作成日: 2018年4月21日 最終更新日:

慶應義塾大学の総合型選抜(AO入試)対策

こんにちは!総合型選抜専門塾AOIの編集部です!

早慶の一校として知られる名門私立大学、慶應義塾大学。慶應ボーイや慶應の響きに憧れ、毎年国内外から多くの受験生が慶應義塾大学を志望しています。

今回は、慶應義塾大学の総合型選抜(AO入試)について、募集概要や日程、倍率などを解説していきます。

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慶應義塾大学について

初めに、慶應義塾大学についてざっくりと解説していきます。

沿革

慶応義塾大学は早慶の一角を占める有名私大であり、政財界に多くの著名人を輩出しています。また、卒業後も「三田会」という同窓組織がとても強く、就職後も深い結びつきを得ることができます。近年不祥事が多発していますが、慶應ブランドが大きく棄損することはないでしょう。
慶応義塾大学は、福沢諭吉が1858年に開講した蘭学塾に起源を持ちます。その後、1868年(慶應4年)に塾の移転と共に名称を改め、名前を「慶應義塾」に変更しました。
1990年には、湘南藤沢キャンパスに総合政策学部と環境情報学部が開講し、2008年には共立薬科大学と合併し、薬学部を設置しました。

学生生活

慶應義塾大学は、主なキャンパスが三田キャンパスと日吉キャンパスとなっています。日吉キャンパスは、神奈川県に位置していますが、渋谷から20分程度で、都心から非常にアクセスがいいです。三田キャンパスは港区三田というオフィス街に存在するため、都心でのスマートな学生生活を送ることができます。特に、三田キャンパスは東京タワーから徒歩15分程度の場所に位置しているため、地方出身者は「憧れの東京生活」そのものを体感できるでしょう。
ただし、SFC(湘南藤沢キャンパス)や薬学部、医学部などは別のキャンパスなので注意が必要です。

建学者

福沢諭吉

著名な卒業生

著名な卒業生として、池上彰(ジャーナリスト)、池井戸潤(小説家)、中田敦彦(お笑い芸人)、一青窈(歌手)、遠藤周作(小説家)、星出彰彦(宇宙飛行士)などがいます。

慶應義塾大学の総合型選抜の概要

次に、慶應義塾大学の総合型選抜の概要について解説していきます。

選抜方法

慶應義塾大学の総合型選抜は、文学部、法学部、理工学部、総合政策学部・環境情報学部(SFC)、看護医療学部において実施されています。

文学部の総合型選抜は自主応募制による推薦入学者選考、法学部の総合型選抜はFIT入試、理工学部と総合政策学部・環境情報学部と看護医療学部はAO入試と称されています。

ここでは、入試形態別に解説していきます。

・自主応募制による推薦入学者選考

文学部において実施される自主応募制による推薦入学者選考は、提出書類総合考査によって選抜されます。

出願者は、はじめに出願書類(志願確認票・調査書・評価書・自己推薦書)を作成、郵送し、その後総合考査(総合考査I:小論文、総合考査II:テーマに関する記述)を受験します。

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・FIT入試

法学部の総合型選抜であるFIT入試は、Flexible Intelligence Thinking入試の頭文字であり、また慶應義塾大学法学部政治学科・法律学科で勉強したい学生との間の良好な相性(FIT)を実現する入試方式です。

FIT入試は、A方式とB方式に分かれています。各方式は第1次選考と第2次選考に分かれており、各選考の選考内容は以下の表の通りです。

※A方式とB方式の併願は可能

A方式B方式
第1次選考書類選考
(志願確認票、志願者調書、志望理由書、自己推薦書、調査書等)
書類選考
(志願確認票、志願者調書、志望理由書、評価書、調査書等)
第2次選考・論述試験(模擬講義の内容を受けて)
・口頭諮問
・総合考査(読解、小論文)
・個人面接
慶應義塾大学公式ホームページより

・AO入試(理工学部)

理工学部 AO(アドミッションズ・オフィス)入試制度は、一定水準以上の学業成績をおさめ、明確な志望動機をもっており、慶應義塾大学理工学部を第一志望とする者を対象とする入試制度です。高等学校在学時に勉学・課外活動などで優れた実績をあげ、理工学部入学後、他の学生の範となることが強く期待される者に入学を許可します。

