経済学科 農学部食料・環境経済学科は、食料・環境・農業などの分野において、高度な専門知識を持って社会のリーダーとなるべき人材を求めています。
森林科学科 農学部森林科学科は、森林・木質資源に関する基礎及び応用科学の分野について学びつつ、研究を深めることに強い関心があり、卒業後は高度な専門知識を持って、地球環境問題の解決について森林科学の立場から学術や制度設計で貢献したいという強い意欲を持つ人材を求めています。
食品生物科学科 農学部食品生物科学科は、食品科学分野において、将来、博士の学位を取得し、国際的に活躍する人材を求めています。

京都大学の特色入試の目的

京都大学の特色入試の狙いは、従来の学力を重視した入試制度だけでは判断できない分野を含めて志願者を評価し、合否につなげることです。そのため入試方法には特徴があり、筆記試験の成績だけではなく希望する学部で意欲的に勉学に励む人材であるかを確認する面接選考や小論文も重視しています。 学生の素質や意欲が学部の求めている水準に合致しているかが合否の判断に大きく関わってきます。

京都大学の特色入試の特徴

京都大学の特色入試とは、社会活動に貢献し世界を牽引するグローバルリーダーの育成を目的として設けられた新しい入試制度です。高校生活における成績、学習意欲や部活動などの成果や課外活動における実績、志望学部に必要な基礎学力や意欲を総合的に評価して合否を判断する入試制度になります。学部や学科によって入試科目は異なっているのも特徴です。

京都大学の特色入試の基本情報

京都大学の特色入試の倍率・合格率

令和元年度の京都大学の特色入試の志願者は915名でした。158名の募集に対して倍率は5.8倍、最終選考合格者数は129名となりました。

京都大学の特色入試を実施している学部・定員

現在、特色入試を実施している学部および定員数は以下の通りとなります。
総合人間学部 5名
文学部 10名
教育学部 6名
法学部 20名
経済学部 25名
理学部 10名
医学部 医学科 5名
人間健康科学科 先端看護科学コース 20名
先端リハビリテーション科学コース(理学療法学講座) 5名
先端リハビリテーション科学コース(作業療法学講座) 5名
薬学部 薬科学科 3名
薬学科 3名
工学部 地球工学科 3名
建築学科 2名
物理工学科 5名
電気電子工学科 7名
情報学科 3名
工業化学科 7名
農学部 資源生物科学科 3名
応用生命科学科 4名
地域環境工学科 3名
食料・環境経済学科 3名
森林科学科 5名
食品生物科学科 3名

京都大学の特色入試の選抜方法

特色入試の選抜方法は、二つあります。 1、高等学校における学業成績および課外活動における総合評価です。具体的には、調査書・学業活動報告書・高等学校からの推薦書・学習計画設計書になります。 2、学部別適合力判定試験です。具体的には、大学入試センター試験の点数・学部ごとに設けられる能力測定・論文試験になります。

京都大学の特色入試の入試日程・選考の流れ

京都大学の特色入試の日程および選考の流れは以下の通りです。
学部・学科名 出願期間 第1次選考  結果発表 第2次選考 第2次選考  結果発表 最終合格 発表
総合人間学部 11/1〜8 11/29 12/14 - 2/12
文学部 11/1〜8 - 12/14 - 2/12
教育学部 10/1〜7 11/6 11/16.17 12/12 2/12
法学部 1/27〜2/5 2/28 3/12 - 3/24
経済学部 11/1〜8 11/30 12/14 - 2/12
理学部 10/1〜7 11/6 11/16.17 12/12 2/12
医学部 医学科 11/1〜8 11/30 12/12.13 - 1/20
人間健康科学科 10/1〜7 11/6 11/16.17 1/20 2/12
薬学部 薬科学科 11/1〜8 11/29 12/14 - 2/12
薬学科
工学部 地球工学科 11/1〜8 - - - 2/12
建築学科
物理工学科
電気電子工学科
情報学科 11/29 12/14 1/10 2/12
工業化学科 11/29 - - 2/12
農学部 資源生物科学科 11/1〜8 11/29 12/14 1/10 2/12
応用生命科学科
地域環境工学科
食料・環境経済学科
森林科学科
食品生物科学科

