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作成日: 2026年9月30日 最終更新日: 保護者
こんにちは!総合型選抜専門塾AOIです。
「総合型選抜って、特別な実績がある子が受けるものですよね。うちの子には無理だと思うんです」。保護者面談でよく聞くお話です。
これは、半分は誤解です。総合型選抜は、実績の数を競う入試ではありません。ただし、誰にでも向いているわけでもありません。
向き不向きを判断するには、性格の印象ではなく、4つの具体的な材料を見ます。この記事では、その4つと、学年ごとにいつ判断すべきかを整理します。
あわせて、「向いていない」と判断した場合にどうするかも書きました。総合型選抜を選ばないことは失敗ではありません。むしろ早く判断できたほうが、残りの時間を有効に使えます。
この記事でわかること
🎁 向き不向きは、ご家庭だけで判断しなくて大丈夫です
\保護者の方へ/
この記事は、「わが子に向いているか」を見極めるためのチェックの観点を持ち帰っていただくために書いています。
読んだうえで、お子さまと話し合う材料にしてください。
判断に迷ったところは、そのままLINEでご質問いただけます。
最初に、よくある誤解を2つ外しておきます。
誤解1:明るく話し上手な子が有利。 面接があるため、こう思われがちです。しかし総合型選抜の面接は、話のうまさを見る場ではありません。書類に書いたことを、本人の言葉で説明できるかを確認する場所です。むしろ、質問に対してよく考えてから答える生徒の方が、評価されることは珍しくありません。
誤解2:何か大きな実績がないと受からない。 大学が見ているのは実績の大きさではなく、興味の一貫性と、それに対して自分で動いたかです。全国大会の成績よりも、身近な関心をどこまで掘り下げたかのほうが、評価につながることがあります。
では何で判断するか。後に説明する4つです。
「うちの子に向いているだろうか」を考える前に、実際に高2から始めて合格した3人がどんな生徒だったかを見てみてください。特別な実績を持っていた人たちではありません。

「このテーマ変更ができたのは、高校2年生のうちから対策を始めていたからだと思います。」
志望テーマを途中で変更しながらも、納得のいく形で合格。早く始めたぶん、方向転換する余裕が生まれた例です。

「高2で入塾したからこそ、高3の先輩方の姿を見てきました。じっくり自分のやりたいことを時間をかけて見つけられて、将来像がより見えてきました。」
早く始めることは、「先輩の背中を見て学べる」環境に身を置くことでもあります。