選考は書類選考と面接選考に分かれており、書類選考によって優れた学業成績・活動実績を有すると認められた志願者に対し、面接選考が行われます。面接選考では、学力の確認に加えて、旺盛な知的好奇心と探究心、豊かで柔軟な発想力、といった資質を備えているかを、十分な時間をかけて審査します。

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・AO入試(総合政策学部・環境情報学部)

総合政策学部・環境情報学部のアドミッションズ・オフィスによる自由応募入試(AO入試)では、出願者が学部の理念や内容を良く理解した上で、「こんなことを学びたい」という問題意識やテーマを持って入学してくれることを期待しています。

SFCにおいて、AO入試は年3回(夏秋AO、春AO、冬AO・グローバル)実施されています。

選考は1次選考(資料を含む書類審査)2次選考(日本語または英語での面接試験)に分かれています。

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・AO入試(看護医療学部)

看護医療学部は看護医療の先導者として社会に貢献できる意欲ある人材を求めており、そのために、AO 入試という一般の学力試験とは異なる方法で選考しています。

A方式とB方式に分かれており、2つの方式の違いは出願資格にあります。

※A方式とB方式の併願は不可能

選考は1次選考と2次選考に分かれており、1次選考では書類審査、2次選考では1次選考合格者に対して面接が実施され、合格者が決定します。

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また、以下の記事も参考にしてください!

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面接・口頭諮問『総合型選抜(AO入試)の”合格者しか知らない”面接のコツ!』

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入試倍率

学部学科、入試方式2021年度入試2022年度入試
文学部
人文社会学科
自主応募制による推薦入学者選考
2.8倍2.8倍
法学部
法律学科
FIT・A方式
6.4倍4.9倍
法学部
法律学科
FIT・B方式
3.2倍2.8倍
法学部
政治学科
FIT・A方式
7.5倍6.7倍
法学部
政治学科
FIT・B方式
3.3倍2.7倍
理工学部
AO入試
2.3倍3.5倍
総合政策学部
総合政策学科
夏秋AO
11.1倍5.2倍
環境情報学部
環境情報学科
夏秋AO
9.8倍4.3倍
看護医療学部
看護医療学科
AO入試A方式
22.3倍8.9倍
看護医療学部
看護医療学科
AO入試B方式
6.0倍4.3倍
慶應義塾大学公式ホームページより

入試日程

2024年度の入試日程が明らかになっていないため、2023年度の入試日程を紹介していきます。

・文学部 自主応募制による推薦入学者選抜 ※2023年度入試

  • 出願登録(インターネット)および入学検定料の支払い:2022年10月14日(金)〜2022年11月4日(金)
  • 出願書類の郵送:2022年11月1日(火)〜2022年11月4日(金)
  • 総合考査試験日:2022年11月20日(日)
  • 合格発表日:2022年11月25日(金)

・法学部 FIT入試 ※2023年度入試

  • 出願登録(インターネット)および入学検定料の支払い:2022年8月9日(火)〜2022年9月5日(月)
  • 出願書類の郵送:2022年9月1日(木)〜2022年9月5日(月)
  • 第1次選考合格発表日:2022年9月18日(日)
  • 第2次選考実施日
    • A方式:2022年9月24日(土)
    • B方式:2022年9月25日(日)
  • 合格発表日:2022年11月1日(火)

・理工学部 AO入試 ※2023年度入試

  • 出願期間:2022年10月4日(火)〜2022年10月7日(金)
  • 第1次選考合格発表日:2022年10月21日(金)
  • 第2次選考実施日:2022年12月11日(日)
  • 合格発表日:2022年12月16日(金)

・総合政策学部・環境情報学部(SFC) AO入試 ※2023年度入試

2022夏秋AO
(2023年4月or9月入学)
2022冬AO
(2023年4月or2024年9月入学)
2023春AO
(2023年9月or2024年9月入学)
出願時期2022年9月上旬2022年12月〜
2023年2月上旬
2023年6月上旬
2次選考2022年10月下旬・
11月上旬の4日(土/日)
ビデオによる審査2023年7月中旬の1日(土)
2次選考合格発表2022年11月下旬2023年3月中旬2023年7月中旬
慶應義塾大学公式ホームページより