京都大学の特色入試に必要な出願書類

出願書類はインターネット出願システムから印刷できる宛名ラベルを添付し、以下の必要書類を封入して郵送します。 <全学部共通> 志願票・写真票 調査書 <学部別提出書類> 学びの設計書 TOEFL-IBT、 IELTSの受験者成績書の原本、または実用英語検定の合格証明書の原本どちらか1つ 特色事項(各種コンクール、科学オリンピックなどに関する資料)

京都大学の特色入試の入学検定料について

出願登録の際に必要な入学検定料金は以下の通りです。 入学検定料金¥17,000 受験票等送付料¥370 試験成績送付料¥490 上記に加え、別途支払い手数料¥500円が必要となります。 出願書類を受理した後は、いかなる理由があっても納入済みの入学検定料は返金できないため、あらかじめ注意しておきましょう。 要項や資料ダウンロードはこちらから▽ 京都大学 特色入試 資料ダウンロード

京都大学の特色入試の出願資格

京都大学の特色入試に必要な資格・評定

京都大学における特色入試の出願資格は次のいずれかに該当する者に限られています。
  • 高等学校又は中等教育学校を平成31年4月から令和3年3月までに卒業または卒業見込みの者。
  • 文部科学大臣が高等学校の過程と同等または相当する過程を有するものとして認定または指定した在外教育施設を平成31年4月から令和3年3月までに修了又は修了見込みの者。

京都大学の特色入試にはセンター試験も重要?

京都大学の特色入試では、大学入試センター試験において指定した教科・科目の受験が必須となっています。合否の判定において、センター試験の成果が判定材料の一つとされていることが主な理由となります。

京都大学の特色入試はこんな方におすすめ

特色入試がおすすめなのは、「各分野において秀でた成果を高等学校までの教育過程で収めた人」や、「各分野において専門的な知識を求め将来の夢が明確である人」です。試験科目において志望理由や学習計画をプレゼンする必要があるため、明確なビジョンが必要となります。

京都大学の特色入試の合格発表

通知書による合格発表について

合格発表については、正式な入学手続き書類の送付によって通達されます。別途合格通知書の送付を行っていないため、合格確認を行う際には「合否照会システム」又は「音声による合否結果通知」を行うのが良いでしょう。

合格発表をインターネットで確認する方法

特色入試の合否発表を確認する方法として「合否照会システム」を利用することができます。受験学部番号・受験番号・生年月日の入力を行い、画面に沿って進んでいくと選考結果を確認することができます。

京都大学の特色入試の合格者はどんな人?

実際に特色入試で合格をした方には、身体障害のある方や幼い時から成績トップクラスの優等生だった方など多岐に渡ります。性別の割合に違いはなく、合格に値する人材であれば試験科目の成績に応じて合格となります。出題される問題はいずれも難問ですが、合格者の中には得点が低くても合格した方もいるなど、学力の採点だけが評価の基準ではない他とは違った入試内容であることがわかります。

京都大学の特色入試についてのQ&A

京都大学の特色入試は一般入試や他大学と併願できますか?

特色入試は、学部によって総合型選抜(旧AO入試)、推薦入試、後期日程試験と種別が異なっています。総合型選抜(旧AO入試)、推薦入試として実施する学部を受験する場合は、京都大学又は他大学における一般入試の前・後期日程と併願は可能です。ただし、法学部は後期日程で実施するため、京都大学又は他大学における一般入試の前期日程と併願は可能ですが、他大学の後期日程との併願はできません。

京都大学の特色入試で学部併願は可能ですか?

後期日程で実施する法学部を除いては、推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)の学部や学科間の併願ができませんので注意が必要です。

京都大学の特色入試の過去問の入手方法はありますか?

京都大学の特色入試の過去問は、京都大学のホームページから無料で確認することができます。 ▽京都大学特色入試 学部別過去問 http://www.tokushoku.gakusei.kyoto-u.ac.jp/past_issues

京都大学の総合型選抜(旧AO入試)のまとめ

京都大学の入試情報はTwitterでチェック!

