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こんにちは!総合型選抜専門塾AOIです。
「推薦で行きたいけれど、指定校を狙うべきか、総合型を狙うべきか分からない」。高1・高2からよくいただく相談です。
先にお伝えしておきたいことが1つあります。高1・高2の段階では、どちらかに決める必要はありません。 というより決められません。
指定校推薦の枠が自分の高校にあるかどうかも、校内選考を通るかどうかも、高3の1学期にならないと分からないからです。
その代わり、今やるべきことは両方でほぼ同じです。ここを知っているかどうかで、高3になったときの選択肢の数が変わります。
この記事では、2つの制度の違いを整理したうえで、いつ・何を基準に決めればいいのかを順番に説明します。
この記事でわかること
🎁 指定校と総合型、どちらを狙うか迷っている人へ
指定校推薦の枠があるか、総合型選抜と併願できるかは、高校や大学によって条件が変わります。
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指定校推薦は「学校推薦型選抜」という区分の中の1つです。学校推薦型選抜には、大学が特定の高校に枠を割り当てる指定校推薦と、条件を満たせばどの高校からでも出願できる公募推薦があります。ここでは指定校推薦と総合型選抜を比べます。
| 項目 | 指定校推薦 | 総合型選抜 |
|---|---|---|
| 高校の推薦 | 必要(学校長の推薦。校内選考を通る必要がある) | 不要(自己推薦) |
| 出願できる人 | 大学から自分の高校に枠が来ている場合のみ | 出願条件を満たせば誰でも |
| 評定の重み | 非常に大きい。校内選考は評定順で決まることが多い | 材料の1つ。方式によっては条件にしない大学もある |
| 主な選考内容 | 書類・面接・小論文など(大学により簡略なことが多い) | 志望理由書・自己推薦書などの書類、面接、小論文、プレゼンなど |
| 出願の時期 | 11月1日以降 | 9月1日以降 |
| 合格発表 | 12月1日以降で一般選抜の試験期日の10日前まで | 11月1日以降 |
| 専願か | 原則専願(合格したら必ず入学する) | 大学・方式による。専願の方式もある |
| 合格のしやすさ | 校内選考を通れば高い傾向 | 大学・方式による |
| 決まるタイミング | 校内選考は高3の1学期から夏に行われることが多い | 出願してから選考を受ける |
出願・発表の時期は、文部科学省の大学入学者選抜実施要項で定められた原則です(令和9年度実施要項、令和8年5月27日付 8文科高第318号)。
これは各大学が守るべき下限の日付であり、実際の締切や選考日は大学ごとに異なります。また、指定校推薦の枠の有無・校内選考のルール・実施時期は高校ごとに異なります。
必ず担任の先生と志望校の募集要項で確認してください。
いちばん大きな違いは、指定校推薦は「高校に選ばれてから大学を受ける」、総合型選抜は「自分で大学に出願する」という点です。指定校推薦では、まず校内で競争が起きます。
指定校と総合型で迷ったあと、高2から総合型の準備を始めて合格した先輩たちがいます。判断のイメージをつかむために、先に読んでみてください。

「このテーマ変更ができたのは、高校2年生のうちから対策を始めていたからだと思います。」
志望テーマを途中で変更しながらも、納得のいく形で合格。早く始めたぶん、方向転換する余裕が生まれた例です。

「高2で入塾したからこそ、高3の先輩方の姿を見てきました。じっくり自分のやりたいことを時間をかけて見つけられて、将来像がより見えてきました。」
早く始めることは、「先輩の背中を見て学べる」環境に身を置くことでもあります。