・看護医療学部 AO入試

  • 出願期間:2022年9月15日(木)~ 9月20日(火)
  • 第1次選考合格発表:2022 年10月14日(金)
  • 第2次選考:2022年10月22日(土)
  • 第2次選考合格発表:2022年11月1日(火)

慶應義塾大学の各学部のアドミッションポリシー

次に、慶應義塾大学の各学部のアドミッションポリシーを紹介していきます。今回は、総合型選抜を実施する学部のみを取り上げます。

文学部

文学部のアドミッションポリシー
文学部では次のような資質・能力を有する学生を求めている。
・慶應義塾の精神に対する十分な理解、および学問に対する意欲と向上心
・先人による古典類から最新の研究成果が書かれた論文に至るまでの諸文献を読み込み、理解するための基礎となる語学力(日本語、および英語・フランス語・ドイツ語・中国語)
・与えられた課題に対して論理的に思考し、それに対する自分の考えを正確かつ十分に記述する能力
・現在の社会や文化の成り立ちを理解するための基礎となる歴史的な知識(日本史または世界史)
これらは、文学部が設置しているすべての専攻(哲学、倫理学、美学美術史学、日本史学、東洋史学、西洋史学、民族学考古学、国文学、中国文学、英米文学、独文学、仏文学、図書館・情報学、社会学、心理学、教育学、人間科学)に共通しており、入学後、それぞれの専攻における独自のカリキュラムに従って、専門的な知識や能力を身につけてゆく。したがって、文学部に入学する者は、これらの専攻が対象とするいずれかの学問に対する関心・好奇心を有することもまた必要である。
以上の方針に基づき、一般選抜を実施する。さらに、この方針に沿いつつ、より多様な人材を入学させるための自主応募制による推薦入試(自己推薦入試)や、帰国生入試や留学生入試を行う。
自主応募制による推薦入試は、高等学校で一定の評点に達していることを条件に、在学中の活動実践や社会的活動をも加味した総合的な考査によって選抜する。

法学部

法学部のアドミッションポリシー
法学部では、慶應義塾の建学の精神を理解し、国際的な視野に立ちつつ、新しい社会を創造し先導する気概を持つ学生を求めている。入学する学生には、法学部の教育目標(カリキュラムポ リシー)をよく理解し、そのカリキュラムの下で学習するために必要な学力、能力、そして意欲を有していることが求められる。その具体的な考査方法は、一般選抜、帰国生入試、留学生入試、指定高校による推薦入試、そして自己推薦形式でのFIT入試と多様であり、それぞれに制度の趣旨は異なるが、それらに共通する目標は、一定の知識水準を有し、その上で知的好奇心に溢れ、かつ個性豊かな学生を選考することである。

理工学部

理工学部のアドミッションポリシー
理工学部では、その教育・研究理念に沿って、未知の領域に挑戦する強い意志と、深い洞察力と豊かな創造力をもち、幅広く国際教養を身につけ、これからの日本と国際社会を先導すべき優れた人材の育成を目標としており、これに応えることができる、意欲ある学生諸君の入学を歓迎します。一般選抜を筆頭に多様な入試(指定校推薦、留学生、帰国生、AO、一貫教育高校からの推薦入学)を実施し、様々な能力をもつ学生が互いに切磋琢磨し、創発効果を生み出せる教育研究環境を目指します。

総合政策学部・環境情報学部(SFC)

総合政策学部・環境情報学部(SFC)のアドミッションポリシー
総合政策学部
総合政策学部は「実践知」を理念とし、「問題発見・解決」を重視する学生を求めます。問題を発見・分析し、解決の処方箋を作り実行するプロセスを主体的に体験し、社会で現実問題の解決に活躍することを期待します。したがって、入学試験の重要な判定基準は、基礎学力に裏付けられた、自主的な思考力、発想力、構想力、実行力の有無です。「SFCでこんなことに取り組み学びたい」という問題意識に基づいて、自らの手で未来を拓く力を磨く意欲ある学生を求めます。また、多様な学生を集め、学生同士が互いの強みを活かせるように、一般選抜、AO入試(総合型選抜)、帰国生入試、外国人留学生入試といった多彩な入試を実施し、AO入試については英語による受験も認めています。