京都大学では総合型選抜(旧AO入試)情報をTwitter上で公開する試みがされています。若者にとって身近な情報ツールを活用した入試情報の公開は大学側にとっては新しい試みであり効果に期待されています。ぜひ京都大学の入試情報を確認したい方はTwitterをチェックしてみてください。 ▽京都大学公式Twitter https://twitter.com/univkyoto

経済学部

アドミッションポリシー

経済学部は、総合的な学力とともに、長文読解力、問題発見力、論理的思考、柔軟な思考と創造性、そして高い自学自習の能力を持つ人材を求めています。

経済学部紹介

経済学部は経済経営学科の一学科の中で経済学・経営学およびそれらの隣接領域にある先端的な専門分野に対して、領域横断的、つまり幅広く学習ができます。また、先端的な知識も学ぶことができ、その結果深い思考力を身に付けることができます。 経済学部は京都大学全体の校風でもある「自由」の特徴がよく表れており、必修科目が存在せず卒論の提出が任意であることが特徴です。他大学の経済学部と比較しても大きな魅力があります。他大学の経済学部ではゼミの開講は3回生からがほとんどですが、京都大学の経済学部では2回生から多くのゼミが開講されていて、早くから専門的な勉強をすることが可能です。

アドバイス

論文試験では長くて難解な課題文が課せられます。自分の考えをしっかりと述べることはもちろん課題文を読解し、要約する力も求められています。このことから京都大学の論文試験は難しいという評価をされがちですが、特に経済や経営に関する専門的な知識は必要とはされていません。もちろん最低限の教養は必要ですが、京都大学は受験生の付け焼き刃であやふやな専門知識を問いたいのではありません。課題文から要点を絞り出し、いかに一般的な問題に落とし込むことができるかという応用力を求めています。また、京都大学経済学部の論文試験のもう一つの特徴として、試験時間の長さがあります。試験時間は3時間と長いですが、課題文が長く、記述量も他大学の小論文試験と比べても極めて多いです。そのため、実際に問題を解いても時間が足りないこともしばしばあります。 長くて難解な課題文や試験時間の使い方に慣れるためにも、特色入試以前の論文試験を含めた過去問を1問でも多く解くことが重要になってきます。

総合人間学部

総合人間学部は、1992年に設立された、京大では最も新しい学部です。最も広い分野を学ぶことができる学部です。カリキュラムが自由であり、各回生で修得すべき単位数が指定されていません。そのため、一回生から2回生に進級するとき、所得単位数が足りないからと言って留年することはありません。 2回生から、5つの学系から主専攻の選択を行い、その学系の専門科目を中心に履修する。 5つの学系とは ・自然科学系 ・文化環境学系 ・国際文明学系 ・認知情報学系 ・人間科学系 となっています。 3回生進級時に副専攻の選択をします。そのあとは、主専攻と副専攻の専門科目を履修します。3回生の秋ごろに多くの学系で研究室配属が決まります。 総合人間学部にいくメリットとしては、広範囲の分野を学ぶことで、リベラルアーツを身につけられるという点にあると思います。どのような学系にも柔軟に学ぶことができるのは、大きなメリットです。

アドミッションポリシー

総合人間学部は、異質な学問分野の接触と相互作用を基盤とした新たな「人間の学」の創出を目ざしています。積み上げられてきた既成の学問の成果を生かしながら問題を発見し追究すること、問題の解決に向けて学問間の連携を図り新たな体系を創出することが、本学部の目的です。こうした意味での「総合」、「文理融合」の意義を理解し、これを積極的に進めようとする学生諸君が門をたたくことを望んでいます。

ワンポイントアドバイス

総合人間学部は、能力測定考査が実施されます。内容は理系総合問題と文系総合問題です。その点が特殊なため、総合問題の過去問を何度か解き、本番に備えることが肝要です。

法学部(後期日程)

学部紹介

京都大学法学部は、京都帝国大学の創設時は京都帝国大学法科大学としてスタートした伝統ある学部です。戦後、法学部となり、東大法学部に次ぐ西の名門としての道を再び歩み始めました。 京都大学法学部の魅力といえば、何といっても、法学において第一線で活躍されている教授から直接講義を受けられる点にあるでしょう。特に、民法に関しては日本随一の教授陣がそろっているといっても過言ではありません。 また、法学部は文系学部の中では、最も単位所得が難しい学部と言われているため、偏差値が高いから、京大唯一の後期試験だからと言って、興味がないのに法学部に進学すると、後々大変なことになります。気を付けましょう。

