作成日: 2021年12月1日 最終更新日: 総合型選抜基礎知識
指定校推薦で合格を勝ち取るためには、面接対策は必須です。
指定校推薦の面接は、大学や学部に応じて異なる特徴がありますが、共通して大切なのは自己PRや志望動機を的確に伝えることです。
ここでは、面接に向けた準備から本番での心構えまで、押さえておきたいポイントを解説します。
自分の強みや経験を効果的にアピールし、大学が求める人物像に合った回答ができるように、万全の準備を整えましょう。
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指定校推薦制度では、学校から特定の大学に推薦されることで入試が優遇されるため、合格の可能性が高くなります。
しかし、その中で重要なのが面接です。
この面接は、あなたの学業成績だけでなく、あなたの人柄や大学での学びへの熱意を見極めようとしています。
したがって、面接は単なる「通過儀礼」ではなく、あなたを大学が受け入れるべきかを判断する場所です。
この場で自己アピールや志望動機を的確に伝えることができなければ、大学側は不合格を出す可能性はゼロではないため、しっかりと準備しましょう。
関連記事:『指定校推薦の志望理由書の書き方を専門塾が徹底解説!』
ここでは、指定校推薦の面接対策について紹介していきます。
自分が志望する大学、学部の過去の面接問題をチェックしましょう。
チェックの仕方ですが、おそらく学校がデータを持っているはずなので先生にデータを見せてもらえるように頼んでみましょう。
もし、それが叶わないのであれば、昨年その大学を受験した先輩にコンタクトを取るのも一つの手です。
面接対策といえば、質問に対してどう答えるかにばかり注意をしがちですが、言葉づかいや表情・態度も重要な要素の一つです。
「はっきり話す」「椅子に深く腰をかけない」「目を見て(鼻先を見て)話す」など、好感を持たれる態度を心がけましょう。
もちろん、前髪を目にかけない・制服に埃や皺がないようにするなど清潔な格好をして面接に挑みましょう。
「頭が真っ白になって言いたいことも言えず終わってしまった」「予想指定も質問が来ず、あわててしまった」
そういった失敗談を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
これが起こってしまう理由は「面接の練習量が少ない」ことです。
面接なんて、自分のことを話すだけだから1・2回練習したら終わりでいい、と思っていませんか?
予想外の質問が来たら仕方ないと諦めていませんか?
まず、1・2回練習したら大丈夫と思っている人は今すぐ考えを改めてください。
圧倒的に練習量が足りないです。
そして、予想外の質問が来たら仕方ないと思っている人に言いたいのは「予想外の質問が来ないくらい」に練習してください。でもここでこう思う人がいるかもしれません。
「どこで練習すれば良いんだ」と。
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少なくとも1~2か月前から準備を始めるのが良いでしょう。
早めに準備を始めることで、自分の強みや志望理由を整理し、自然に伝えられるようにする時間が十分に確保できます。
特に面接での質問に対して自信を持って答えるためには、繰り返し練習が必要です。
模擬面接は実際の面接と同様の状況を体験できるため、緊張感に慣れることができます。
友人や先生に協力してもらい、面接の形式や質問に対する適切な対応力を磨くことが大切です。
指定校推薦の面接では、志望理由や自己PRに加え、学校での経験や将来の目標に関する質問が多くなるので、具体的なエピソードを交えた回答を用意しておくことが重要です。
関連記事:『大学受験の模擬面接をしてくれるオススメサービスを紹介』
ここでは、面接当日の流れを説明します。
当日の流れを事前に理解してシミュレーションし、本番までに慣れておくことが大切です。
指定校推薦の面接は、通常、次のような流れで進行します。
面接時のマナーには注意が必要です。
服装は清潔感のあるものを選び、言葉遣いや姿勢にも気を配りましょう。
入室時には、しっかりとした挨拶を心がけることで、第一印象を良くすることができます。
また、緊張を和らげるための呼吸法やリラックス法を事前に試しておくと良いでしょう。
関連記事:『大学受験の面接マナー|評価ポイントについて大学入試のプロが解説』
指定校推薦の面接で聞かれる面接の質問は、大きく分けて、下記のように分類されます。具体的なエピソードを交えて答えるといいでしょう。
大学側は、あなたという人がどんな人なのかをあなた自身の言葉で語ってほしい、あなた自身をあなた自身がどのように評価しているかを聞きたいと思っています。
【質問例】あなたの長所・短所を簡潔に述べてください。
【回答例】私の長所は、計画的・持続的に物事を進めることができる点です。2年生の文化祭では、実行委員長をしましたが、文化祭と自分自身の学習を両立させるために、計画をしっかり立てて行うことができました。
一方、短所は、長所の反対で、瞬発力が欠けている点です。とっさの判断が遅れてしまいがちです。ただ、この欠点も、高校生活における友人との交流や多くの経験を通して、改善してきているように思います。
自己紹介・自己分析と重なる部分も多いですが、あなたが夢中になったことを熱く語ることは、好印象を与えます。
【質問例】高校生活で頑張ったことは何ですか?