環境情報学部
ひとつの学問分野にとらわれることなく幅広い視野を持ち、地球的規模で問題発見・解決できる創造者でありリーダーを目指そうとする学生を歓迎します。環境情報学部の理念や研究内容をよく理解した上で、「SFCでこんなことをやってみたい」という問題意識を持って入学してくれることを願っています。SFCの教育環境や先端プロジェクトなどあらゆるリソースを積極的に活用し、「自らの手で未来を拓く力を磨いてほしい」と期待しています。また、多様な学生を集め、学生同士が互いの強みを活かせるように、一般選抜、AO入試(総合型選抜)、帰国生入試、外国人留学生入試といった多彩な入試を実施し、AO入試については英語による受験も認めています。

看護医療学部

看護医療学部のアドミッションポリシー
看護医療学部は、「人の健康と生命、看護への関心をもち、他者の苦痛や悩みを理解しようとする人」、「人を尊重し自分とは異なる立場や文化、価値観を持つ人々とコミュニケーションでき、関係を築いていこうとする人」、「ものごとを多角的にとらえ、そこにある問題に気づき、解決の方向性と対策を考え出し、それを実行する意志と行動力がある人」、「自らやると決めたことをやり遂げようとし、失敗の経験から学び、自身を成長させようとする人」、「自分の行いが人々や社会に役立つことを望み、人々や社会のよりよいあり方を追求しようとする人」を求めている。学部開設の目的である、人々と社会のため看護医療の先導者となる意欲ある人材を、一般選抜、AO入試、第2学年学士編入学試験などの多様な方法により選抜している。

関連記事:『アドミッションポリシーとは?読み方や志望理由書への踏まえ方を詳しく解説します!』

総合型選抜(AO入試)の募集人数と出願資格

文学部 自主応募制による推薦入学者選考

募集人数

120名

出願資格

慶應義塾大学文学部に入学する強い意志を持っている者で、以下の1.2.3. すべての条件を満たし、かつ評価書に、在籍学校長の署名および学校長印を受けることのできる者であれば。だれでも自由に出願できます。

  1. 1. 本学文学部での勉学を強く志望し、本学文学部を第一志望とし、合格した場合に入学することを確約できる者。
  2. 2. 以下のA, Bのいずれかに該当する者。
    • A. 2023年3月に国内の高等学校もしくは中等教育学校を卒業見込みの者、または高等専門学校第3学年修了見込みの者。
    • B.2023年3月に文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程または相当する課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了見込みの者。ただし、在籍する、もしくは在籍した在外教育施設の修了月がその学校の規程上、上記の3月以外に定められている場合には、2022年4月以降2023年2月までの修了者、修了見込み者も、2023年3月修了見込みの者と同じと見なします。
    • これ以外の者、例えば外国の高等学校を卒業見込みの者、高等学校卒業程度認定試験(大学入学資格検定を含む)の合格者および科目合格者は出願できません。
  3. 3. 高等学校全期間(最終学年の1学期まで、2期制の場合は前期まで)の調査書の「全体の学習成織の状況」が4.1以上の者。「全体の学習成績の状況」に関しては、中等教育学校、高等専門学校、在外教育施設についても、高等学校と同様とします。ただし、出願時に在外教育施設を修了している者については、修了までの3年間の成を基準とします。なお、海外の高等学校から国内の高等学校、中等教育学校、高等専門学校ならびに在外教育施設(以下「国内の高等学校等」という)へ編入学した場合、または、国内の高等学校等から海外の高等学校へ留学した場合、国内の高等学校等における在学全期間の「全体の学習成識の状況」が4.1以上の者。

法学部 FIT入試

募集人数

・法律学科:A方式・B方式合計 最大80名

・政治学科:A方式・B方式合計 最大80名

※B方式においては、日本全国を7つの地域ブロックに分け、各ブロックから法律学科・政治学科それぞれ最大10名程度を合格者とします(地域ブロックは出身高等学校の所在地による区別です)。ただし、選考の結果、地域ブロックの定員の充足率に著しい偏りが生じた場合や、定員の充足が困難な場合は、総合成績を優先した調整を行います。