アドミッションポリシー

京大法学部は、世界・国家・社会の様々な問題に対する強い関心を持ち、多方面にわたる基礎的な学力を備え、論理的思考力に優れた人材を求めています。

試験形式

京大特色入試で唯一の後期日程試験です。 第一次選考はセンター試験および調査書の成績により、募集人員の15.0倍程度(つまり300名程度)を目安として合格者を決定します。(いわゆる足切り、二段階選抜) 令和元年度は志願者数352名に対して第一次選考合格者351名 平成31年度は志願者数514名に対して第一次選考合格者345名 平成30年度は志願者数372名に対して第一次選考合格者307名でした。 第二次選考試験科目は小論文(2時間半)です。 日本語と英語の文章が題材です。 小論文:センター試験=100点:270点 (満点370点) 提出書類は調査書のみです。

定員

20名 *参考 令和元年度合格者 22名 平成31年度合格者 22名

倍率

令和元年度名目倍率 17.6倍 二次試験合格者数/受験者数 22/110 平成31年度名目倍率 25.7倍 二次試験合格者数/受験者数 22/79 *後期試験なので前期試験の合格者は受験しません。よって、名目倍率よりも実質倍率は低くなります。

合格者からのワンポイントアドバイス

京都大学法学部の特色入試は後期のため、東大・京大の敗者復活の様相を呈しています。そのため、まずはセンターで高得点を取ること(9割以上が目安)は必須であり、そのうえで小論文の実力をつけなければなりません。 国立大の合格発表から試験日まで日数が短いので、一次試験が終わってからすぐの対策が必要です。 2時間半で課題文を読み、多くの字数を書く必要があるため、情報処理能力の速さや文章構成への慣れが求められます。課題文は日本語と英語なので国語力と英語力が共に必要になります。

文学部

京都大学文学部は、文系の中では、最も「学問を極める」という気風がある学部です。2回生から大まかな6つの学系に分かれます。その6つの学系とは ・基礎現代文化学系 ・行動・環境文化学系 ・歴史基礎文化学系 ・西洋文化学系 ・東洋文化学系 ・哲学基礎文化学系 となります。 3回生からはさらに学系ごとに専修を選択します。専修は全部で32もあり、講義内容がかなり専門的となります。全体の3割が大学院に進みます。

アドミッションポリシー

文学部は、哲学・歴史学・文学・行動科学に関わる諸問題を学び考え、自由の学風を重んじる本学の基本理念を踏まえながら、新たな知的価値を創出することをめざす学生を求めています。特色入試では、基礎学力を十分に備え、これからの文学部での勉学についてプランと展望を持ち、意欲を持って広い意味での勉学に励む人を求めています。

ワンポイントアドバイス

特徴としては、論文試験、論述試験が出題されます。国語力と小論文の実力をつけることが合格への近道です。

教育学部

京都大学の教育学部は定員が他学部と比べ非常に少ないため、アットホームな雰囲気があります。1学年60人ですが、大変仲がいいです。そのため、大学祭のときも「教育学部祭」という教育学部限定のお祭りがあり、将来にわたって結びつきが強いことは、大きなメリットといえます。 3回生への進級時に系登録があります。教育学部の学系とは、以下の3つとなります。 ・現代教育基礎学系 ・教育心理学系(進級するためには指定された単位の取得が必要) ・相関教育システム論系 複数のゼミを受講できるという、斬新なシステムを取り入れています。そのため、3回生で複数のゼミを受講して、4回生で1つのゼミに絞る方もいます。 卒論は、非常に忙しいとのことで、1年間かけて完成度の高い卒論を執筆します。 京大にはめずらしく、男女比率が約1:1です。

アドミッションポリシー

教育学部は、教育と心・人間・社会にかかわる多様な事象を対象とした諸科学を学ぶことで、教育や心理についての専門的知見、さらに、広い視野と異質なものへの理解、多面的・総合的な思考力と批判的判断力を育成する教育を行っています。 そこで、次のような人物を求めています。 教科の学習及び総合的な学習の時間などにおいて学習を深め、テーマを設定して探究活動を行い、卓越した学力を身につけ、成果をあげた者、あるいは、学校内外の活動で豊かな経験を積み、創造的な熟達を通して、深い洞察を得ている者 人間と社会、教育や心理について関心を持ち、論理的・批判的に思考し、問題を解決する能力とコミュニケーション能力を持つ者 将来、教育や心理にかかわる専門的識見を発揮して、社会に貢献する志を持つ者

