京都産業大学国際関係学部の偏差値
京都産業大学国際関係学部の偏差値は、52.5です。
同じ京都産業大学の「経済学部」「現代社会学部」「情報理工学部」など多くの学部は、偏差値47.5~52.5ほど。そのため、国際関係学部は京都産業大学の中では偏差値の高い学部です。
なお、京都産業大学国際関係学部と難易度が近い関西の大学は、
- 甲南大学:55.0
- 近畿大学:52.5
- 龍谷大学:47.5
などです。
京都産業大学国際関係学部の倍率
京都産業大学国際関係学部は2019年4月にできたばかりの学部のため、倍率の情報がまだありません。
参考までに、以下に国際関係学部として独立する前の外国語学部国際関係学科の倍率をご紹介しておきます。
- 一般入試:2.0~7.0
- センター試験:5.3~14.5
- 総合型選抜(旧AO入試):2.7
なお、京都産業大学国際関係学部と併願されることが多い大学の倍率は、
- 甲南大学:5.1
- 近畿大学:5.4
- 龍谷大学:5.2
となっています。
このことから、外国語学部国際関係学科の倍率から大きな変動がなければ、京都産業大学国際関係学部の倍率は近隣の国際学部・外国語学部と同程度となると予測されます。
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京都産業大学国際関係学部の入試の種類
京都産業大学国際関係学部の入試の種類は以下の通りです。
- AO型入試:1次選考は書類審査とOne Day セミナー、2次選考はグループディスカッションと個人面接
- 公募推薦入試:2科目(英語と、国語・数学より1科目選択)
- 一般入試(前期日程):2科目(外国語と、国語・数学より1科目選択)
- 一般入試(中期日程):3科目(国語・外国語と、地歴・公民・数学より1科目選択)
- 一般入試(後期日程):2科目(外国語と、国語・地歴・数学より1科目選択)
京都産業大学国際関係学部のカリキュラム
京都産業大学国際関係学部のカリキュラムには、以下のような特色があります。
1年次に国際関係についての基礎的な知識を学習
政治領域・経済領域・共生領域それぞれの分野の基礎を学び、2年次以降の学習の土台とします。また、国際社会で求められる英語力を養ったり、春休みを利用して全員が海外フィールドリサーチを経験することで、実践的な力も身につけていきます。
2年次からは3つのコースに分かれる
2年次からは、「国際関係・政治コース」「国際関係・経済コース」「国際関係・共生コース」の3つのコースに分かれ、分野ごとの知識を深めていきます。また、英語学習も発展し、国際関係の理論的な枠組みや概念を英語で習得します。
3~4年次はコースやゼミの専門分野をより深く研究
また、海外でのインターンシップや途上国でのビジネス体験、NPOでの就業体験を通じ、国際的なキャリアについて考える機会も。総合的に、国際的な問題解決能力や情報発信能力を養います。
京都産業大学国際関係学部の特徴
京都産業大学国際関係学部の特徴は、以下の通りです。
- 全員が海外留学を体験
- 3つのコースで深く専門的に学ぶ
- 学生が主体的に学ぶ「真理館」
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
全員が海外留学を体験
京都産業大学国際関係学部では、1年次の春休みを利用して行われる「海外フィールドワーク」が必修科目です。
そのため、学生全員が海外留学を体験することになり、実践的な経験を通して学びへの意欲を高めていけます。
また、2年次以降の「国際キャリア開発リサーチ」でも、海外での就業型体験実習を通して問題解決能力や情報発信能力を高めます。
3つのコースで深く専門的に学ぶ
京都産業大学国際関係学部のコースは、「国際関係・政治コース」「国際関係・経済コース」「国際関係・共生コース」の3つ。
- 「国際関係・政治コース」:国家や国際組織が織りなす国際政治の相互作用を分析します。