地域ブロック都道府県
北海道・東北北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島
北関東・甲信越茨城・栃木・群馬・新潟・山梨・長野
南関東埼玉・千葉・東京・神奈川
北陸・東海富山・石川・福井・岐阜・静岡・愛知・三重
近畿滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山
中国・四国鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知
九州・沖縄福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄
慶應義塾大学公式ホームページより

出願資格

・A方式

以下の(1)~(3)の条件をすべて満だしていなければなりません。

(1) 次のいずれかに該当する者。

  • ①高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者、および2023年3月卒業見込みの者。
  • ②高等専門学校の第3学年を修了した者、および2023年3月修了見込みの者。
  • ③学校教育法施行規則第150条にある高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者、および2023年3月31日までにこれに該当する見込みのある者。
    • (a) 外国において学校教育における12年の課程を修了した者、および2023年3月31日までに修了見込みの者、またはこれらに準ずる者で文部科学大臣の指定した者。
    •  (b) 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程または相当する課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者、および2023年3月31日までに修了見込みの者。
    • (c) 専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部料学大臣が定める日以後に修了した者、および2023年3月31日までに修了見込みの者。
    • (d) 文部科学大臣の指定した者。*昭和23年文部省告示第47号
    • (e) 高等学校卒業程度認定試験に合格した者、および2023年3月31日までに合格見込みの者で、2023年3月31日までに18歳に達するもの(大学入学資格検定に合格した者を含む)。
    • (f) 本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、2023年3月31日までに18歳に達するもの。

(2) 慶應義塾大学法学部(法律学科または政治学科)への志望理由、および入学後の目標と構想が明確であり、第一志望としていずれかの学科での勉学を強く希望する者。また、合格した場合に入学することを確約できる者。

(3) 学業を含めたさまざまな活動に積極的に取り組み、次に例示するような優れた実をあげた者※。

  • (a) 日本語以外のさまざまな外国語の学習に熱心に取り組み、かつその成果を検定試験などで証明できる者。
  • (b) 文化・芸術・技芸・運動等の分野において優れた成や成果を残したことが証明できる者。
  • (c) 学外活動や課外活動において高いリーダーシップを発揮し、そのことが何らかの形で証明できる者。
  • (d) ボランティア活動や地域の社会的活動などを熱心に行い、その実績を示せる者。
  • (e) 国際交流や開発途上国援助などの活動に積極的に取り組み、その実績を示せる者。
  • (f) 入試科目に限らない全般的な学業分野で極めて優秀な成.を収めたことを示せる者。
  • (g) その他の分野で、自己の関心や興味からユニークな実をあげたことを証明できる者。

・B方式

以下の(1)〜(3)の条件をすべて満たしていなければなりません。

(1) 次のいずれかに該当する者。

  • (a) 高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者、および2023年3月卒業見込みの者。
  • (b) 高等専門学校の第3学年を修了した者、および2023年3月修了見込みの者。
  • (c) 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程または相当する謙理を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者、および2023年3月31日までに修了見込みの者。
  • これ以外の者、例えば外国の高等学校の卒業(見込み)者、高等学校卒業程度認定試験(大学入学資格検定を含む)の合格者および科目合格者は出願できません。

(2) 慶應義塾大学法学部(法律学科または政治学科)への志望理由、および入学後の目標と構想が明確であり、第一志望としていずれかの学科での勉学を強く希望する者。また、合格した場合に入学することを確約できる者。

(3) 次の条件をすべて満たす者。

  • (a) 在籍している。もしくは卒業した高等学校等より、調査書の発行が受けられる者。
  • (b) 高等学校等での学業成)が優秀で、高等学校等の全期間の成を記載した調査書における指定の各教科(外国語、数学、国語、地理歴史、公民)および全体の学習成績の状況が4.0以上の者。
  • (c) 在籍している、もしくは卒業した高等学校等に現在在籍している教員より1通の評価書(本学所定用紙)を提出できる者。

