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作成日: 勉強法/マインド
こんにちは!総合型選抜専門塾AOIです。
総合型選抜に興味はあるけれど、高1・高2の今、具体的に何をすればいいか分からない。そういう相談を毎年たくさん受けます。
調べてみると「自己分析をしましょう」「課外活動に取り組みましょう」と書いてあります。間違ってはいませんが、今日から何をすればいいのかが分かりません。
この記事では、高1・高2が今日から動けるレベルまで具体的に落として説明します。あわせて、やらなくていいことも書きました。この時期に力の入れどころを間違えると、あとで効きません。
この記事でわかること
? 高1・高2の「いま」やることを、先に知っておく
総合型選抜には、高3から始めると間に合わないものがあります。
評定、英語資格、活動実績。どれも積み上げに時間がかかるからです。
AOIの公式LINEでは、いまの学年から何を優先すべきかをプチ相談できます。10個の無料特典も受け取れます。
「早く始めたほうがいい」とよく言われますが、理由が曖昧なまま言われることが多いので、はっきりさせておきます。
評定(学習成績の状況)が、高1から数えられているからです。
総合型選抜や学校推薦型選抜では、高校から大学へ提出される調査書に記載された学習成績の状況が評価材料になります。9月出願の総合型選抜であれば、対象になるのは高1の1学期から高3の1学期までです。
つまり、次のようになります。
| 学年 | 評定の確定状況 |
|---|---|
| 高1が終わった時点 | 5学期分のうち2学期分が確定 |
| 高2が終わった時点 | 5学期分のうち4学期分が確定 |
| 高3の1学期が終わった時点 | すべて確定 |
高3から「総合型選抜を受けよう」と思った時点では、残っているのは1学期分だけです。ここが、早く始めた人と遅く始めた人の最大の差になります。
書類の完成度や面接の練習は高3からでも詰められますが、評定だけは時間が戻りません。
逆に言えば、高1・高2の今は、まだ大部分が動かせる状態にあります。これが「有利」の中身です。
早く動き出した人が、実際どうなったのか。高2のうちにスタートして第一志望に合格した3人の振り返りを、先に読んでみてください。

「このテーマ変更ができたのは、高校2年生のうちから対策を始めていたからだと思います。」
志望テーマを途中で変更しながらも、納得のいく形で合格。早く始めたぶん、方向転換する余裕が生まれた例です。

「高2で入塾したからこそ、高3の先輩方の姿を見てきました。じっくり自分のやりたいことを時間をかけて見つけられて、将来像がより見えてきました。」
早く始めることは、「先輩の背中を見て学べる」環境に身を置くことでもあります。

「高2の9月から始めて、志望理由書は周りより進んでいる方でした。」
早く始めるほど、書類を「仕上げる」だけでなく「練り直す」時間まで確保できます。
高1・高2で最も多い詰まり方が、「志望校が決まっていないから動けない」というものです。
順番が逆です。志望校は、動いた結果として絞られます。
総合型選抜の書類で問われるのは、突き詰めると次の2つです。
1つ目が決まらないと、2つ目は書けません。そして1つ目は、大学のパンフレットを眺めていても出てきません。だから最初に決めるのは、大学名ではなく「知りたいこと」です。学部名でもありません。「経済学部に行きたい」ではなく、「なぜ同じ商品でも店によって値段が違うのかを知りたい」のような形です。
紙とペンを用意して、15分でできます。
| ステップ | やること | 例 |
|---|---|---|
| ① 書き出す | この1年で「気になった」「もっと知りたい」と思ったことを、10個書き出す。くだらないと思うものも入れる | 部活の練習メニューの根拠/推しの曲が売れる理由/祖母の通院の付き添いで見た待ち時間 |
| ② 「なぜ」をつける | 10個それぞれに「なぜそう思ったのか」を1行書く | 待ち時間が長いのに誰も改善しないのはなぜか、と思った |
| ③ 共通点を探す | 10個を眺めて、似ているものをまとめる。2〜3のかたまりになれば十分 | 「仕組みが非効率なまま放置されていることへの関心」 |
この3つ目のかたまりが、あなたの関心の方向です。ここまで来ると、学部を調べる意味が出てきます。
高1・高2の時点では、これが1つに絞れていなくて構いません。2〜3方向が見えていれば、十分に先へ進めます。
ここからが具体的な行動です。上から優先順位順に並べています。
最優先です。前述のとおり、高3になってからでは動かせません。