「高2の9月から始めて、志望理由書は周りより進んでいる方でした。」
早く始めるほど、書類を「仕上げる」だけでなく「練り直す」時間まで確保できます。
| 軸 | 見るもの | 判断が難しい場合の考え方 |
|---|---|---|
| ① 成績(評定) | 現時点の評定と、出願までに上げられる余地 | 足りなくても方式によっては出願できる。ただし選べる大学は絞られる |
| ② 活動 | 打ち込んでいることの有無。学校の探究学習を含む | 現時点で無くても、高1・高2ならこれから作れる |
| ③ 性格・特性 | 自分のことを言葉にして、他人に説明することに耐えられるか | 得意である必要はない。訓練で伸びる領域 |
| ④ 家庭の方針 | 費用、併願の考え方、学部選びの自由度 | ここが合わないと、本人が向いていても続かない |
総合型選抜では、高校から提出される調査書の学習成績の状況(評定平均)が評価材料になります。対象になるのは、9月出願の総合型選抜であれば高1の1学期から高3の1学期までです。高2の終わりの時点で、5学期分のうち4学期分が確定しています。
判断の目安は次のとおりです。
重要なのは、高1・高2生ならまだ動かせるということです。高2の2学期にいるお子さまであれば残り3学期分が未確定です。ここを取りに行くかどうかで1年後の選択肢が変わります。
「部活も委員会も特にやっていない」「打ち込んでいるものがない」というご相談は非常に多いです。ここで確認していただきたいのは、「実績」の定義が広いということです。次のようなものも材料になります。
大学が見ているのは、そこから何を考えたかです。活動の華やかさではありません。そのうえで、高1・高2であれば、これから作ることもできます。大学の公開講座、高大連携プログラム、学外のコンテスト、地域のボランティアなど、参加できる機会は探すと出てきます。高3から始める場合との差はここにあります。
総合型選抜の準備は、自分の興味や経験を言葉にして、他人に読んでもらい、直されて、また書く、という作業の繰り返しです。
ここで必要なのは、話がうまいことではありません。自分について考えることを面倒がらずに続けられるかです。判断の目安として、次のような様子が見られるかを観察してみてください。
これらが今できていなくても、訓練で伸びる領域です。ただし、本人に全くその気がない場合は、準備が進みません。 総合型選抜は、本人の意思がないと形にならない入試です。
見落とされがちですが、実務上いちばん影響するのがこの軸です。次の3点について、ご家庭の考えを先に整理しておいてください。
3つ目は特に重要です。総合型選抜は「なぜこの大学のこの学部なのか」を言葉にする入試です。ご家庭の希望と本人の関心がずれていると、書類を書く段階で行き詰まります。 早い段階で、どこまでが自由でどこからが制約かを共有しておいてください。
👉 「こういう子でも合格できますか?」をLINEで聞いてみる
判断は早ければよいというものではありません。学年ごとに、やるべきことが違います。
高1の時点で「向いている・向いていない」を決める必要はありません。この時期にすべきなのは、判断材料を増やすことです。
これらはすべて、一般選抜に進んだ場合も無駄になりません。高1で総合型を意識することの意味は、選択肢を狭めないことにあります。
高2の秋から冬が、最初の判断どころです。ここまでの評定と活動の状況が見えてくるためです。
この時期は、決めきる必要はありません。「どちらに寄せるか」の見当をつける段階です。
高3の春には決めてください。夏休みが出願書類の完成期にあたるため、ここで迷っていると夏が中途半端になります。判断材料は、高3の1学期の評定見込みと、志望校の出願条件です。この2つが揃えば、出願できる方式は自動的に絞られます。
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(オンライン・無料)
説明会では、実際にどんな生徒が伸びたのかを事例でご紹介します。
「特別な活動実績がなくても合格できたケース」「評定が高くなくても出願ができたケース」など、お子さまと重なる例が見つかるはずです。
「向いていない」と判断した場合も、進路が狭まるわけではありません。
評定が高く、通っている高校に志望校の枠がある場合は、指定校推薦が現実的な選択肢になります。校内選考は高3の1学期の成績まで見て決まることが多いため、高1・高2の評定を積むという準備は総合型選抜と共通です。
つまり、「総合型が向いていないから何もしなくていい」ということにはなりません。評定を上げる準備は、どちらに進んでも活きます。
学力試験で勝負するほうが本人に合っている場合もあります。この判断は早いほうが有利です。高2のうちに決まれば、英数への投下時間を前倒しできます。
最後にひとつ申し上げておきたいことがあります。
保護者の方が「向いていない」と感じる理由の多くは、本人の資質ではなく、今の時点で材料が揃っていないことです。実績がない、志望校が決まっていない、自分のことを話さない——これらは高1・高2ではごく普通の状態です。
高3でこの状態なら、確かに時間が足りません。しかし高1・高2であれば、材料を作る時間があります。「向いていない」と「まだ準備していない」は別のことです。 ここを分けてご判断ください。
不利にはなりません。面接は話のうまさを見る場ではなく、書類に書いたことを本人の言葉で説明できるかを確認する場です。むしろ、よく考えてから答える生徒が評価されることもあります。
評定を出願条件としない方式もあります。ただし選べる大学は絞られます。志望校の募集要項で出願条件を確認したうえで判断してください。高1・高2であれば、まだ評定を動かせます。
この場合は無理に進めないほうがよい、というのが率直なお答えです。総合型選抜は本人が自分について考え続けないと形にならない入試です。
ただし「やる気がない」のではなく「何をすればいいか分からない」だけのこともあります。見分けがつかない場合は、一度ご相談ください。
基本はお子さま同伴でご相談させていただいております。ただ、お子さまがまだ受験を意識していない段階では保護者の方だけでご相談可能な場合もあります。オンラインでも承っております。
オンライン校で対応しています。面談・書類添削・面接練習のいずれもオンラインで実施しており、校舎が近くにないご家庭でも同じ内容を受けていただけます。
通学をご希望の場合は、渋谷・上野・横浜・立川ほかの校舎をご利用いただけます。
この内容は、ぜひご家族でもご覧ください。向き不向きの判断は、ご家庭の方針と本人の関心の両方が揃って初めてできます。保護者の方と一緒に読めるよう、このページのリンクを送っておくことをおすすめします。
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🎁 STEP 1:判断材料をLINEで受け取る
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🗣️ STEP 2:第三者の目で
見てもらう
向いているかどうかは、ご家庭の中だけでは判断しづらいもの。無料受験相談(オンライン可)では、お子さまの興味・活動・成績をうかがったうえで、総合型選抜で戦えるか、どの大学なら相性がよいかを具体的にお伝えします。
この記事の監修者

総合型選抜専門塾AOI 代表/株式会社花形 代表取締役
2016年に総合型選抜専門塾AOIを開校。自己分析を起点に、志望理由書・小論文・面接の対策を通じて受験生の進路選択と大学受験を支援しています。大学合格と、その先にある将来の目標を見据え、一人ひとりが自分の関心や強みを見つけることを大切にしています。
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