理工学部 AO入試

募集人数

若干名

出願資格

以下の1 〜 5の条件をすべて満たすことが必要です。

  1. 1. 慶應義塾大学理工学部での勉学を強く希望し、明確な目標をもって、本学部を第一志望とする者。
  2. 2. 高等学校在学中あるいはそれに相当する課程の期間中に、勉学・課外活動などの優れた実績を有し、それを証明できる書類または資料の提出ができる者。
  3. 3. 次のいずれかに該当する者。
    • ①高等学校(特別支援学校の高等部を含む)もしくは中等教育学校を2023年3月卒業見込みの者。
    • ②高等専門学校の第3学年を2023年3月修了見込みの者。
    • ③外国において、学校教育における12年の課程を、2022年4月1日以降、2023年3月31日までに修了(見込み)の者、またはこれらに準ずる者で文部科学大臣の指定した者。
    • ④文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程または相当する課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を、2022年4月1日以降、2023年3月31日までに修了(見込み)の者。
    • ⑤文部科学大臣が指定した者(昭和23年文部省告示)のうち、国際的な評価団体(WASC、ACSI、CIS)の認定を受けた外国人学校の12年の課程を、2022年4月1日以降、2023年3月31日までに修了(見込み)の者。
  4. 4. 調査書記載の欠席日数の合計が30日を超えないこと。
  5. 5. 履修科目については以下のすべての条件を満たしていること。
    • ①高等学校全期間(卒業見込みの者は、第3学年第1学期まで)に履修したすべての教科・科目の「全体の学習成績の状況」が4.1以上(小数点以下第2位を四捨五入)であること。
    • ②次の科目をすべて履修し、各科目の評定が4以上であること。
      • 教科 数学(以下の5科目の合計が15単位以上)
        • 数学I・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B
      • 教科 理科(以下の4科目の合計が12単位以上)
        • 物理基礎・物理・化学基礎・化学
    • ③外国語については、コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱを含み、合計14単位以上を修得していること。ただし、コミュニケーション英語基礎の単位を修得単位に含めることはできません。また、英語以外の外国語の単位で充当したい場合はご相談ください。

総合政策学部・環境情報学部(SFC) AO入試

募集人数

・総合政策学部:150名

・環境情報学部:150名

出願資格

以下の1)~ 4)の条件を全て満たす者
1) 次の1つ以上に該当する者

  • ① 高等学校(特別支援学校の高等部を含む)もしくは中等教育学校を卒業した者、および入学までに卒業見込みの者
  • ② 高等専門学校の第3学年を修了した者、および入学までに修了見込みの者
  • ③ 学校教育法施行規則第150条にある高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者、および入学までにこれに該当する見込みの者
    • ⑴ 外国において学校教育における12年の課程を修了した者、および入学までに修了見込みの者、またはこれらに準ずる者で文部科学大臣の指定した者
    • ⑵ 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程または相当する課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者、および入学までに修了見込みの者
    • ⑶ 専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者、および入学までに修了見込みの者
    • ⑷文部科学大臣の指定した者  
    • ※昭和23年文部省告示
      • 国際的な評価団体(WASC、ACSI、CIS)の認定を受けた外国人学校の12年の課程を修了した者(見込み者)
      • 国際バカロレア・アビトゥア・バカロレア(フランス共和国)・GCE Aレベル資格取得者 ※認定を受けていない日本国内のアメリカンスクール、インターナショナルスクールについては、各期の出願締切の1 ヶ月前までにアドミッションズ・オフィスにお問い合わせください。
    • ⑸ 高等学校卒業程度認定試験に合格した者、および入学までに合格見込みの者で、入学までに18歳に達するもの(大学入学資格検定に合格した者を含む)
    • ⑹ 本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、入学までに18歳に達するもの。なお、入学資格審査の対象者は、高等学校段階を有する外国人学校を卒業した者とします。申請については出願最終日の1 ヶ月前までにアドミッションズ・オフィスまで申し出てください。