高校の成績は、次の3つの観点で評価されます。観点ごとに取り方が違うので、分けて対策してください。
| 観点 | 今日からできること |
|---|---|
| 知識・技能 | 定期テストの基本問題を確実に取る。小テストを落とさない |
| 思考・判断・表現 | 記述問題を空欄で出さない。授業のワークで「理由」まで書く |
| 主体的に学習に取り組む態度 | 提出物を期限内に出す。振り返りシートを具体的に書く。質問に行く |
テストの点だけを上げようとしている人は、3つ目で取りこぼしていることが多いです。ここは点数ではなく行動で決まるので、今日から動けば今学期の評価に反映されます。
また、評定は主要5教科だけでなく、保健体育・芸術・家庭・情報などもすべて同じ重みで入ります。1科目だけ極端に低いと全体が落ちるので、苦手科目を捨てないでください。
英検などの外部検定は、大学によって出願資格・加点・試験免除などに使えます。高1・高2のうちにやるべきことは、まず1度受けて現在地を知ることです。
重要な実務を2つ挙げておきます。
検定は実施回が決まっており、結果が出るまでにも時間がかかります。高3の春から始めると、出願に間に合う受験機会が数回しか残りません。高1・高2の今なら、何度か受けて上げていくという進め方ができます。
検定の実施方式・回数・申込期限は変更されることがあります。各検定の公式サイトで確認してください。大学によっては取得後2年以内などの有効期限を設けている場合があります。
意外と見落とされますが、学校の「総合的な探究の時間」は最も手に入れやすい材料です。多くの高校で必修として時間が確保されており、指導してくれる先生もいます。
やることは3つです。
総合型選抜で評価されるのは、結論の立派さではなく考えが動いた過程です。探究学習はその過程がそのまま残るので、材料として使いやすい。学校の課題を、そのまま入試の材料に変えられます。
「課外活動に取り組みましょう」と言われても、どこで何を探せばいいのかが分かりません。探し先をカテゴリごとに挙げます。
| 探し先 | 具体的に見る場所 | 時期の目安 |
|---|---|---|
| 大学の公開講座・高大連携プログラム | 志望分野の大学公式サイトの「高校生の方へ」「社会貢献」などのページ | 夏休み・春休みの開催が多い。募集は1〜2か月前 |
| 学外のコンテスト・論文賞 | 学会・新聞社・企業・自治体が主催するもの。学校に届く案内も確認する | 募集は年間を通じてある。締切は夏〜秋に集中 |
| 自治体・NPOのボランティア | 市区町村の社会福祉協議会、地域のボランティアセンター | 通年。単発参加できるものも多い |
| 高校生向けの発表会・サミット | 探究学習の成果を発表する場。学校経由の案内が多い | 秋〜冬 |
| 自治体の高校生議会・模擬議会 | 市区町村の広報・公式サイト | 年1回程度。募集は夏前後 |
| 職業体験・インターン | 地元企業、商工会議所、大学のキャリアセンター | 長期休暇中 |
具体的なプログラム名・募集時期は年度によって変わります。必ず主催元の公式サイトで最新の情報を確認してください。学校に届いている案内も、進路指導室で見せてもらえることがあります。
探すときのコツは1つです。「関心の方向」に沿ったものを選ぶこと。 先ほどの3ステップで出てきた2〜3のかたまりに関係するものを選べば、あとで志望理由書がつながります。関係ないものをいくつやっても、書類では並列に並ぶだけです。
地味ですが、高3になって最も効く準備です。
高3で志望理由書を書くとき、多くの生徒が「何をやったか思い出せない」という壁にぶつかります。やったこと自体は覚えていても、そのとき何を考えたかが残っていないのです。書類で必要なのは後者です。
スマートフォンのメモでも紙のノートでも構いません。次の3行だけ、そのつど残してください。
| 項目 | 書くこと | 例 |
|---|---|---|
| 日付・やったこと | 事実を1行 | 10/12 市の社会福祉協議会の子ども食堂で配膳を手伝った |
| 気づいたこと | 見て思ったことを1行 | 来ている子より、付き添いの保護者のほうが疲れて見えた |
| 次に知りたいこと | 疑問を1行 | 支援の対象は子どもだけでいいのか |
1回あたり1分で終わります。月に数回でも、1年半続ければ相当な量になります。この3行目(次に知りたいこと)が、志望理由書の核になります。
力の入れどころを間違えないために、この時期にやらなくていいことも挙げておきます。
前述のとおり、順番が逆です。関心の方向を先に言葉にすれば、大学と学部は後から絞れます。早く決めすぎると、そこに合わせて自分を作りにいくことになり、書類が薄くなります。
