作成日: 2019年8月20日 最終更新日:

早稲田大学国際教養学部の入試情報・偏差値・進路・評判まとめ

早稲田大学国際教養学部は、2004年に発足しました。この学部では、「現代社会において自由で公正な社会を実現するための「志」を持ち、英語により情報発信できる人材および、幅広い教養を兼ね備えた人材に対する需要に応える学生を育成すること」を教育目標としています。こうした社会的要請に応えるために国際教養学部が2004年に開設されました。ここでは早稲田大学国際教養学部について、偏差値や卒業後の進路および評判などをまとめました。 参考:早稲田大学 国際教養学部https://www.waseda.jp/fire/sils/about/overview/

早稲田大学国際教養学部の偏差値

早稲田大学国際教養学部の偏差値は、67.5となっています。 日本で最も偏差値の高い私立大学である「早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学」の中では、類似学部を含めると最も高い偏差値を早稲田大学は有しています。

早稲田大学国際教養学部の倍率

早稲田大学国際教養学部で実施された2019年度入試における倍率は下記の通りです。

一般入試

国際教養学部:5.4倍(志願者数2247名、合格者数325名)

大学入試センター試験利用入試

国際教養学部:11.9倍(志願者数747名、合格者数63名)

総合型選抜(旧AO入試)

国際教養学部:4.0倍(志願者数670名、合格者数153名)

英語による学取得プログラム入試

国際教養学部:1.6倍(志願者数133名、合格者数83名)

指定校推薦入試

国際教養学部:倍率不明(募集人数 若干名、合格者数29名)

早稲田大学国際教養学部の入試の種類

早稲田大学国際教養学部に入るための入試制度は以下の通りです。
  • 一般入試
  • 大学入試センター試験利用入試
  • 総合型選抜(旧AO入試)
  • 英語による学取得プログラム入試
  • 指定校推薦入試

一般入試の特徴

一般入試は大学入試センター試験利用入試との併願が可能です。ここでは各試験における特徴や受験科目、配点などをみていきましょう。

一般入試

出願期間は2020年1月6日(月)〜1月23日(木)、入学試験日は2020年2月13日(木)、合格発表日は、2020年2月21日(金)となります。入学試験では、「外国語(英語)(85点)」「国語(50点)」「地歴・数学から1つ選択(50点)の3科目を受験します。

大学入試センター試験利用入試の特徴

大学入試センター試験利用入試は学科との併願は認められていませんが、一般入試との併願は可能となります。

大学入試センター試験利用入試

出願期間は2020年1月6日(月)〜1月20日(月)、合格発表日は2020年2月8日(土)となります。入学試験では、「国語(リスニングを含む)(250点)」「国語(200点)」「数学(100点)」「地歴・公民(100点)」「理科(100点)の5科目を受験します。

総合型選抜(旧AO入試)の特徴

グローバル入試は書類・筆記の確信さを通して、学力、思考力、表現力に加えて国際性を備えた人を積極的に評価し合否を判定しています。

総合型選抜(旧AO入試)

出願期間は2019年9月6日(金)〜9月13日(金)、筆記試験は2019年10月27日(日)、合格発表日は2019年11月25日(月)となります。入学審査では、「書類審査・Critical whiting」を実施しています。 『 総合型選抜を1分で完全理解する!

指定校推薦入試の特徴

指定校推薦入試では指定校の学校長に推薦された方が出願することができます。選考では論述試験、面接試験、書類審査が行われます。

指定校推薦入試

出願期間は2019年11月1日(金)〜11月5日(火)、一次選考合格者発表日は2019年11月22日(金)、二次選考は2019年11月30日(土)、合格発表日は2019年12月13日(金)となります。入学試験では、「論述試験・面接審査」を実施します。

早稲田大学国際教養学部のカリキュラム

  • 世界が直面する問題を発見し解決まで導く人材の育成
  • 国境をこえてあらゆる分野で活躍できる人材の育成
  • 多元的な視点、論理的思考力、倫理観、国際感覚、優れた語学力の養成
早稲田大学国際教養学部のカリキュラムは、国際社会で求められる異文化理解と幅広い視野の下、世界が直面する問題を発見し、解決まで導く能力を持った人材を育成することを目標にこれらを実現するための3つのステップからなるカリキュラムを用意しています。

