作成日: 2019年5月27日 最終更新日:

東京都市大学の総合型選抜(旧AO入試)対策

学部・学科改編情報

2020年4月より、東京都市大学では3学部を新設・改組します。

工学部

理工学部 自然科学科を新設 建築都市デザイン学部 建築学科・都市工学科を新設

知識工学部

情報工学部に名称変更

東京都市大学のアドミッションポリシー

東京電機大学公式ホームページでは、大学および各学部のアドミッションポリシーを以下の通り定めています。 出典:東京都市大学公式ページ

東京都市大学の入学者受入れの方針

東京都市大学は、持続可能な社会発展をもたらすための人材育成を目的とし、その目的を達成するための学術研究の領域ごとに学部を設置しています。 各学部では、それぞれ定めた「人材養成および教育研究上の目的」に基づき、以下のような能力・意欲・目標を持つ人を求めます。
  • 1.大学教育に求められる「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を持つ人
  • 2.当該学部学科の学術研究領域に対応する強い関心と意欲に基づき、自ら学ぶ姿勢を持つ人
  • 3.教育研究を通じて身につけた幅広い視野と専門的学識により、持続可能な社会発展に寄与する人材となることを目標とする人

工学部

  • それぞれの工学分野に強い関心を持ち、未知の課題に取り組む意欲がある人
  • 工学を学び、専門知識と実践する力を身につけることを目指す人
  • 高等学校で学習する内容をよく理解して、工学を学ぶために必要な基礎学力を備えている人
  • 工学と社会の関わりについて考えることができ、社会の持続的発展に貢献する志を持つ人

知識工学部

  • コンピュータを中心とする社会において、「知の創造」への意欲をもつ人
  • 数学・自然科学に対して興味と探求心を持ち基礎学力と思考力を合わせ持つ人
  • 修得した知識と技能を利用して、国籍、経歴、専門等が異なる人々と確かなコミュニケーションができる人
  • "超スマート社会"の構築と発展に寄与したいという意欲を持つ人

環境学部

  • 生態系の保全・復元、環境に配慮した都市環境、持続可能な社会を実現する意欲のある人
  • 自然のメカニズムや環境の分析・調査に関する知識や技能を身につけたい人
  • 環境問題を理解する思考力や環境を可視化し発信する表現力を身につけたい人
  • 環境問題解決のために主体的に行動し、周囲と協働できる人
  • 多様な人々や価値が共存するグローバル社会に対応する意欲のある人

メディア情報学部

  • 学科の学修に必要な基礎的学力を身につけている人
  • 学科の研究領域に関心を持ち、情報と社会の諸問題に取り組む高い意欲がある人
  • 知的好奇心が旺盛で、主体的に学修を深めることができる人

都市生活学部

  • 都市生活学部の理念に共感し、「都市」に関心を持ち、将来、都市に関連する分野で活躍したいと望む人
  • 商学や経営学等の社会科学系の勉学を基本にし、街並みやインテリアなどの空間デザイン、都市の文化・芸術など、幅広い分野に興味を抱き、好奇心旺盛な人
  • 世界中の都市を舞台に、価値ある都市生活の創造に向けて国際社会で活躍したいと望む実践的な人

人間科学部

  • 子どもと子どもに関わる大人について学ぶ意欲の高い人
  • 大学で学ぶための基礎学力がある人
  • 自律心があり、人と協力しながら積極的に行動できる人
  • 目的に向かって困難を乗り越え努力しようとする強い意思を持つ人

東京都市大学のAO型入試の実施状況

東京都市大学で2020年度の総合型選抜(旧AO入試)を実施している学部・学科と募集人員は以下の通りです。

理工学部

  • 機械工学科
  • 機械システム工学科
  • 電気電子通信工学科
  • 医用工学科
  • エネルギー化学科
  • 原子力安全工学科
  • 自然科学科
  • 募集人員:合計16名

環境都市デザイン学部

  • 建築学科
  • 都市工学科
  • 募集人員:合計6名

情報工学部

  • 情報科学部
  • 知能情報工学科
  • 募集人員:合計6名

環境学部

  • 環境創生学科
  • 環境経営システム学科
  • 募集人員:合計6名

メディア情報学部

  • 社会メディア学科
  • 情報システム学科
  • 募集人員:合計4名

都市生活学部

都市生活学科:6名

人間科学部

児童学科:16名

東京都市大学のAO型入試の募集概要

東京都市大学公式ホームページでは、総合型選抜(旧AO入試)の募集概要を以下の通り定めています。

出願資格

高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者および卒業見込みの者。(ただし、 いずれも学校教育法90条および同施行規則第150条に規定される者とします)。