2)総合政策学部・環境情報学部への志望理由や入学後の構想が明確であり、第一志望としていずれかの学部での勉学を希望する者

3)総合政策学部・環境情報学部の学習・研究環境を積極的に活用し、入学後の目標や構想をより高いレベルで実現するに十分な意欲と能力を有する者

4)大学教育を受けるに足る日本語能力もしくは英語能力を有する者

看護医療学部 AO入試

募集人数

若干名

出願資格

・A方式

以下の1 〜 4の条件をすべて満たす者。なお、外国高等学校出身者については、5の条件も満たすものとする。

  1. 1. 次の1つ以上に該当する者。
    • ①高等学校(特別支援学校の高等部を含む)もしくは中等教育学校を卒業した者、および2023年3月卒業見込みの者。
    • ②高等専門学校の第3学年を修了した者、および2023年3月修了見込みの者。
    • ③学校教育法施行規則第150条にある高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者、および2023年3月31日までにこれに該当する見込みの者。
      • ⒜外国において学校教育における12年の課程を修了した者、および2023年3月31日までに修了見込みの者、またはこれらに準ずる者で文部科学大臣の指定した者。
      • ⒝文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程または相当する課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者、および2023年3月31日までに修了見込みの者。
      • ⒞専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者、および2023年3月31日までに修了見込みの者。
      • ⒟文部科学大臣の指定した者。※昭和23年文部省告示
      • ⒠高等学校卒業程度認定試験に合格した者、および2023年3月31日までに合格見込みの者で、2023年3月31日までに18歳に達するもの(大学入学資格検定に合格した者を含む)。
      • ⒡本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、2023年3月31日までに18歳に達するもの。
  1. 2. 本学看護医療学部への志望理由や入学後の構想が明確であり、第一志望として本学部での勉学と入学を強く志望する者。
  2. 3. 本学看護医療学部の学習・研究環境を積極的に活用し、入学後の目標や構想をより高いレベルで実現するに十分な意欲と能力を有する者。
  3. 4. 学業を含めたさまざまな活動に積極的に取り組み、その成果が次の一つ以上に該当すると自己評価できる者。
    • A 看護・医療・保健・福祉に関連した国内外での活動で見聞を広めた経験を持っている。
    • B 社会的な奉仕活動やその他の社会活動を通し、その成果や業績が認められている。
    • C コミュニケーション能力(日本語によるもの、外国語によるもの)やコンピュータ技術などの技能において優れており、高度な資格や技術を有している。
    • D 学術・文化・芸術・スポーツなどさまざまな分野において、研究、創作発表、コンクール、競技などの活動を通し、社会的に評価を得ている。
    • E 学業が優秀であり、創造的、積極的な学習姿勢を堅持している。
    • F 学業、人物ともに優れ、地域社会や高等学校などにおいて指導的な役割を積極的に果たすなど、評価を得ている。
    • G 関心や興味を持ったテーマに関して自由研究や自主学習などの自発的な取り組みを開始し、成果をあげている。
  4. 5. 日本の大学教育を受けるに足りる日本語能力を有する者。

・B方式

以下の1 〜 4の条件をすべて満たす者。

  1. 1. 次の1つ以上に該当する者。
    • ①高等学校(特別支援学校の高等部を含む)もしくは中等教育学校を卒業した者、および2023年3月卒業見込みの者。
    • ②高等専門学校の第3学年を修了した者、および2023年3月修了見込みの者。
    • ③文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程または相当する課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者、および入学までに修了見込みの者。
  2. 2. 本学看護医療学部での勉学を強く志望し、第一志望として入学を志す者。
  3. 3. 本学看護医療学部の学習・研究環境を積極的に活用し、所定の原稿用紙に記述した自己の志願理由や学習計画上の目標・構想を実現するに十分な意欲と能力を有する者。
  4. 4. 高等学校での学業成績が優秀で全体の学習成績の状況4.5 以上(4.5を含む)の者。
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慶應義塾大学の総合型選抜(AO入試)がおすすめな人

評定が高い!

慶應義塾大学の総合型選抜(AO入試)は高い評定(4.5以上)を出願資格として課している学部が多いです。評定が高い人は自ずと少なくなってくるため、他の方式よりも低い倍率で受験に臨むことができます。

地頭の良さに自信がある!