「とりあえず何か賞を取っておこう」「ボランティアを増やそう」という進め方は、効きません。大学が見ているのは興味の一貫性と、そこに対して自分で動いたかどうかです。
関係のない活動が10並ぶより、関係のある活動が2つ深いほうが伝わります。
志望理由書の書き方の本を高1で読んでも、書く材料がないので進みません。材料(①〜⑤)を集めるのが先です。書き方は高3の春からで十分に間に合います。
英語の外部検定は、多くの大学で使えるため例外です。それ以外の資格は、志望分野と関係があるかどうかで判断してください。関係がなければ、その時間を探究や評定に回したほうが効きます。
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高1・高2の準備は、ご家庭の理解があるほど進みます。
AOIの受験相談(オンライン・無料)では、いつから何にお金がかかるのかをご説明します。
この記事をご家族と共有したうえで、ぜひ一緒にご参加ください。
高1で「総合型選抜で行く」と決める必要はありません。この時期にやることは、どの進路に進んでも無駄にならないものに限ります。
| やること | 到達の目安 |
|---|---|
| 定期テストで評定を落とさない | 1年分の評定が、目標とする水準から大きく離れていない |
| 探究学習でテーマを自分で決める | テーマと、そう決めた理由を言える |
| 関心の方向を2〜3挙げる | 「知りたいこと」の形で言葉にできている |
| 英語の外部検定を1度受ける | 現在地のCSEスコアを把握している |
| 活動ログをつけ始める | 日付・気づき・次に知りたいことの3行が残っている |
高1でもう一つ考えておくとよいのが、文理選択です。文系・理系の選択は科目の話だと思われがちですが、総合型選抜では「自分の興味を最初に言語化する機会」でもあります。
得意科目寄りに選べば評定も取りやすくなるので、両方の観点から考えてみてください。
高2は、指定校推薦を含めた進路の見当をつける時期です。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 春〜夏 | 評定を上げる。志望分野を3つ程度に絞る。オープンキャンパスに2〜3校行く |
| 秋 | 進路指導室で指定校推薦の枠の一覧を見る。2学期の定期テストに全力を出す |
| 冬 | 志望校の候補を5つ程度に絞り、入試方式と出願条件を調べる |
| 学年末 | 志望理由書の下書きを1本書く。書けない箇所=材料が足りない箇所が分かる |
高2の秋にやるべきことで、5分で終わって効果が大きいのが進路指導室で指定校推薦の枠の一覧を見ることです。志望校の枠があるかどうかで、取れる戦略が変わります。
高1・高2の進路選択は、ご家庭の方針と切り離せません。3点だけお伝えします。
① この時期に必要なのは、決めさせることではなく、材料を増やすことです。 「志望校はどこにするの」と聞かれ続けると、本人は決めていないことを責められていると感じます。代わりに「最近、何が面白かった?」と聞くほうが、関心の方向が出てきます。
② 課外活動は、探すことに手がかかります。 大学の公開講座や自治体のプログラムは、探す作業そのものが負担です。ここは保護者の方が候補を見つけて渡すだけでも、本人の動きが変わります。ただし、参加するかどうかは本人に決めさせてください。
③ 費用と進路の方針は、早めに共有しておいてください。 「行きたい学部にご家庭として制約があるか」を本人が知らないまま志望理由書を書き進めると、あとで行き詰まります。
高1・高2のうちに前倒しできるのは、評定・英語の外部検定・活動ログの3つです。いずれも1日あたりの負担は小さく、部活と並行できます。志望理由書の執筆や面接練習は引退後からでも間に合うので、優先順位はこの順です。
高1・高2でそれが普通です。総合型選抜は実績の数を競う入試ではありません。この記事の3ステップのワーク(15分)から始めてみてください。
絞る必要はありません。評定・英語の外部検定・英数の基礎の3つは、一般選抜でも学校推薦型選抜でも効きます。絞る判断は高3の春でも間に合います。
オンライン校で対策できます。AOIでは面談・書類添削・面接練習のいずれもオンラインで実施しており、全国どこからでも同じ内容を受けられます。通学をご希望の場合は、渋谷・上野・横浜・大阪ほかの校舎をご利用いただけます。
この内容は、ぜひご家族でご覧ください。課外活動を探す作業は、ご家庭で分担すると進みやすくなります。
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