ワンポイントアドバイス

試験に臨む前に、今まで読んだ本や新聞の読み直しをして知識の整理をしておくとよいでしょう。 面接で質問にうまく答えられなくても途中であきらめないでください。

医学部医学科

医学部医学科は、京都大学の中でも最難関と言われている学科です。ほかの学部とは違い、6年間学部で過ごすことになります。また、2回生までに全額共通科目の単位を取り終えないと進級できないというシステムになっています。京都大学の他学部と比べると、進級が非常に難しいことが特徴です。 ・1回生、2回生では全額共通科目(一般教養)を学びます。 ・3回生では生理学や神経学など、医学の基礎分野を学びます。 ・4回生では、呼吸器や消化器などの臨床医学分野を学びます。 ・5回生から病院実習が始まります。それに進むためには、4回生後半にあるCBT(学力試験)OSCE(実技試験)というテストに合格する必要があります。 ・6回生は病院実習が中心です。冬には卒業試験と国家試験があります。

アドミッションポリシー

京都大学は創立以来、自由の学風、闊達な対話を重視し、世界トップレベルの先端的学術研究を推進してきました。医学部医学科は、社会が大きく変革している現代においても、京都大学の学問環境で学び、研究することで、世界をリードできる人材、具体的には以下の要件を満たす人材を全国から広く求めます。 1.医学・生命科学に深い関心を持ち、かつ真摯な姿勢、熱意を持って真理を探究できる将来の世界の医学をリードするような医学研究者としての資質・適性を持つ人材。 2.1.以外でも自然科学の少なくとも 1 領域において傑出した能力を有し、かつ医学研究者としての資質・適性を持つ人材も考慮します。 3.本学が提供する MD-PhD コースへの進学を希望する人材。

ワンポイントアドバイス

小論文が出題されます。医学に関する幅広い知識が必要ですが、実質的には物、化、生から二科目選択の理系の問題となっているため、注意が必要です。また、TOEFL-iBTまたはIELTSも必須です。 また、合格者によると、医学の専門知識があるかないかで合格が決定的に分かれるというわけではないとのことです。 高2生と高3生で出願条件が異なるので注意しましょう。

受験生のみなさんへ

医学部医学科の特色入試では、一般的な受験勉強に必要な知識ではなく、思考力が試されます。また、学びの設計書を書くことは自分自身の将来の目標を見つめなおす良い機会にもなると思います。 その思考力と意欲を活かして、医学研究に取り組みたいという受験生はぜひ受験してみてください!

医学部 人間健康科学科

アドミッションポリシー

医学部人間健康科学科は、国家資格をベースに、国際的視野を兼ね備えた医療専門職のリーダーや研究者の養成を推進します。特色入試ではこのうち看護師、保健師、理学療法士、作業療法士へのモチベーションを持った学生を募集します。多面的かつバランスの良い思考力で課題や問題を抽出し解決していく医療のエキスパートとなりうる人材を求めています。

ワンポイントアドバイス

こちらも論文試験が課される。保健的な内容まで幅広く出題されるため、医学的知識を学ぶことは肝要です。そして、論文の対策をすることです。

農学部

農学部は、以下の5つの学科に分かれ、多くの特色が各学科には存在する

資源生物科学科

農学部資源生物科学科は、資源生物の高収量・高品質・安定生産と利用を、環境との調和を図りながら追究できる人材になるために、特段に強い意欲と十分な基礎的学力がある人材を求めています。

ワンポイントアドバイス

TOEFL-iBTやTOEICなどの、英語に関する成績証明の提出が必須です。ぜひ高得点をとりましょう。

応用生命科学科

農学部応用生命科学科は、生命現象や生物の機能を化学的なアプローチによって解明・活用することに興味があり、歴史を踏まえて自身と社会の未来を設計することができ、多くの分野にまたがる領域にも飛び込んでいける人材を求めています。

ワンポイントアドバイス

小論文試験、面接試験が課されます。過去問を鑑み、どのような問題が出るかチェックしておきましょう。そして、面接の練習もしっかりしておきましょう。

地域環境工学科

農学部地域環境工学科は、食料・環境・農業などの分野において、高度な専門知識と工学的問題解決能力を持って社会のリーダーとなるべき人材を求めています。

ワンポイントアドバイス

応用生命学科と同じです。地域環境工学に関する知識をどん欲に学んでおきましょう。

食料・環境経済学科

農学部食料・環境経済学科は、食料・環境・農業などの分野において、高度な専門知識を持って社会のリーダーとなるべき人材を求めています。

ワンポイントアドバイス

小論文試験、面接試験が課されます。過去問を鑑み、どのような問題が出るかチェックしておきましょう。そして、面接の練習もしっかりしておきましょう。

森林科学科

農学部森林科学科は、森林・木質資源に関する基礎及び応用科学の分野について学びつつ、研究を深めることに強い関心があり、卒業後は高度な専門知識を持って、地球環境問題の解決について森林科学の立場から学術や制度設計で貢献したいという強い意欲を持つ人材を求めています。