特に、FIT入試においては小論文試験が課され、合格のためには幅広く深い知識とそれを活かす思考力が必須となります。受験勉強ができるだけでなく、+αの頭の良さが求められるのが慶應義塾大学の総合型選抜と言えるでしょう。

人とは違う強み・経験がある!

慶應義塾大学の総合型選抜(AO入試)は倍率も高く、難易度の高い出願資格を課している学部もあります。合格するためには、他の受験生と被りにくい強みや経験が必要となるでしょう。

総合型選抜(AO入試)で慶應義塾大学に合格するためには?

国内最難関レベルの私大である慶應義塾大学の総合型選抜(AO入試)に合格するためには、以下が必要となります。

ユニークな実績・経験

これは、2つの理由からです。

1つ目は、学校へアピールするためです。面接や志望理由書では、自己PRや学生時代の体験が問われることが多いです。「県大会2回戦まで勝ち進んだ」よりも「全国大会で優勝した」の方がアピールの材料として使いやすいのがわかります。ただ、結果ではなく過程で差別化できるケースもあるので、ぜひAOIにあなたの実績・経験が使えるのかどうか相談してみてください!

2つ目は、ユニークな志望理由書を作成するためです。志望理由書では将来のプランを記述する必要があります。そこで、その将来のプランを持つに至ったその人ならではの原体験を記述することが求められるのです。例えば、多くの高校生が一度は行ったことがあるであろう沖縄への修学旅行の体験から「日本を平和にしたい」という志望理由書を作成するよりも、ミドリムシに関して研究した経験から「ミドリムシを使って人が健康になれる食品を作りたい」の方が良い志望理由書なのは明らかでしょう。

実績・経験に関して、学年別に記事があるのでこちらも参考にしてください!

関連記事:

高校1年生

『高校一年生が大学進学のためにやっておくべきこと【様々な経験です】』

高校2年生

『高校二年生が大学進学のためにやっておくべきこと【進路に向けて対策】』

高校3年生

『【総合型選抜(AO入試)】実績がなくても勝てる!課外活動の効果的なアピール方法』

説得力があり、差別化されている志望理由書

まず書類審査を突破するために、教授に納得してもらう必要があります。そこで、面白いだけでなく、説得力があり差別化された志望理由書を作成する必要があります。そのためには、専門家に作成した志望理由書に説得力があるか、差別化されているかを添削してもらうことをおすすめします。最近、テンプレートを用いて受験生の志望理由書作成を支援する推薦入試専門塾もあるそうですが、これでは差別化が難しくなってしまうでしょう。

万全な2次試験対策

書類審査を突破しても、2次試験で落ちてしまえば、意味がありません。そのため、難易度の高い問題に対して制限時間内で質の高い小論文を書けるようになる必要があります。特に、法学部のFIT入試では難易度の高い小論文が出題されるため、幅広く深い知識とそれをまとめる思考力が求められます。まずは、『日本の論点100』や『MD現代文・小論文』などの教養を深める本を読んで、教養を付けながら思考力を高めましょう。そのあとは、慶應のfit入試のホームページに掲載されている過去問をできる限り多く解き、入試傾向や時間配分のコツなどを掴みましょう。また、面接も作法を守り、面接官が納得する回答ができるようになっておく必要があります。

AOIの慶應義塾大学の総合型選抜(AO入試)合格実績

これまで慶應義塾大学の総合型選抜(AO入試)について解説してきました。

慶應義塾大学の魅力をより感じていただけたのではないでしょうか。

しかし、難易度と倍率が高い慶應義塾大学の総合型選抜(AO入試)に合格するためには、志望理由書や自由記述、難易度が高い書類を提出する必要があります。また、面接や口頭諮問、小論文などの2次試験も入念な対策をしなければ、合格を勝ち取ることはできません。

そのためには、プロ講師のもとでの対策を強くおすすめします。

AOIでは慶應義塾大学の総合型選抜(AO入試)合格に向けた対策を行っており、これまで約70名の生徒が慶應義塾大学の総合型選抜(AO入試)に合格しました。

合格者の志望理由書や過去の面接の情報もAOIで保管していますので、AOIと共に慶應義塾大学の合格を勝ち取りませんか?

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