3つの学科

  • テーマの選定と語学力の習得
  • 海外学習でテーマを研究
  • 研究成果を深化させる
早稲田大学国際教養学部は3つの学科を用意しておりそれぞれの異なる専門分野を学び、1年次から4年次までの専門的なカリキュラムを構成しています。3つの学科の特徴について見ていきましょう。

テーマの選定と語学力の習得

多彩な教養教育科目から興味のある科目を履修し、自ら研究テーマを見出していきます。合わせて、徹底した語学教育と学生の主体性を尊重する教育システムとなっています。

海外学習でテーマを研究

海外協定から留学先を選択し、語学力のアップと異文化に対する幅広い視野、理解力も身につけていきます。

研究成果を深化させる

海外の大学からっこくして1年半は海外での経験を基に、問題意識を高め、その研究成果をさらに追求し深化させる期間となります。

早稲田大学国際教養学部の進路状況

卒業後の進路

  • 卒業者総数:634名
  • 進学者総数:46名
  • 就職者総数:486名
  • 公務員就職者数:6名
  • 教員就職者数:2名

主な就職先企業

2018年度の早稲田大学国際教養学部の主な就職先は以下です。(順不同)
  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 楽天
  • 日産自動車
  • 三井物産
  • 伊藤忠商事
  • ソフトバンク
  • パナソニック
  • ファーストリテイリンググループ
  • リクルート

主な内定業種一覧

2018年度の早稲田大学国際教養学部卒業生の主な内定業種は下記の通りです。
  • 専門サービス:18.1%
  • メーカー:16.7%
  • 情報通信:16.0%
  • 商業:13.5%
  • 金融:10.9%
  • マスコミ:7.7%
  • 旅行・運輸:5.3%
  • 公務員:3.0%
  • 非営利:1.6%
  • 不動産・建設:1.2%
  • エネルギー:0.7%
  • 教員:0.7%
  • 教育:0.7%
  • その他:3.9%

早稲田大学国際教養学部で取得可能な資格

卒業時に取得可能な資格及び受験資格は以下の通りです。

国際教養学部

  • 学校図書館司書教諭
  • 博物館学芸員
  • 高等学校教員:英語
  • 中学校教員:英語

早稲田大学国際教養学部のキャンパス情報

早稲田大学国際教養学部の学生は早稲田ャンパス(住所:東京都新宿区西早稲田1-6-1)に4年間通学することになります。 主要駅からのアクセスは以下の通りです。
  • 【JR】 山手線 高田馬場駅から徒歩20分
  • 【西武鉄道】 西武新宿線 高田馬場駅から徒歩20分
  • 【東京メトロ】 東西線 早稲田駅から徒歩5分
  • 【東京メトロ】副都心線 西早稲田駅から徒歩17分
  • 【都バス】 学02 (学バス) 高田馬場駅 – 早大正門
  • 【東京さくらトラム(都電 荒川線)】 早稲田駅から徒歩5分

早稲田大学国際教養学部の評判は?

実際のところ、早稲田大学国際教養学部に在学した経験者たちは、ここでの学びについてどのように感じているのでしょうか。実際の口コミを見ていきましょう。

英語能力を高められるカリキュラムが充実

早稲田大学国際教養学部では国際社会で活躍するために必要となる英語力を養うため、2年次秋からは必須で留学を行うことができます。留年をすることなく留学することができるため、帰国してもブランクを心配する必要がなく、むしろ経験したことを通じて研究テーマを選定し、学問レベルまでの高い英語力を身につけることができる学部です。

学生のやる気によって語学レベルがアップする

早稲田大学国際教養学部では、学生のやる気によってスキルの向上に差が生まれてきますので、4年間の学びを終えて同じ学部の人でも語学力や学問レベルの知識の習得にも差が生まれてきます。とにかく国際教養学部に入学したからには英語レベルの向上は4年間常に意識して課題を提出や講義で学ぶように心がけることが大切です。頑張った分だけ成長できる学部です。