【回答例】中学・高校6年間を通して、卓球部で頑張りました。特に、高校2年では、部長を経験しました。それまでは、自分の好きな卓球に打ち込むだけでしたが、部長になってからは、自分の技術の向上だけでなく、チームとしてのまとまりや後輩への指導などを重点的に取り組みました。
その大学や学部への志望動機を聞かれることが多いです。
【質問例】この大学を志望した動機は何ですか?
【回答例1】それまで漠然とこの大学への憧れがありましたが、オープンキャンパスに来て、その思いが確固としたものに変わりました。
まず、キャンパスの雰囲気がとても明るく、「ここで学びたい」と思いました。また、案内されていた先輩方がとても親切に、学校生活を生き生きと紹介されている姿に感動しました。
また、模擬授業に参加して、大学の授業の奥深さ、教授の知識の深さ、大学の施設の充実ぶりを体験でき、「この大学で学びたい」と強く考えるようになりました。
【回答例2】私がこの大学を選んだ理由は、文学研究に関する教育設備が充実しているからです。もともと私は文学作品が好きで大学では文学と時代背景の関わりをより深く研究したいと考えていました。貴学では文学部に多数の教授が在籍しているだけでなく、地元の博物館などと連携して研究をしているため、私のやりたいことを実現できる環境があると考えております。
具体的なことを述べられなくても、将来の夢の方向性が述べられるよう、準備しておくのがベストです。
【質問例】大学卒業後の将来の夢は何ですか?
【回答例】大学で学んだことを活かして、将来は国際機関で働きたいと思っています。今、SDGsの実施について、国の環境や文化だけでなく、それぞれの産業の力の差により、達成困難な場面が多々見受けられます。それらに立ち向かい、世界が少しでもいい方向に進めるよう、高校生活での留学経験をもとに得た英語力や多様な人種とのコミュニケーション能力を活かしたいと思います。
受験勉強の間も、しっかりと新聞などに目を通して、社会的な出来事についても意見が述べられるよう準備をしておくことをおすすめします。
【質問例】最近のニュースで気になったものはありますか?
【回答例】今年のノーベル物理学賞は、日本出身の真鍋さんが受賞されました、地球温暖化を確実に予測する気候モデルの開発についてです。地球温暖化の予測が確実になるので、どこに力を入れるべきかを具体的な政策などに落とし込めると考えております。貴学政策科学部では、地域の問題だけでなく地球温暖化も含めた様々な要因を加味した政策モデルの検証を推し進めたいと考えております。
大学受験を指定校推薦にした理由は、聞かれる可能性が非常に高いです。なぜ指定校推薦にしたのかを考えておきましょう。
【質問例】大学受験を指定校推薦にした理由
【回答例】指定校推薦を選んだ理由は、学力だけでなく、私の人間性やリーダーシップなども評価してもらえるからです。学校からの推薦を通じて、私の努力や特性をしっかり伝えられることに魅力を感じました。
関連記事:『指定校推薦のデメリットがあることを知っていますか?【指定校推薦のメリットデメリット】』
模擬面接は、実際の面接状況を再現し、自己評価と改善のための非常に効果的なトレーニングです。
何度も繰り返し模擬面接を行うことで、緊張感を和らげ、自信を持って自己PRができるようになります。
これにより、自分の強みや改善点を自然体で面接官に伝えることができ、面接本番でのパフォーマンスが向上することが期待できます。
しかし、学校や保護者との練習は緊張感がないため、外部の人とも行うことをお勧めします。
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また、いかにも合わせて読みたい面接の記事を掲載しますので、参考にしてみてくださいね。
服装/持ち物:『総合型選抜(AO入試)面接にふさわしい髪型・服装・持ち物は?』
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「指定校推薦は不合格にならない」という噂がまことしやかに流れていますが、指定校推薦といえども、全員が合格できるわけではありません。
せっかく、指定校推薦で受験、合格を目指しているのに、「不合格」なんて不吉なことを言って申し訳ないですが、万が一のことを考えておくことは大切です。
そこで一つ総合型選抜(AO入試)を視野に入れておくと良いです。総合型選抜の試験内容にも『面接』があり、指定校推薦で培ってきた面接の能力を総合型選抜(AO入試)でも発揮できます。
指定校だけで絞るより、総合型選抜(AO入試)も視野に入れて受験したほうが合格のチャンスが広がり良いと思いませんか?
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