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勉強法/マインド

作成日: 勉強法/マインド

高1から総合型選抜はいつ始める?高1のうちにやること3つと年間スケジュール

こんにちは!総合型選抜専門塾AOIです。

「総合型選抜で受けるなら、いつから準備を始めればいいんだろう」。高1でこの記事にたどり着いた時点で、すでに十分に早いです。

ただし、ここで多くの人がつまずきます。
「早く始めたほうがいい」と言われても、高1の段階で具体的に何をすればいいのかが書かれていないからです。

高3向けの記事を読んでも、志望理由書の書き方や面接対策の話ばかりで、いまの自分には遠く感じる。学年別ロードマップを読んでも、高1の欄は3行で終わっている。そういう状態だと思います。

この記事は、高1だけに絞って書いています。

この記事でわかること

  • 高1が「いま」やるべきこと3つと、やらなくていいこと
  • 高1がいちばん有利になる理由(評定の計算から逆算します)
  • 高1の4月から3月までの、月単位のスケジュール

? 高1のうちに、何を優先するかを決めておく

高1でやることは3つですが、どれを先にやるかは志望校によって変わります。
AOIの公式LINEでは、いまの評定・英検・気になる分野を送っていただければ、高1のうちに優先すべきことをプチ相談できます。
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結論|高1は「対策を始める」より「選択肢を閉じない」時期

先に結論を書きます。高1のうちに、総合型選抜の書類を書き始める必要はありません。

志望理由書も、面接練習も、小論文も、高2の後半から高3にかけてやることです。高1で無理に前倒ししても、そのあと興味が変わって書き直しになるだけです。

その代わり、高1にしかできないことがあります。あとから取り返せないものを、取り返せるうちに積んでおくことです。

総合型選抜の評価材料のうち、あとから急いでも間に合わないものは2つあります。

  • 評定(学習成績の状況) 高1の1学期から対象に入ります
  • 英語資格 検定の実施回が決まっていて、結果が出るまでにも時間がかかります

この2つが高3の春の時点で足りていないと、出願できる大学の数がその時点で決まってしまいます。志望理由書は高3からでも間に合いますが、この2つは間に合いません。

高1がいちばん有利なのは、評定を動かせる余地が最大だから

数字で見るとはっきりします。総合型選抜(9月出願)で提出する調査書の評定平均は、高1の最初から高3の1学期までの成績で計算されます。
つまり高1の時点では、まだほとんどが未確定です。

※学校の学期制によって学期数は変わります。ここでは高1〜高3の1学期までを5等分した概算で示します。正確な計算方法は学校の先生にご確認ください。

今の時点確定済み残り残りを1.0上げたときの全体の変化
高1の後半約1/5約4/5+0.8|まだ大きく動かせる
高2のはじめ約2/5約3/5+0.6
高2の終わり約4/5約1/5+0.2|ほぼ確定
高3の春ほぼ全部ほぼなし±0.0|動かせない

同じ「定期テストで頑張る」でも、高1と高2の終わりでは結果が4倍違います。

逆に言えば、高1で大きく崩した1学期を作ると、それも同じ重みで最後まで残ります。高1の評定は「上げる」より先に「落とさない」が効くのは、このためです。

早く動き出して、第一志望に合格した3人

ここで紹介する3人は高2スタートです。共通しているのは「早く始めたから、じっくり深められた」という実感でした。高1のいまなら、さらに1年多く使えます。

上智大学 総合人間科学部(高2の夏スタート/評定4.2・英検2級)

上智大学 総合人間科学部の合格体験記

「このテーマ変更ができたのは、高校2年生のうちから対策を始めていたからだと思います。」

志望テーマを途中で変更しながらも、納得のいく形で合格。早く始めたぶん、方向転換する余裕が生まれた例です。

? 上智大学 総合人間科学部の体験記を読む

同志社大学 商学部(高2の夏スタート/評定4.0)

