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作成日: 勉強法/マインド
こんにちは!総合型選抜専門塾AOIです。
「総合型選抜で受けるなら、いつから準備を始めればいいんだろう」。高1でこの記事にたどり着いた時点で、すでに十分に早いです。
ただし、ここで多くの人がつまずきます。
「早く始めたほうがいい」と言われても、高1の段階で具体的に何をすればいいのかが書かれていないからです。
高3向けの記事を読んでも、志望理由書の書き方や面接対策の話ばかりで、いまの自分には遠く感じる。学年別ロードマップを読んでも、高1の欄は3行で終わっている。そういう状態だと思います。
この記事は、高1だけに絞って書いています。
この記事でわかること
? 高1のうちに、何を優先するかを決めておく
高1でやることは3つですが、どれを先にやるかは志望校によって変わります。
AOIの公式LINEでは、いまの評定・英検・気になる分野を送っていただければ、高1のうちに優先すべきことをプチ相談できます。
志望理由書テンプレなど、10個の特典も無料で受け取れます。
先に結論を書きます。高1のうちに、総合型選抜の書類を書き始める必要はありません。
志望理由書も、面接練習も、小論文も、高2の後半から高3にかけてやることです。高1で無理に前倒ししても、そのあと興味が変わって書き直しになるだけです。
その代わり、高1にしかできないことがあります。あとから取り返せないものを、取り返せるうちに積んでおくことです。
総合型選抜の評価材料のうち、あとから急いでも間に合わないものは2つあります。
この2つが高3の春の時点で足りていないと、出願できる大学の数がその時点で決まってしまいます。志望理由書は高3からでも間に合いますが、この2つは間に合いません。
数字で見るとはっきりします。総合型選抜(9月出願)で提出する調査書の評定平均は、高1の最初から高3の1学期までの成績で計算されます。
つまり高1の時点では、まだほとんどが未確定です。
※学校の学期制によって学期数は変わります。ここでは高1〜高3の1学期までを5等分した概算で示します。正確な計算方法は学校の先生にご確認ください。
| 今の時点 | 確定済み | 残り | 残りを1.0上げたときの全体の変化 |
|---|---|---|---|
| 高1の後半 | 約1/5 | 約4/5 | +0.8|まだ大きく動かせる |
| 高2のはじめ | 約2/5 | 約3/5 | +0.6 |
| 高2の終わり | 約4/5 | 約1/5 | +0.2|ほぼ確定 |
| 高3の春 | ほぼ全部 | ほぼなし | ±0.0|動かせない |
同じ「定期テストで頑張る」でも、高1と高2の終わりでは結果が4倍違います。
逆に言えば、高1で大きく崩した1学期を作ると、それも同じ重みで最後まで残ります。高1の評定は「上げる」より先に「落とさない」が効くのは、このためです。
ここで紹介する3人は高2スタートです。共通しているのは「早く始めたから、じっくり深められた」という実感でした。高1のいまなら、さらに1年多く使えます。

「このテーマ変更ができたのは、高校2年生のうちから対策を始めていたからだと思います。」
志望テーマを途中で変更しながらも、納得のいく形で合格。早く始めたぶん、方向転換する余裕が生まれた例です。

「高2で入塾したからこそ、高3の先輩方の姿を見てきました。じっくり自分のやりたいことを時間をかけて見つけられて、将来像がより見えてきました。」
早く始めることは、「先輩の背中を見て学べる」環境に身を置くことでもあります。

