作成日: 2018年1月11日 最終更新日: 総合型選抜基礎知識
AO入試ですが、実際はどのような入試なのか、自分でも受験することができるのか、などと多くの疑問を持つ人がいると思います。
結論からいうと『AO入試は学力だけでは測れない受験生のさまざまな能力を評価し、大学と受験生の学生像があっているかを総合して合否を判断する入試』です。
そんなAO入試について説明していきたいと思います。
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そもそもAO入試の『AO』って何の略?と感じる方も多いと思われます。まずはAO入試の『AO』とはどのような意味なのかを解説していきたいと思います。
AOというのは Admissions Office(アドミッションズ・オフィス=入学事務局)の略で、受験生の人物像と大学の求める学生像(アドミッション・ポリシー)がどれだけ合っているかで合否が決まる入試です。
文部科学省が提示する入学者選抜実施要項では、入学志願者の能力・適性や学習に対する意欲、目的意識等を総合的に評価・判定する入試方法と書かれています。
簡単に言うと、「受験生の意欲を測る入試方式」です。
アドミッション・ポリシーは『大学側が求めている生徒像を書いたもの』だと思ってください。
AO入試では、出願書類や面接などの試験はもちろんのことですが、このアドミッション・ポリシーに沿って大学は受験生が求めている学生像に合っているかを判断し、合否を決めます。
アドミッションポリシーに関しては、こちらの記事で詳しく解説しています!
関連記事:『アドミッションポリシーの読み方や志望理由書の踏まえ方を詳しく解説します!』
結論、AO入試はだれでも受験できます。現役生はもちろん、既卒生(浪人生)も受験することができます。
既卒生(浪人生)の方向けの記事もあるので、気になる方は下のボタンを押してください!
関連記事:『浪人生にこそ総合型選抜(AO入試)がおすすめ!現役生よりもむしろ有利?』
しかし、大学毎に出願条件が定められています。
AO入試における出願条件とは、「この条件を満たした人のみが出願することができる」という受験者を絞るための条件になります。
この条件を満たしていなければ、合格はおろかエントリーすることすらできないため、各大学の出願条件をしっかりと把握することが必要です。
出願条件は、各大学の要項に必ず記載されていますので、大学の要項をチェックしましょう。
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AO入試では『調査書』『学力検査』『小論文』『面接』『実技試験』など、さまざまな能力を総合的に鑑みて評価されます。
一般選抜では学力テストを中心に合否が決定されますが、AO入試はさまざまな試験を通じて合否が決まります。
ちなみに、全ての大学・学部で同じ内容の試験内容ということではありません。
自分の受験したい大学・学部では一体何が試験内容として書かれているのか、一体自分は何を対策すればいいのかをしっかりと調べましょう。
小論文の対策している途中で「実は小論文は必要ではなかった」などといったことが起きてしまっては、時間を無駄にしている場合があります(もちろん将来的な力がつくという点では無駄ではないのですが)。
ここで疑問に思うかもしれないのですが、「結局一番何に力を入れて対策すればいいのか」と。
結論から言えばすべて大事なのですが、強いていうなら志望理由書をしっかりと書くようにすればいいです。
志望理由書は多くの大学で必要とされるかつ、面接などでも志望理由書をもとに質問されたりすzるので力を入れて対策することをお勧めします。
ちなみに志望理由書を書く前には必ず自己分析をしましょう。この自己分析は総合型選抜を受験するにあたって、合格するための基盤となる部分です。
やりかたがいまいちわからない方は動画を参考にしていただいたり、AOIの無料相談でやり方を聞いてみてください!
関連記事:『総合型選抜(AO入試)の志望理由書 攻略方法【例文あり】』
総合型選抜とAO入試の違いは何かのかここで少しだけお話しさせていただきます。
簡潔に述べると、総合型選抜の違いは『名前の違い』『学力が必須となった』という2点が大きな変更点です。また、「学力の3要素」というものが評価されることとなります。
ちなみに、総合型選抜については別記事でまとめておりますのでそちらでご確認ください。
では、学生と大学のマッチ度を測るためにどんなテストがあるかというと、なぜその大学・学部に行きたいかを綴った『志望理由書』を含む提出書類。
論理的思考力と文章力を試される『小論文』『志望理由書』に虚偽がないか、大学にあった生徒なのかを確認する『面接』などがあります。
試験内容は大学・学部によって違ってきます。
AO入試の受験を考えている方は必ず一度は受験大学のHPはみましょう。
関連記事:『総合型選抜(AO入試)の書類審査とは?|その特徴・種類・パターンを解説』
まず初めに提出書類による書類選考が行われます。提出書類の中には高校での成績表をはじめ、AO入試ならではの志望理由書も含まれています。
書類選考を通った人は2次選考に移ります。2次選考でよく行われるのが、面接試験および小論文試験です。
面接試験というのは想像に易いと思われますが、最近では様々な方式がとられています。
受験者1人に対して試験官複数人が対応する個別面接。複数人の受験者が同時に試験を受ける集団面接。受験者同士がグループとなって話し合いや発表を行う、グループディスカッションなどです。
こういった試験では「意欲」だけではなく、社会性や表現力、対応力などが評価される傾向があります。
各対策記事は以下からご覧ください!
小論文:『小論文対策のポイントとオススメの参考書を専門塾が徹底解説!』
面接:『総合型選抜(AO入試)の”合格者しか知らない”面接のコツ!』
グループディスカッション:『【大学入試】グループディスカッションの対策について総合型選抜専門塾が解説!』
AO入試は一般選抜と比べると開始が早く、出願は9月〜の大学が多く、合格発表は11月〜開始する大学が多いです。
ちなみに6月ごろから大学の入試要項が出始めます。(早い大学はもっと先から情報を出してくれていますが)
自分の狙っている大学の入試要項が出ていないかは暇な時にでも逐一確認しておきましょう。
ここからは実際にAO入試で大学に合格した受験生の合格インタビューを掲載していきます!
1次試験は英語と小論文、書類審査がありました。英語、小論文が1次試験にある大学は正直珍しいです。
2次試験は面接がありました。面接は主に提出した志望理由書(学びの計画書)から聞かれました。
対策としては自分のやりたいことの深掘りをしました。と、いうのも志望理由書が難しかったからです。
私は『スポーツによる人格形成や心に対する影響を学びたい』と、将来やりたいことは決まっていたのですが、そのやりたいことを達成できるようにどうやった行動をしていかなければいけないかを言語化するのが難しかったです。
あと、これは関西学院大学ならではなのですが、1次試験に小論文と英語のテストがありました。これが結構大変で英語はめちゃくちゃ頑張って勉強しました。英検2級レベルがないときついと思います。
普通の学校ならまず、出願書類などの提出書類が見られますが、関西学院大学はまず、英語・小論文ということで、いくら熱い志望理由書を書いたとて、英語ができないとみられないのは大変でした笑
『合格体験記を見る』
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AO入試の対策に塾に入塾すべき人とそうでない人がいます。
以下にその違いを見ていきましょう。
・複数の対策を自分だけで進められる人
・合格の可能性を高めたい人
・部活動などの影響で徹底したスケジュール管理が必要な人
・活動実績、評定、資格に自信がない人
・文章作成が苦手な人
・自分だけで進められる自信がある人
・スケジュール管理が得意な人
・文章作成の実績がある人
などです。
塾に通うと合格率が14%変わると言われています。
また、上位校の合格者は平均75%以上が通塾しているので、やはり合格の可能性を高めるためには、通塾することをオススメします。
塾に入るかどうか迷ったら、まずは無料で行っているAOIの受験相談へ来てみてください。
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