作成日: 2019年3月1日 最終更新日:

宇都宮大学の総合型選抜(旧AO入試)対策

宇都宮大学アイキャッチ 宇都宮大学の総合型選抜(旧AO入試)について知りたいと思っている受験生の皆さん、その保護者の皆さんに入試情報を詳しく説明します。ぜひご参考ください。 『総合型選抜について詳しく知る!

宇都宮大学のアドミッションポリシー

宇都宮大学のアドミッションポリシーは、宇都宮大学公式ホームページでこのように述べられています。

宇都宮大学の求める学生像と受入れの基本方針

1. 未来を切り開いていこうとする夢と情熱を持っている人 2. 知的好奇心に富み、専門職業人として持続可能な社会の形成や発展に貢献したい人 3. 教養と専門知識を修得するための基礎的な学力とコミュニケーション能力を持っている人 4. 自主的に学ぶ姿勢と、論理的で柔軟な思考能力を持つ人

地域デザイン科学部

コミュニティデザイン学科

(1) 地域や社会の関わりの中で学び、課題解決にあたる意欲のある人材 (2) 地域の成り立ちを理解し、より良いコミュニティの創成を追求するために必要な基礎学力を有する人材 (3) 地域の資源・社会システムの視点から、創造的・実践的にまちづくりを学ぶ熱意のある人材

建築都市デザイン学科

(1) 建築と地域デザインの専門技術を学ぶために必要な幅広い基礎学力を有する人材 (2) 人間生活・社会・自然を含む地球環境と建築・地域デザインとのかかわりを学ぶ熱意のある人材 (3) 歴史・文化・技術を活かした建築・地域空間創造を追究する意欲のある人材

社会基盤デザイン学科

(1) 国内・海外の様々な地域の課題解決に関心があり、グローカルに活躍したい人材 (2) 社会基盤と地域デザインの技術習得に熱意があり、そのための幅広い基礎学力を有する人材 (3) 社会全体の利益のために奉仕できる責任ある人材

宇都宮大学の総合型選抜(旧AO入試)の実施状況

宇都宮大学で総合型選抜(旧AO入試)が実施しているのは、地域デザイン科学部の1学部のみです。 募集人数は以下の通りです。

一般選抜

コミュニティデザイン学科:5名 建築都市デザイン学科:6名 社会基盤デザイン学科:4名

専門高校選抜

社会基盤デザイン学科:1名

宇都宮大学の総合型選抜(旧AO入試)の募集概要

宇都宮大学の公式ホームページの情報を元に、地域デザイン科学部総合型選抜(旧AO入試)の募集概要をまとめました。 地域デザイン科学部では、第1次選考と第2次選考の2段階の選考を行います。 各選考では、「主体性・多様性・協働性」」「思考力・判断力・表現力」、「知能・技能」を総合して判断します。

出願資格

一般選抜

次の①及び②に該当し、かつ③の志望学科の要件の全てを満たす者とします。 ① 次のいずれかに該当する者 (ア)高等学校(特別支援学校の高等部を含む)若しくは中等教育学校を平成31年3月卒業見込みの者及び学校教育法施行規則第93条第3項の規定に基づき平成30年度中に高等学校若しくは中等教育学校を卒業又は卒業見込みの者 (イ)文部科学大臣が高等学校の課程と同等又は相当する課程を有するとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を平成30年度中に修了又は修了見込みの者 (ウ)高等専門学校の第3学年を平成31年3月修了見込みの者 ② 本学に入学後意欲的に勉学に励むと出身学校長が責任を持って推薦する者で、合格した場合は入学することを確約できる者 ③ 各学科の要件 【コミュニティデザイン学科・環境都市デザイン学科】 ①大学入試センター試験で、本学が指定する教科・科目を受験する者 ②調査書の学習成績概評がB以上の者 【社会基盤デザイン学科】 調査書の学習成績概評がB以上の者