同志社大学 商学部の合格体験記

「高2で入塾したからこそ、高3の先輩方の姿を見てきました。じっくり自分のやりたいことを時間をかけて見つけられて、将来像がより見えてきました。」

早く始めることは、「先輩の背中を見て学べる」環境に身を置くことでもあります。

? 同志社大学 商学部の合格体験記を読む

同志社大学 グローバル地域文化学部(高2の9月スタート)

同志社大学 グローバル地域文化学部の合格体験記

「高2の9月から始めて、志望理由書は周りより進んでいる方でした。」

早く始めるほど、書類を「仕上げる」だけでなく「練り直す」時間まで確保できます。

? 同志社大学 グローバル地域文化学部の合格体験記を読む

? ほかの合格体験記もまとめて読む

高1のうちにやること3つ

やることは3つだけです。どれも、いまの生活を大きく変えずにできます。

① 評定を落とさない|定期テストと提出物

高1でやることの中で、いちばん効くのにいちばん地味なのがこれです。特別な勉強法は要りません。次の2つだけ守ってください。

  • 提出物を出し切る 提出物の評価は、テストの点より確実にコントロールできます
  • 苦手科目で「1つだけ崩れる」を作らない 全体の平均は、突出した低評価1つで大きく下がります

総合型選抜では、出願条件に「評定平均4.0以上」などの基準を設けている大学があります。高1のうちにこの水準の近くにいれば、高2・高3で選べる大学の幅が変わります。

② 英語資格の階段を1段上がる|準2級から2級へ

英語資格は、総合型選抜でもっとも使いやすい材料です。出願条件になっている大学も、加点の対象にしている大学もあります。

高1で目指すのは、準2級〜2級です。高3で準1級に届くための階段を、ここで1段上がっておきます。

時期目標ねらい
高1のうち準2級〜2級高2で準1級に進む土台をつくる
高2の夏まで2級に合格出願条件の下限を先に確保する
高3の6月まで準1級に合格総合型選抜の出願に間に合う実質的な最終ライン

ここで知っておいてほしいことが1つあります。英検は、級ごとに証明できるCEFRレベルの上限が決まっています。

2級をどれだけ高得点で合格しても、証明できるのはB1までです。「CEFR B2以上」が条件の大学に出願したいなら、準1級を受けるしかありません。

だから高1のうちに2級まで進んでおくと、高2から準1級に照準を合わせられます。逆に高2で準2級のままだと、準1級までの距離が一気に遠くなります。

③ 興味の入口を1つ決めて、記録を残す

3つ目は活動です。ここで多くの高1生が固まります。「実績になるようなことを何もしていない」と思うからです。

高1の段階では、実績はまだ要りません。必要なのは入口を1つ決めることと、やったことを記録に残すことだけです。

やり方はこうです。

  • 気になるテーマを1つ選ぶ ニュースで引っかかったこと、部活で感じた課題、地元のことなど、身近なもので構いません
  • そのテーマで本を1冊読む、イベントに1回参加する 規模は問いません
  • やったことと、そのとき考えたことをメモに残す スマホのメモで十分です

このメモが、高3で志望理由書を書くときの材料になります。総合型選抜で評価されるのは実績の大きさではなく、興味の一貫性と、それに対して自分で動いたかどうかです。高1から記録があると、その一貫性を証明できます。

逆に高3で「何か実績を作らなければ」と焦って始めた活動は、動機が浅いことが読み手に伝わります。

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高1の年間スケジュール

4月から3月まで、月単位で整理しました。すべてをやる必要はありません。1つずつで構いません。

時期やること
4〜5月定期テストの範囲と提出物の締切を把握する。部活と勉強の時間配分を決める
6〜7月1学期の評定を確認する。ここが5学期分の1つ目になる。英検の受験を検討する
夏休み気になるテーマを1つ決めて、本を1冊読む。オープンキャンパスに1校行ってみる
9〜11月2学期の定期テスト。英検の受験。テーマに関するイベントやワークショップを探す
12〜1月1年の記録を振り返ってメモにまとめる。文理選択の締切があればここで判断する
2〜3月学年末テスト。高1の評定を確定させる。高2で受ける英検の級を決める