ワンポイントアドバイス

小論文試験、面接試験が課されます。過去問を鑑み、どのような問題が出るかチェックしておきましょう。そして、面接の練習もしっかりしておきましょう。

食品生物科学科

農学部食品生物科学科は、食品科学分野において、将来、高度な専門知識を有し、関連分野におけるリーダーとなりうる人材、及びコミュニケーション能力に優れており、将来、国際的に活躍できる人材を求めています。

ワンポイントアドバイス

小論文試験、面接試験が課されます。過去問を鑑み、どのような問題が出るかチェックしておきましょう。そして、面接の練習もしっかりしておきましょう。

薬学部 薬科学科

学部学科紹介

薬科学部は、定員が50人で、4年制の学科です。また、薬学科は30人で6年生なので、間違えやすくなっています。 9割以上の人が大学院に進学し、その後は研究機関や医療機関、製薬会社などに就職します。薬学の研究者を育てるという気風がとても強い学部と言えるでしょう。 4回生から研究室活動が始まります。4回生はほとんど研究室での活動が中心となります。 研究室配属には、1回生から3回生までの成績が加味されるので、3回生までは頑張って勉強しましょう。

アドミッションポリシー

薬学部薬科学科では、創薬に関係する幅広い分野において、将来、研究者として国際的に活躍することのできる人材を育成しています。 特色入試では、十分な基礎学力を有し、知的好奇心に基づいた科学的探求力と英語力に優れ、自ら目的を設定し挑戦できる行動力があり、特に創薬に関心と興味を持ち、将来創薬領域で世界をリードできる薬学研究者を目指す人材を求めています。

ワンポイントアドバイス

薬学に対する長い論文試験が課されます。論文の対策は必須です。また、TOEFL-iBTまたはIELTSの得点の提出も求められます。ぜひ高得点を取っておきましょう。

理学部

[caption id="attachment_4577" align="alignnone" width="640"] イメージ写真です。[/caption]

学部紹介

日本のノーベル賞受賞者25人のうち4人が京大理学部出身です。これは、単一学部のノーベル賞受賞者で日本最多での数です。このように、理学部は、学問と研究を極める気風にあふれた学部と言えるでしょう。「大学に入ったら、研究がしたい(勉強がしたい)」と考える受験生は、ぜひ受験してみるといいと思います。理科系分野に関しては、広い分野の中から選択することができるため、学問の自由度が高いです。 3回生進級時にコース配属があります。5つのコースがあり、それは ・生物科学系 ・化学系 ・地球惑星科学系 ・物理化学系 ・数理科学系 3回生後期から、大学院試験の勉強を始める方が多いです。大学院進学者は8割を超えており、学部卒業と同時に就職する人はほとんどいません。

アドミッションポリシー

理学部は、自由な雰囲気の下で学問的創造を何よりも大切にし、自律的学修が推奨される学風のもとで、自然科学の基礎体系を深く習得し、それを創造的に展開する能力と、個々の知識を総合化し、新たな知的価値を創出する能力の養成を教育の目標にしています。そのために、理学科のみの1学科制の下で、緩やかな専門化を経て、研究の最前線へ向う教育を行っています。 理学部が望む学生像は、自由を尊重し、既成の権威や概念を無批判に受け入れない人、自ら考え、新しい知を吸収し創造する姿勢を持つ人、高等学校の教育課程の修得により培われる十分な科学的素養、論理的合理的思考力と語学能力を有し、粘り強く問題解決を試みる人であり、この特色入試では、そのような人の中で、特に、数理科学の分野において極めて優れた才能を持つ人を求めています。

ワンポイントアドバイス

一般入試の数学に比べ、難問が能力測定考査で出題されます。単に処理能力の速さや解法の暗記が求められているのでなく、本質的な理解が必要となってきます。普段の勉強から、厳密に答案を書くことを意識して勉強してください。 さらに、志望理由書の書き方とかも知りたい方は、「自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。

各学部