作成日: 2019年12月20日 最終更新日:
東京都練馬区に本部を置く武蔵大学は、「ゼミの武蔵」と言われるほど少人数教育に力を入れており、高い就職実績を誇っています。
ここでは、そんな武蔵大学の総合型選抜(旧AO入試)について解説いたします。
武蔵大学の本部は、東京都練馬区にあります。都心にあるのですが、自然が多く森の中にあるキャンパスです。少人数制のクラスがほとんどとなっており、教授とコミュニケーションをとりやすいのが特徴的です。
英語に力を入れており、学部によっては留学生が多く国際交流にも積極的な大学です。このため多くの学科にて英語力を証明した資格を取得することが必要になります。
1949年創立で旧制武蔵高等学校が前身となっています。当時は経済学部と医学部進学課程(現在はありません)の2つの学部しかありませんでした。現在は3学部8学科2研究科からなりたっています。
旧制高等学校をツールとしている武蔵大学、学習院大学、成蹊大学、成城大学の東京四大学の1校です。
武蔵大学の建学の理念は以下の3つの理想から成り立っています。
東西文化融合のわが民族理想を遂行し得べき人物
世界に雄飛するにたえる人物
自ら調べ自ら考える力ある人物
自ら考え、世界で通用するような人材を教育しています。そのため国際交流に積極的である他、受験時に語学の資格が必要になるケースが多いです。そのため語学力を高めたい生徒、世界で仕事をしたい人にはおすすめの大学です。
伊東亮大
プロ野球選手
稲葉洸太郎
フットサル選手日本代表
上園啓史
プロ野球選手
中山美香
アナウンサー
坂泰知
元アナウンサー
鈴木ヒロミツ
俳優、ミュージシャン
三遊亭好の助
落語家
石橋康哉
クラシエホールディングス社長
林 千晃
株式会社グローバルアイ社長、一般社団法人アクシススクエア代表取締役社長
小室さやか
シンガーソングライター
神田松之丞
講談師
和田あい
アナウンサー
高須沙知子
アナウンサー
榎本日出夫
元バスケットボール女子日本代表監督
武蔵大学公式ホームページでは、大学および各学科のアドミッションポリシーを以下の通り定めています。
武蔵大学は、学園建学の三理想に基づいて大学の教育の基本目標を定め、これらをもとに各学部・研究科の人材養成の目的と教育研究上の目的を定めています。こうした本学の教育理念や教育目標を充分に理解し、グローバル市民として成長しようとする意欲のある次のような学生を受け入れます。
1.学園建学の三理想ならびに自立・対話・実践という武蔵大学の教育の基本目標を共有することができる人
2.広くリベラルアーツを学び、専門的な知識を修得し、主体的に他者と協働して社会に貢献しようとする意欲のある人
3.本学での学修に必要な基本的な学力を有している人
4.グローバルな思考力を養い、異文化を理解するために必要な、充分な外国語能力を身につける意欲のある人
5.多様な人々の人権を尊重しようとする人
本学では、多様な形態による入学試験によって、本学での学修に必要な基本的な学力や学習意欲などを多面的に評価します。具体的な内容については、各学部・学科のアドミッション・ポリシーで定めます。
1.経済学部全体および入学希望学科のアドミッション・ポリシー、ディプロマ・ポリシー、そしてカリキュラム・ポリシーをよく理解し、本学部が設定した教育内容を学ぼうとする明確な意志を持っている人
2.わが国および世界の経済や金融、および企業等の経営に興味をもち、主体的に研究課題を見つけ出し、解決に必要な情報等を自ら調べ、調べたことを基に自ら考え抜き、他者と協力しながら、明確な結論を導くことができる人
3.少人数制のゼミナールで、知識・技能、思考力・判断力、表現力、そして主体性を大学生活の中で身につけたい人
1. 高等学校等での学習に真剣に取り組み、基礎的な知識・技能、思考力、判断力、表現力を身につけ、主体性と協調性を備えていて、各学科のアドミッション・ポリシーをよく理解したうえで入学を強く希望する人