- 「国際関係・経済コース」:グローバル経済や国内産業構造の変化をトータルに捉え、日本国内の経済の発展を展望します。
- 「国際関係・共生コース」:難民・貧困・環境など、国際社会が抱える問題の解決に向け、様々な視点から共生する方法を探ります。
学生が主体的に学ぶ「真理館」
国際関係学部は、京都産業大学のキャンパス内にある「真理館」に拠点を置いています。
真理館は2019年春に誕生したばかりの新たな施設です。機能的で快適な教室に加え、スムーズなディスカッションやグループワークを助ける「スチューデントコモンズ」を設置しています。
新たな施設で快適な学習環境が揃っているのも、京都産業大学国際関係学部の魅力です。
京都産業大学国際関係学部の進路状況
京都産業大学国際関係学部の進路状況を、
の3つのカテゴリでまとめました。
就職率
残念ながら、京都産業大学国際関係学部の就職率は公表されていません。これは、国際関係学部は新しい学部のため、第1期生が卒業するのが2023年3月になるためです。
しかし、京都産業大学全体の就職率は98.3%と高水準なので、国際関係学部の就職率にも期待ができるでしょう。
主な就職先企業
まだ第1期生が卒業していないため、京都産業大学国際関係学部の就職先企業のデータはありません。
主な内定業種一覧
まだ第1期生が卒業していないため、京都産業大学国際関係学部の内定業種のデータはありません。
京都産業大学国際関係学部で取得可能な資格
京都産業大学国際関係学部では、所定の単位を修得すると以下の資格が得られます。
また、学内では資格取得に向けた様々な講座も開講されています。
- 公務員講座
- 旅行業務取扱管理者講座
- 貿易実務検定(R)講座
- TOEIC(R)L&R TEST講座
- 証券外務員講座など
これらの講座を受講し資格試験に合格すると、就職に役立つ様々な資格を得ることが可能です。
京都産業大学国際関係学部のキャンパス情報
京都産業大学国際関係学部のキャンパス情報は、以下の通りです。
- 京都産業大学
- 住所:京都市北区上賀茂本山
- アクセス:上賀茂神社・二軒茶屋よりシャトルバスあり
- 主要駅より:京都駅より約29分、大阪駅より約58分、なんば駅より約1時間7分、京橋駅より約1時間1分、三ノ宮駅より約1時間20分、大津駅より約38分、奈良駅より約1時間18分
京都産業大学国際関係学部の評判は?
京都産業大学国際関係学部は、まだ新しい学部のため口コミが多くありません。
しかし、国際関係学部は、前身である外国語学部 国際関係学科から、カリキュラムや教授陣など引き継がれている部分が多いです。
そのため、京都産業大学国際関係学部の評判を知りたい場合、京都産業大学 外国語学部 国際関係学科の口コミが参考になるでしょう。
外国語学部 国際関係学科に実際に通った学生の口コミをご紹介していきます。
グローバル社会に通用する人材が育つ
将来的に、国際社会で働きたいと考えている人にはとてもいい学科だと思います。ここの学生に先生の目が行き届き、気にかけてもらえるのでとても安心です。授業も興味が湧くような内容が多く、楽しみながら勉強できます。フィールドリサーチという1ヶ月の海外研修も、とても充実した経験になりました。
学内で一番勉強をする学科です
国際関係学はとても専門的な内容なので、本気で国際関係について学びたい方におすすめです。授業は、ほとんどが参加型で発言力が求められます。課題もしっかりあり、レポートやグループワークなども英語で行われるものが多いので、かなり英語力がつきます。特に3年次からは、英語も授業内容も専門的な内容になるので、時間つぶしではなく学ぶために大学に行きたい人向けです。
学内でも意識の高い学科
国際関係学科は、他の学部・学科に比べて課題量や求められる課題の質が高いです。それだけ内容も充実しているので、真面目に学びたい方にぴったりの学科だと思います。自ら発言する機会が多く、ネイティブの先生もたくさんいるので英語力が育ちます。卒業後、グローバルに活躍している先輩が多いのも魅力です。