この中で締切が動かせないものは、定期テストと英検の実施回、そして文理選択だけです。それ以外は自分のペースで構いません。

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この記事をご家族と共有したうえで、ぜひ一緒にご参加ください。

高1でやらなくていいこと

早く始めるのはよいことですが、高1でやる必要のないことまで前倒しすると続きません。次の3つは、いまはやらなくて大丈夫です。

やらなくていいこと理由いつやるか
志望校を1つに絞る高1で決めた志望校は、高2・高3で変わることのほうが多い高2の後半〜高3の春
志望理由書を書き始める材料がそろっていない段階で書いても、書き直しになる高3の春〜夏
実績づくりのための活動「実績のため」に始めた活動は、面接で深掘りされると答えられない—(興味が先)

とくに3つ目は注意してください。総合型選抜では、活動の数より「なぜそれをやったのか」が問われます。逆算して選んだ活動は、そこで答えに詰まります。

「高1から塾に入るのは早すぎる?」への答え

正直にお答えすると、高1のうちは、塾に入らなくても3つとも自分でできることが多いです。評定を落とさない、英検を1段上げる、興味の記録を残す。どれも一人で進められます。

ただし塾が効くのは、次のどれかに当てはまる場合です。

  • 興味のテーマが決まらず、自分で掘り下げる方法が分からない
  • 志望校の出願条件(評定・英語資格)を自分で調べきれない
  • 部活が忙しく、優先順位を決めきれない

逆に、「まだ決まっていないから相談できない」ということはありません。決まっていない状態を整理するところから始められます。

よくある質問

高1で志望校もやりたいことも決まっていません。大丈夫ですか

問題ありません。高1は決める時期ではなく、材料を集める時期です。むしろ早く決めすぎると、あとで興味が変わったときに動きにくくなります。

部活が忙しくて時間がありません

3つのうち、①評定と②英語資格はスキマ時間で積み上げられます。③の活動は、部活そのものがテーマになることもあります。部活で感じた課題を記録しておけば、それが探究の入口になります。

総合型選抜と一般選抜、高1のうちに決めないといけませんか

決めなくて大丈夫です。高1でやる3つは、一般選抜を受ける場合にも無駄になりません。評定は学校推薦型選抜でも使えますし、英語資格は一般選抜で加点や試験免除になる大学があります。

総合型選抜の出願はいつですか

文部科学省の大学入学者選抜実施要項により、出願は9月1日以降、合格発表は11月1日以降と定められています。これは各大学が守るべき下限の日付で、実際には12月から2月に選考・発表を行う大学もあります。

出典:令和9年度大学入学者選抜実施要項(令和8年5月27日付 8文科高第318号 文部科学省高等教育局長通知)。志望校が決まったら、必ずその大学の募集要項で日程を確認してください。

まとめ|高1でやることは3つだけ

  • 評定を落とさない 高1の成績も5学期分の1つとして最後まで残る
  • 英語資格を1段上げる 高1で準2級〜2級、高2で準1級へ
  • 興味の入口を1つ決めて記録する 実績の大きさより、一貫性が評価される

志望理由書も面接も、高1ではまだ必要ありません。いま積んでおくべきは、あとから取り返せないものだけです。

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この記事の執筆者

橋本 尭明 総合型選抜専門塾AOI マーケティング責任者

元総合型選抜専門塾AOIのマネージャー。現マーケティング責任者。歴代最高の合格率を叩き出した実績やノウハウを、受験や学校生活に悩む学生の方々に発信しています。

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この記事を書いた人

橋本 尭明

元総合型選抜専門塾AOIのマネージャー。現マーケティング責任者。総合型選抜の可能性やAOIの素晴らしさを世の中に広めるために、現場からマーケティング領域へシフト。歴代最高の合格率を叩き出した実績やノウハウを受験や学校生活に悩む学生の方々に発信します!

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