専門高校選抜

① 高等学校(特別支援学校の高等部を含む)若しくは中等教育学校を平成31年3月卒業見込みの者及び学校教育法施行規則第93条第3項の規定に基づき平成30年度中に高等学校若しくは中等教育学校を卒業又は卒業見込みの者 ② 本学に入学後意欲的に勉学に励むと出身学校長が責任を持って推薦する者で、合格した場合は入学することを確約できる者 ③ 学科の要件 【社会基盤デザイン学科】 調査書の学習成績概評がB以上の者

選考日程

出願期間:平成30年10月4日(木)~9日(火) 第1次選考結果発表:平成30年10月26日(金) 第2次選考:平成30年11月22日(木) 最終合格者発表:平成31年2月12日(火) 最終合格者発表(社会基盤デザイン学科):平成30年12月4日(火)

選考方法

コミュニティデザイン学科

二段階選抜です。出願書類による第1次選考があります。第1次選考合格者は第2次選考に進み、面接、大学入試センター試験の結果等により選抜されます。

建築都市デザイン学科

二段階選抜です。出願書類による第1次選考があります。第1次選考合格者は第2次選考に進み、プレゼンテーション、面接、実技、大学入試センター試験の結果等により選抜されます。

社会基盤デザイン学科

二段階選抜です。出願書類による第1次選考があります。第1次選考合格者は第2次選考に進み、面接、プレゼンテーションの結果等により選抜されます。

必要書類

入学志願者は、募集要項に添付の「出願書類提出用封筒」を使用して、郵送(書留速達)又は持参により下記の出願書類を一括で提出してください。 ① 入学志願票 ② 受験票 ③ 写真票 ④ 推薦書 ⑤ 調査書 ⑥ 活動経験についての報告書(コミュニティデザイン学科・環境都市デザイン学科) ⑦ 進学後の自己設計書(コミュニティデザイン学科) ⑧ 活動経験が判断できる書類(環境都市デザイン学科) ⑨ 地域社会貢献活動経験についての報告書 ⑩ 検定料・検定料振替払込受付証明書貼付台紙 ⑪ 受験票等送付用封筒 ⑫ 合格通知書等送付用住所ラベル

⑥活動経験についての報告書

【コミュニティデザイン学科】 出願者がこれまでに主体性をもって携わった社会的な活動歴及びその内容について、所定の用紙に本人の自筆により記載すること。 【建築都市デザイン学科】 以下の①~⑥のいずれか1つ又はまたは複数を選び、小論文形式にて1500文字以内で本人の自筆により記載すること。 ① 建築に関する向学心を示す課外活動の経験 ② 地域における社会貢献活動の経験 ③ ものづくりに対する向学心を示す課外活動の経験 ④ 理数系分野の能力や向学心を示す課外活動の経験 ⑤ 造形・美術分野の能力や向学心を示す課外活動の経験 ⑥ その他、自己アピールできるもの

⑦進学後の自己設計書

出願者の問題意識、意欲、関心について、コミュニティデザイン学科での学びを通してどのように飛躍させ、地域に貢献することができるかという観点を踏まえ、所定の用紙に本人の自筆により記載すること。

⑧活動経験が判断できる書類

「活動経験についての報告書」に記載した「活動」に参加したことを判断できる書類。 ・出願者本人が活動へ参加したこと判断できるものであれば様式は問わない。 ・A4判用紙に印刷又は貼り付けして提出すること。 ・A4判用紙で数枚以内とする。

⑨地域社会貢献活動経験についての報告書

自らが行った、又は参加した地域社会貢献活動について、 ① どのような活動を行ったか ② その動機は何であったか ③ 活動において感じた問題点 ④ それを解決するためには何が必要であると感じたか ⑤ その経験と感想 ⑥ 将来どのような地域社会貢献活動をしていきたいか 上記6項目を、A4判用紙4枚、1600文字以内にまとめて記載すること。

宇都宮大学の総合型選抜(旧AO入試)の倍率

最後に、宇都宮大学の総合型選抜(旧AO入試)の過去の倍率をご紹介いたします。 コミュニティデザイン学科:4.4倍 建築都市デザイン学科:1.5倍 社会基盤デザイン学科:1.8倍 さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。