2. グローバル市民の自覚をもって自文化と異文化を深く理解する意欲のある人。特定の地域およびその地域の言語を集中的に学んで身につける一方、世界の諸地域の文化的多様性に目を向け、多言語・多文化学習を志す人
3. 主体的に研究課題を選び出し、自ら調べて考え抜き、他者と協力し、研究の分担を決めて自分の役割を果たす姿勢のある人。具体的には、少人数制のゼミナール、実習、卒業論文、卒業論文相当のプロジェクト授業に能動的に取り組み、単独で深く学ぶ姿勢、協調と協働の精神、そしてリーダーシップを総合的に身につけたい人
4. 対話や討論を行いながら研究を推進し、現地調査も積極的に行うなかで明確な結論を導き出し、それらを文書および口頭で、現代的なツールを用いて効果的に表現する力を身につけたい人
5. 学部共通のグローバル・スタディーズコース(GSC)英語プログラムに関しては、英語で行われる専門講義やゼミナールに参加し、世界の諸地域の複雑な相互関係について広く学び、グローバルな規模で共有されている英語文学を読み、日本の古今の文化現象について調べ、英語で語る発信力を得たいと希望している人
6. 日本語教員プログラムについては、諸外国の人々に日本語を教えるなかで国際協力・国際親善の推進に寄与する意欲のある人
1.「言語・言語教育」「文学・芸術」「歴史・社会・文化」の3領域を中心として、イギリス・アメリカをはじめとする英語圏の文化に強い関心をもつ人
2. 英語を集中的に学んでコミュニケーション能力を高め、海外留学に挑戦し、グローバル化する21世紀の世界において活躍できる実践力を身につけ、将来、英語を使う仕事に就きたいと願う人
1.「言語と文学」「芸術と生活」「歴史と思想」「環境と社会」の4領域を中心として、ヨーロッパ世界の文化に強い関心をもつ人
2. 英語だけでなくドイツ語やフランス語を集中的に学び、国際的なコミュニケーション能力を身につけ、海外留学に挑戦し、グローバル化する21世紀の世界において活躍できる実践力を身につけ、将来、社会人として日本と ヨーロッパの交流の担い手になる意志のある人。GSCドイツ語プログラム、フランス語プログラムに関しては、高度かつ集中的な語学教育と授業外指導を特別に受け、留学をはじめとする国際交流に能動的に取り組み、当該言語での口頭発表や論文執筆などにも挑戦したい人
1.「ことば・文学・思想」「芸術・身体・環境」「歴史・民俗・宗教」の3領域を中心として、日本および東アジアの歴史と文化に強い関心をもつ人
2. 英語だけでなく中国語や韓国・朝鮮語を集中的に学び、国際的なコミュニケーション能力を身につけ、海外留学に挑戦し、グローバル化する21世紀の世界において活躍できる実践力を身につけ、将来、社会人として国際的に活躍したいと願う人。GSC中国語プログラム、韓国・朝鮮語プログラムに関しては、高度かつ集中的な語学教育と授業外指導を特別に受け、留学をはじめとする国際交流に能動的に取り組み、当該言語での口頭発表や論文執筆などにも挑戦したい人
社会学科では、社会のあり方や人間の行動を学ぶにたる基礎学力をもち、さまざまな視点から新しい社会のあり方を構想しようとする意欲をもった学生を受け入れます。自分自身の問題を他者と結びつけ、人間と社会との関係性という視点から考察するとともに、社会的問題を敏感に発見しその解決方法について自ら情報やデータを収集・ 分析し、異なる価値観をもつ多様な人々と協働できる学生を求めています。
メディア社会学科では、社会のあり方や人間の行動を学ぶにたる基礎学力をもち、社会で起こっているさまざまな事象に関心をもつ学生を受け入れます。また、メディア情報を分析して読み解くと同時に、自ら情報を収集し、判断を行った上で、自分の考えや情報コンテンツを地域社会やグローバルな世界に向かって発信しようとする意欲をもつ学生の入学を期待しています。
1.高等学校等での学習に真剣に取り組み、基礎的な知識・技能・思考力・判断力・表現力・発信力を身につけ、主
体性と協働性を備えていて、各専攻のアドミッション・ポリシーをよく理解したうえで入学を強く希望する人
