作成日: 2021年7月29日 最終更新日: 総合型選抜基礎知識
こんにちは!総合型選抜専門塾AOI編集部です!
今回は、総合型選抜(AO入試)で落ちる人の特徴を7つ紹介します。
「総合型選抜(AO入試)で合格できるか不安」
「総合型ってどんな人に向いているんだろう」
と悩んでいるあなたに向けてこの記事を書いています。
この記事を読めば、落ちる人の特徴を理解することができ、それを回避するための方法を知ることができます。
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総合型選抜(旧AO入試)で落ちる人に最も多い特徴は、大学入学後の明確な目標や目的がないということです。
総合型選抜(旧AO入試)ではどれだけ学力のある受験生でも、学力だけでは超えられない壁があります。
総合型選抜(旧AO入試)は、そもそも学力ではなく「人物面」を重視して選抜する入試方法です。
総合型選抜(旧AO入試)を受ける受験生の中には「総合型選抜(旧AO入試)は簡単だ」という誤った認識を持っている方もいます。
近年総合型選抜(旧AO入試)の人気は高まっている一方なので、簡単とは思わずにしっかりと自分の目標や目的を設定して大学側に伝えられる準備をしましょう。
関連記事:『「大学に行く意味って何?」進学理由を見つけるためにやるべきこと。』
総合型選抜(旧AO入試)で落ちる人に次に多い特徴は、志望する大学の学部・学科の特徴やアドミッションポリシーを理解していないことです。
これは言うまでもなく「意欲・関心がない」と判断されてしまい、不合格になってしまいやすいです
本当に大学に関心がある人であれば「大学の特徴」「学部の特徴」「学科・コースには何があるか」などを細かく調べていて当然です。
大学側は、志望理由書の内容や、面接での質疑応答でこれらのポイントを確認することが多いです。
関連記事:『アドミッションポリシーとは?読み方や志望理由書への踏まえ方を詳しく解説します!』
総合型選抜(旧AO入試)の面接では、面接マナーも重要な評価ポイントの一つです。
面接中の態度から、その受験生の人物像や一般的な常識などを評価しています。
どれだけ学力があっても非常識な人は大学から求められることはありません。面接中のマナーに関しては、学校の先生や家族、友人に協力してもらいながら事前に練習をしておきましょう。
関連記事:『高校生(受験生)のための面接マナー|評価ポイントは?』
総合型選抜(旧AO入試)の出願には、「調査書」の提出が必要です。
この調査書には高校3年間の成績が記載されており、大学側はこの調査書をもとに受験生の最低限の学力などを評価します。
総合型選抜(旧AO入試)では学力は一切求められないと勘違いしている方もおられるようですが、評定平均値の基準を設けている大学も多いので、ぜひ覚えておきましょう。
関連記事:『総合型選抜(旧AO入試)の調査書は合否に影響あり?』
志望理由書や調査書による書類選考が終わったら、次に控えているのは面接です。
この面接の準備や練習をしていないと、不合格になる可能性が高まります。
面接の形式や面接で聞かれる内容は、大学や学部・学科によって様々ですが、一般的に想定される質問というのは存在します。
当日アドリブで対応しようとしても、緊張してしまい伝えたかったことが伝えられないまま面接が終了してしまうということもよくあります。
特に、大学受験までに面接を経験したことのない方は、高校の先生や家族、友人、先輩などに協力してもらい面接対策をしておきましょう。
はっきりと自分の意見を大学側にアピールできるように入念に準備してください。
関連記事:『総合型選抜(AO入試)の”合格者しか知らない”面接のコツ!』
面接では、主に面接官から受験生に対して志望理由書の内容をベースに質問がなされます。
このとき、志望理由書に何を書いたのか忘れてしまっていたり、志望理由書の内容が薄かったりすると思いがけない質問が飛んできて回答に困ってしまことがあります。
志望理由書はできるだけ具体的な内容にして提出前にコピーを取っておき、面接当日にどんな質問がされるのかイメージをしておきましょう。
関連記事:『総合型選抜(AO入試)の志望理由書 攻略方法【例文あり】』
総合型選抜(旧AO入試)では、受験生の基礎学力をチェックするために小論文の提出が求められる場合もあります。
高校生活では文章を簡潔にまとめるという機会はあまり多くなかったかもしれませんが、面接と同様に小論文も対策をすることでどんどん上達します。