「高2の9月から始めて、志望理由書は周りより進んでいる方でした。」
早く始めるほど、書類を「仕上げる」だけでなく「練り直す」時間まで確保できます。
制度は違いますが、高1・高2がやるべきことは大きく重なります。 ここがこの記事でいちばんお伝えしたいところです。
指定校推薦の校内選考は、多くの高校で評定を中心に決まります。総合型選抜でも、調査書に記載される学習成績の状況(かつての評定平均)が評価材料になります。
この数値の対象になるのは、9月出願の総合型選抜であれば高1の1学期から高3の1学期までです。指定校推薦の校内選考も、高3の1学期の成績まで見て決まることが一般的です。
つまり、高1・高2の定期テストは、どちらを狙う場合でもそのまま勝負になっています。 「まだ決めていないから動けない」ではなく、「決めていなくても評定は取りに行ける」というのが正しい理解です。
一方、片方にしか効かないものもあります。
| 準備すること | 指定校推薦 | 総合型選抜 |
|---|---|---|
| 定期テストで評定を上げる | ◎ 校内選考の中心 | ○ 評価材料になる |
| 英語の外部検定を取る | ○ 出願条件や校内選考の加点になる場合がある | ◎ 出願条件・加点・試験免除になる場合がある |
| 遅刻・欠席を減らす | ◎ 校内選考で見られることが多い | ○ 調査書に記載される |
| 探究活動・課外活動に取り組む | △ 校内選考の材料になる場合がある | ◎ 志望理由書・自己推薦書の材料になる |
| 志望理由を言葉にする | ○ 面接で必要 | ◎ 合否を分ける中心 |
上の3つは共通です。下の2つが総合型選抜寄りになります。
判断の目安としては、上の3つを高2までに確実にやったうえで、下の2つに時間を割くかどうかを決めるという順番になります。上の3つを飛ばして活動だけ増やすと、どちらの選択肢も細くなります。
順番があります。上から確認してください。
指定校推薦は、大学から自分の高校に枠が来ていなければそもそも出願できません。まずここを確認します。
枠がなければ、その志望校については指定校推薦という選択肢は消えます。この時点で、総合型選抜か一般選抜に絞られます。
枠があっても、希望者が複数いれば校内選考になります。選考の基準は高校によって異なりますが、評定が中心になることが多いです。
過去に同じ枠を誰がどのくらいの評定で取ったかは、進路指導の先生が把握していることがあります。高2のうちに一度聞いておくと、自分の位置が分かります。
ここで評定が届きそうにない場合、指定校推薦を主軸にするのは現実的ではありません。ただし、評定を上げる努力そのものは総合型選抜でも効くのでやめる必要はありません。
指定校推薦は原則専願です。合格したら必ず入学することになります。つまり、枠がある学部が自分の行きたい学部と一致していなければ、選ぶべきではありません。
ここは見落とされます。「合格確実だから」という理由だけで枠のある学部を選ぶと、入学後に苦しくなります。総合型選抜であれば行きたい学部を自分で選んで出願できます。
ステップ1〜3をすべて満たしても、校内選考に通るかどうかは分かりません。指定校推薦は出願する前の段階で不確実性があります。
そこで、総合型選抜の準備を並行して進めておくと、この不確実性を吸収できます。具体的には次の順番になります。
総合型選抜の出願は9月1日以降、指定校推薦の校内選考は高3の1学期から夏にかけて行われることが多いため、時期的には準備を並行できます。 ただし総合型選抜の出願書類は短期間では仕上がらないので、高2のうちから材料を集めておく必要があります。
「指定校が取れれば確実」と言われますが、そこに至るまでに3つの関門があります。
枠は大学が高校に割り当てるもので、毎年見直されます。前年度に在籍した先輩の状況によって、翌年の枠が変わることもあります。自分の代に枠があるかどうかは、高3にならないと確定しません。
希望者が枠数を超えれば、校内で選ばれない人が出ます。評定が1つの基準になりますが、遅刻・欠席・部活動・委員会など、学校生活全体が見られることもあります(基準は高校により異なります)。
枠は学部・学科まで指定されていることが多く、行きたい学部に枠がなければ使えません。「大学名は希望どおりだが学部は違う」という状態で専願の出願をするかどうかは、慎重に考えてください。
💡 ご家族と一緒にご覧ください(オンライン・無料)
指定校推薦は専願が原則のため、出願を決める前にご家庭で方針を揃えておく必要があります。
AOIの受験相談(オンライン・無料)では、指定校・総合型・一般をどう組み合わせるか、合格者の例を交えてご説明します。
総合型選抜のほうのリスクも書いておきます。
志望理由書や自己推薦書は、書いては直すことを繰り返して形になります。面接やプレゼンの練習も必要です。指定校推薦に比べて、出願までにかかる時間は明確に多いです。
評定という分かりやすい指標で決まる指定校推薦と違い、総合型選抜は書類と面接の評価で決まります。「このくらいなら通る」という目安が立てにくく、出願してみないと分かりません。
総合型選抜の中にも、専願を条件にしている大学・方式があります。出願してから気づくと選択肢が消えるので、志望校を絞った時点で方式ごとに専願かどうか確認してください。
| 時期 | やること | 決めること |
|---|---|---|
| 高1 | 評定を落とさない。探究活動に取り組む。英語の外部検定を1度受ける | 何も決めない。判断材料を増やす時期 |
| 高2の春〜夏 | 評定を上げる。志望分野を3つ程度に絞る | 志望校の候補を出す |
| 高2の秋〜冬 | 進路指導室で枠の一覧を確認する。過去の校内選考の状況を聞く | 指定校を狙う可能性があるかどうかの見当をつける |
| 高2の冬〜春 | 総合型選抜の出願条件を調べる。志望理由書の下書きを1本書く | 総合型をバックアップとして準備するかどうか |
| 高3の1学期 | 評定を固める。校内選考に出す場合は準備 | 校内選考に出すかどうか |
| 高3の夏 | 校内選考の結果を受けて方針を確定。総合型の出願書類を仕上げる | どちらで出願するか |
高2の秋(いまの時期)にやるべきことは、進路指導室で枠の一覧を見ることです。これだけで、指定校推薦が現実的な選択肢かどうかの見当がつきます。5分で終わります。
この判断には、ご家庭の方針が関わります。 3点だけお伝えします。
① 指定校推薦は「確実」ではありません。 枠の有無、校内選考、学部の一致という3つの関門があります。総合型選抜をバックアップとして準備しておくと、この不確実性を吸収できます。
② 専願の意味を家庭で共有してください。 指定校推薦で合格した場合、他大学は受験できません。学費や通学範囲を含め、「合格したら必ず通う」と言える状態かを事前に確認しておく必要があります。
③ 評定を上げる準備は、どちらに進んでも無駄になりません。 「まだ決まっていないから何もしない」が最も損をします。高1・高2の定期テストはどちらを狙う場合でも評価材料になります。
校内選考の結果が出るまで、総合型選抜の準備を並行して進めることは可能です。ただし指定校推薦は原則専願のため、校内選考を通過して出願したら、その後の併願はできません。
校内選考のルールと時期は高校によって異なるため、担任の先生に確認してください。
高校と大学の組み合わせによって変わるため、一般的な数字はお答えできません。進路指導の先生が過去の状況を把握していることが多いので、今のうちに聞いてみてください。
難易度の比較は方式が違うためできません。指定校推薦は校内での競争、総合型選抜は大学での評価と、そもそも競う相手が違います。ご自身の評定と、書くことに向いているかどうかの両方で判断してください。
総合型選抜か一般選抜で受けることになります。総合型選抜であれば、行きたい学部を自分で選んで出願できます。高1・高2であれば、志望理由書の材料を作る時間が十分にあります。
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この内容は、ぜひご家族でご覧ください。専願にするかどうかの判断はご家庭で決めることになります。
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