2.概ね、CEFR の B1 レベル以上に相当する高度な英語運用能力を有する人
3.グローバル化した社会の諸問題を深く理解し、グローバルリーダーを目指す志のある人。異文化理解と多様性に
目を向け、他者尊重の態度を身につけることに意欲がある人
4.自主的に知的関心を深め、本学の建学の三理想である「自調自考」を実践するとともに、ゼミナール等の協働が
求められる学びの場においては、協調の精神を持って積極的に参加する意欲がある人
5.グローバル化した社会において活躍できる実践力を身につけ、大学院への進学、国際機関やグローバル企業への
就職を志し、グローバルな問題への対応や交渉に携わりたいと願う人
武蔵大学で総合型選抜(旧AO入試)を実施しているのは、経済学部、人文学部、社会学部、国際教養学部です。
それぞれの募集人員は以下の通りです。
経済学科:15名
経営学科:15名
金融学科:15名
英語英米文化学科:8名
ヨーロッパ文化学科:7名
日本・東アジア文化学科:7名
社会学科:3名
メディア社会学科:3名
国際教養学科 経済経営学専攻:5名
国際教養学科 グローバルスタディーズ専攻:7名
武蔵大学公式ホームページでは、総合型選抜(旧AO入試)の募集概要を以下の通り定めています。
※募集要項やスケジュールなどは公式サイトで確認しましょう。
https://www.musashi.ac.jp/admissions/download.html#ao
各学部・学科で、総合型選抜(旧AO入試)の方式は異なります。
【課外活動重視型】
(1)高等学校又は中等教育学校を2022年3月までに卒業見込みの者。
(2)高等学校又は中等教育学校在学中に行った課外活動に熱心に取り組み、「顕著な成績」を修めた者。
【商業系資格重視型】
(1)高等学校又は中等教育学校を2022年3月までに卒業見込みの者。
(2)上記(1)の出願資格に加え、定められた資格を有していること。
(1)高等学校又は中等教育学校を卒業した者、及び2022年3月までに卒業見込みの者。
(2)通常の学校教育における12年の課程を修了した者、及び2022年3月までに修了見込みの者。
(3)学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力を有すると認められる者、及び2022年3月31日までにこれに該当する見込みの者
(1)高等学校又は中等教育学校を卒業した者、及び2022年3月までに卒業見込みの者。
(2)通常の学校教育における12年の課程を修了した者、及び2022年3月までに修了見込みの者。
(3)学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力を有すると認められる者、及び2022年3月31日までにこれに該当する見込みの者。
(1)高等学校又は中等教育学校を卒業した者、及び2022年3月までに卒業見込みの者。
(2)通常の学校教育における12年の課程を修了した者、及び2022年3月までに修了見込みの者。
(3)学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力を有すると認められる者、及び2022年3月31日までにこれに該当する見込みの者。
語学力・文化理解力重視方式<検定スコア>、GSC英語4技能判定方式
1.ケンブリッジ英語検定140以上
2.実用英語技能検定CSE1950以上
3.GTEC960点以上
4.IELTSオーバーオール・バンドスコア4.0以上
5.TEAP225点
6.TEAP CBT420点
7.TOEFL iBT 42点以上
8.TOEIC L&R/S&W 1150点以上
以下の方式については、書類審査にこれらの要素が含まれます。
※方式別提出書類
最後に、武蔵大学の総合型選抜(旧AO入試)の過去の倍率をご紹介いたします。
無理な勧誘などは致しません。
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