小論文のポイントは、大学側から出題されるテーマに対して論理的にまとめていくことです。小論文には、以下の4つの評価項目があります。
1.読解力
2.発想力
3.論理的思考力
4.表現力
よくある失敗としては、作文風に主観で書いてしまうパターンが挙げられます。これに注意して、小論文はあくまで論理的な文章を書くイメージを持っておきましょう。
小論文についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事がオススメです。
関連記事①:『小論文と作文の違いは?大学受験で小論文を使う人にわかりやすく解説!』
関連記事②:『小論文対策のポイントとオススメの参考書を専門塾が徹底解説!』
総合型選抜(旧AO入試)はどの入試よりも早く始まることが多いため、滑り止めにも利用されます。
総合型選抜(旧AO入試)の受験を考えている学生は、万が一のケースも十分考慮しておきましょう。
不合格となってしまった場合の具体策は次の通りです。
・他に出願できる総合型選抜(旧AO入試)があるか調べる
・公募推薦へ切り替える
・一般入試でどの大学を目指すべきなのかを見極める
・センター試験の対策をしておく
多分合格するだろうというような根拠のない自信を持つことは危険です。大学受験に成功するためには、あらゆるシナリオを想定した事前策を練っておくことが重要です。
一般入試などの学力試験であれば、模擬試験の判定などから予想をつけられるかもしれませんが、総合型選抜(旧AO入試)ではそのようなものはありません。採点基準が曖昧な大学も多く、主観的な評価がなされる面接もありす。もちろん、大学・学部・学科によって採点基準は設けていますが、一概にこの基準をクリアすれば合格というようなものはないと考えたほうが良いでしょう。
また、塾は高い合格実績を誇っているため、通塾指定な人は、塾でプロ講師に指導してもらうことを視野に入れましょう。
総合型選抜(旧AO入試)で不合格だったとしても、そこで受験が終了するわけではありません。速やかに公募推薦に切り替えましょう。
公募推薦は、面接や小論文などの総合型選抜(旧AO入試)の対策とほぼ同じような試験が出ます。そのため、総合型選抜(旧AO入試)で対策をしていたことが無駄にならないのです。
公募推薦について詳しく知りたい人は、コチラの記事を参考してください。
関連記事:『学校推薦型選抜とは?公募制推薦と指定校推薦の違いを解説!』
総合型選抜(旧AO入試)があなたの人生を決めるわけではありません。人生は常に自分自身に選択権があることを忘れないでください。仮に総合型選抜(旧AO入試)に不合格となってしまった場合でも、まだ諦める段階ではありません。不合格となったことは残念ですが、総合型選抜(旧AO入試)でダメなら一般入試で再チャレンジしましょう。
私立大学や専門学校の総合型選抜(旧AO入試)は6~12月頃にかけて実施されます。国公立大学では9月~翌年2月ごろとなっています。中には複数回に分けて募集を行う大学もあるため、総合型選抜(旧AO入試)の時期や期間は学校によって大きくばらつきがあります。
第一志望の大学や他の受験する予定のある大学については、事前に総合型選抜(旧AO入試)の日程を公式ページで確認しておきましょう。
・エントリー・出願:6~9月頃
・面接・試験:7~9月頃
・合格発表:10月~翌年2月頃
総合型選抜(旧AO入試)の基本的なスケジュールはこのようになっています。一部の私立大学や専門学校では2月まで募集を行なっているため、高校卒業間際で合否が決まることもあります。
また、総合型選抜(旧AO入試)に出願するためには、オープンキャンパスに参加する必要がある場合もあります。学校によっては、オープンキャンパスに参加した時の受付番号や感想文の提出が条件になっていることもあります。
総合型選抜(旧AO入試)の正確な日程を知るには、志望する大学の公式ページにある学部・学科ごとの募集要項をしっかりチェックしておきましょう。
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以上が、総合型選抜(AO入試)で落ちる人の特徴になります。
総合型選抜で落ちないようにするためには、やはり早期からの対策と受験戦略が大事になります。
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