「高2の9月から始めて、志望理由書は周りより進んでいる方でした。」
早く始めるほど、書類を「仕上げる」だけでなく「練り直す」時間まで確保できます。
やることは3つだけです。どれも、いまの生活を大きく変えずにできます。
高1でやることの中で、いちばん効くのにいちばん地味なのがこれです。特別な勉強法は要りません。次の2つだけ守ってください。
総合型選抜では、出願条件に「評定平均4.0以上」などの基準を設けている大学があります。高1のうちにこの水準の近くにいれば、高2・高3で選べる大学の幅が変わります。
英語資格は、総合型選抜でもっとも使いやすい材料です。出願条件になっている大学も、加点の対象にしている大学もあります。
高1で目指すのは、準2級〜2級です。高3で準1級に届くための階段を、ここで1段上がっておきます。
| 時期 | 目標 | ねらい |
|---|---|---|
| 高1のうち | 準2級〜2級 | 高2で準1級に進む土台をつくる |
| 高2の夏まで | 2級に合格 | 出願条件の下限を先に確保する |
| 高3の6月まで | 準1級に合格 | 総合型選抜の出願に間に合う実質的な最終ライン |
ここで知っておいてほしいことが1つあります。英検は、級ごとに証明できるCEFRレベルの上限が決まっています。
2級をどれだけ高得点で合格しても、証明できるのはB1までです。「CEFR B2以上」が条件の大学に出願したいなら、準1級を受けるしかありません。
だから高1のうちに2級まで進んでおくと、高2から準1級に照準を合わせられます。逆に高2で準2級のままだと、準1級までの距離が一気に遠くなります。
3つ目は活動です。ここで多くの高1生が固まります。「実績になるようなことを何もしていない」と思うからです。
高1の段階では、実績はまだ要りません。必要なのは入口を1つ決めることと、やったことを記録に残すことだけです。
やり方はこうです。
このメモが、高3で志望理由書を書くときの材料になります。総合型選抜で評価されるのは実績の大きさではなく、興味の一貫性と、それに対して自分で動いたかどうかです。高1から記録があると、その一貫性を証明できます。
逆に高3で「何か実績を作らなければ」と焦って始めた活動は、動機が浅いことが読み手に伝わります。
4月から3月まで、月単位で整理しました。すべてをやる必要はありません。1つずつで構いません。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 4〜5月 | 定期テストの範囲と提出物の締切を把握する。部活と勉強の時間配分を決める |
| 6〜7月 | 1学期の評定を確認する。ここが5学期分の1つ目になる。英検の受験を検討する |
| 夏休み | 気になるテーマを1つ決めて、本を1冊読む。オープンキャンパスに1校行ってみる |
| 9〜11月 | 2学期の定期テスト。英検の受験。テーマに関するイベントやワークショップを探す |
| 12〜1月 | 1年の記録を振り返ってメモにまとめる。文理選択の締切があればここで判断する |
| 2〜3月 | 学年末テスト。高1の評定を確定させる。高2で受ける英検の級を決める |
この中で締切が動かせないものは、定期テストと英検の実施回、そして文理選択だけです。それ以外は自分のペースで構いません。
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高1から動き出す場合、いちばん長くご家庭と並走することになります。
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この記事をご家族と共有したうえで、ぜひ一緒にご参加ください。
早く始めるのはよいことですが、高1でやる必要のないことまで前倒しすると続きません。次の3つは、いまはやらなくて大丈夫です。
| やらなくていいこと | 理由 | いつやるか |
|---|---|---|
| 志望校を1つに絞る | 高1で決めた志望校は、高2・高3で変わることのほうが多い | 高2の後半〜高3の春 |
| 志望理由書を書き始める | 材料がそろっていない段階で書いても、書き直しになる | 高3の春〜夏 |
| 実績づくりのための活動 | 「実績のため」に始めた活動は、面接で深掘りされると答えられない | —(興味が先) |
とくに3つ目は注意してください。総合型選抜では、活動の数より「なぜそれをやったのか」が問われます。逆算して選んだ活動は、そこで答えに詰まります。
正直にお答えすると、高1のうちは、塾に入らなくても3つとも自分でできることが多いです。評定を落とさない、英検を1段上げる、興味の記録を残す。どれも一人で進められます。
ただし塾が効くのは、次のどれかに当てはまる場合です。
逆に、「まだ決まっていないから相談できない」ということはありません。決まっていない状態を整理するところから始められます。
問題ありません。高1は決める時期ではなく、材料を集める時期です。むしろ早く決めすぎると、あとで興味が変わったときに動きにくくなります。
3つのうち、①評定と②英語資格はスキマ時間で積み上げられます。③の活動は、部活そのものがテーマになることもあります。部活で感じた課題を記録しておけば、それが探究の入口になります。
決めなくて大丈夫です。高1でやる3つは、一般選抜を受ける場合にも無駄になりません。評定は学校推薦型選抜でも使えますし、英語資格は一般選抜で加点や試験免除になる大学があります。
文部科学省の大学入学者選抜実施要項により、出願は9月1日以降、合格発表は11月1日以降と定められています。これは各大学が守るべき下限の日付で、実際には12月から2月に選考・発表を行う大学もあります。
出典:令和9年度大学入学者選抜実施要項(令和8年5月27日付 8文科高第318号 文部科学省高等教育局長通知)。志望校が決まったら、必ずその大学の募集要項で日程を確認してください。
志望理由書も面接も、高1ではまだ必要ありません。いま積んでおくべきは、あとから取り返せないものだけです。
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保護者の方へ|ぜひご家族でご覧ください
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AOIはオンラインで全国から受講でき、保護者の方だけのご相談も承っています。
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