選考日程

  • 出願期間:2019年8月26日(月)~9月2日(月)
  • 1次選考結果発表:2019年10月4日(金)
  • 2次選考:2019年10月12日(土)
  • 合格発表日:2019年10月19日(土)

選考方法

総合型選抜(旧AO入試)の一次選考は書類審査(調査書、志望理由書、自己アピール申請書、活動記録票)です。 二次選考の内容は学部によって異なるので、各学部・学科の2次選考の内容を紹介します。

理工学部・環境都市デザイン学部

  • 適性検査:口頭試問 数学(Ⅰ、Ⅱ、A、B)の口頭試問(面接に含む)
  • 面接

情報工学部

  • 適性検査:AまたはB
A:数学(Ⅰ、Ⅱ、A、B)の口頭試問(面接に含む) B:パワーポイントでの自作ソフトウェアに対するプレゼンテーション(面接に含む)
  • 面接

環境学部

  • 適性検査:筆記試験 英語・国語・数学の総合問題
  • 面接 活動実績を踏まえた学修計画書に関するプレゼンテーション

メディア情報学部

  • 適性検査:筆記試験 英語、国語、数学の総合問題
  • 面接 活動実績を踏まえた学修計画書に関するプレゼンテーション

都市生活学部

  • 適性検査:小論文
  • 面接

人間科学部

  • 適性検査:口頭試問(面接に含む)
  • 面接(口頭試問)

必要書類

  • インターネット志願票
  • 宛名ラベル
  • 調査書
  • 志望理由書
  • 自己アピール申請書
  • 自社ソフトウェア及び概要(情報工学のみ)
  • 活動記録票
  • 活動記録票の証明書類
  • 面接票
  • 写真票
  • パスポートのコピー(外国製機を有するもののみ対象)
  • 在留カードコピー(外国籍を有する者のみ対象)

東京都市大学の原子力人材入試の募集概要

東京都市大学の原子力人材入試とは、原子力の現場に即応できる人材の育成を目指す入試で、日本では数少ない原子力・放射線の専門学科である理工学部原子力安全工学科で募集がなされています。募集概要は以下の通りです。

出願資格

次の2つの条件を満たす者。
  • (1)高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者および卒業見込みの者。(ただし、いずれも学校教育法90条および同施行規則第150条に規定される者とします)
  • (2)本学原子力安全工学科の趣旨を理解し、当該学科で教育を受けるに十分な基礎学力を有し、原子力工学の分野での活躍を強く考えている者。

選考日程

  • 出願期間:2019年9月10日(火)~9月18日(水)
  • 試験日:2019年10月12日(土)
  • 合格発表日:2019年10月19日(土)

選考方法

原子力人材入試には一次選考(書類審査)はありません。調査書、志望理由書、課題レポート、面接により合否を判定します。

課題レポート

  2020年に実施される原子力人材入試(AO総合型)の課題レポートを紹介します。   以下の課題から選択し、タイトルは自由に設定してください。 A4サイズ800字の用紙で5ページ(4,000字)程度としていますが、制限はありません。 A4サイズ任意書式による作成も可で、Word・Excel・PowerPoint等による作成や図表等の利用もできます。 【課題①研究発表型】 原子力・放射線等の技術の解説(原子力または放射線のしくみや活用方法について研究し、基礎知識のない人たちを対象として仮定し、できるだけ分かりやすく説明するレポートを作成してください。タイトルは自由に設定してください。また、あなたがさらに学修したい内容についてもまとめてください。) 【課題②社会科学型】 原子力発電所の現状と課題(原子力発電所の政策動向や技術の進展について、基礎知識のない人たちを対象として仮定し、できるだけ分かりやすく説明するレポートを作成してください。タイトルは自由に設定してください。また、あなたの考える課題や将来像についてもまとめてください。) 【課題③セミナー参加型】 各種セミナー等に参加し、セミナーの内容を踏まえ、あなたの考え方をまとめてください。 【課題④参考図書型】 本学が紹介する原子力関連書籍を読み、あなたの考え方をまとめてください。 出典:東京都市大学公式HP

必要書類

  • インターネット志願票
  • 宛名ラベル
  • 調査書
  • 志望理由書
  • 自己アピール申請書
  • 活動記録票
  • 活動記録票の証明書類
  • 面接票
  • 写真票
  • 課題レポート
さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。