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総合型選抜とは?AO・推薦入試との違い、どう変わるかを徹底解説!

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総合型選抜とは?

文部科学省は、2020年度より入試改革として書類や面接のみで選考していた従来のAO入試や推薦入試に学力評価を義務付け、AO入試については名称を「総合型選抜」と改めることを決定しました。
「AO入試→総合型選抜」以外にも、以下のような変更点が現時点で決定しています。

● 「AO入試」→「総合型選抜」
● 「推薦入試」→「学校推薦型選抜」
● 「一般入試」→「一般選抜」
● 「大学入試センター試験」→「大学入学共通テスト」

今回、この改革が行われたポイントとしては以下が挙げられます。

● 知識・技能の確実な習得
● 思考力、判断力、表現力
● 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ姿勢

文部科学省は、この3つの項目を確実に育成、評価するために、「高大接続改革」を打ち出しました。

高大接続改革とは?

2020年度に廃止される大学入試センター試験、そして翌年から導入される「大学入学共通テスト」など、大学入試制度自体が大きく変わろうとしています。その改革の肝となる部分が「高校」と「大学」が一体となる教育改革である「高大接続」という文部科学省の方針です。

文部科学省のホームページでは、「高大接続改革とはどのような改革ですか?」という質問に対して、このような回答がなされています。

「グローバル化の進展や人工知能技術をはじめとする技術革新などに伴い、社会構造も急速に、かつ大きく変革しており、予見の困難な時代の中で新たな価値を創造していく力を育てることが必要です。このためには、『学力の3要素』(1.知識・技能、2.思考力・判断力・表現力、3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)を育成・評価することが重要であり、義務教育段階から一貫した理念の下、「学力の3要素」を高校教育で確実に育成し、大学教育で更なる伸長を図るため、それをつなぐ大学入学者選抜においても、多面的・総合的に評価するという一体的な改革を進めていく必要があります。」
引用元:文部科学省

高大接続改革における「3大改革」とは?

高大接続改革がなぜ必要なのか?なぜ今なのか?実際に大学を受験する学生やその保護者の中には困惑されている方が多いと思います。

文部科学省のホームページにも詳しく記載されていますが、以下、高大接続改革の必要性を表した図をご紹介いたします。

文部科学省
画像出典:文部科学省

高大接続改革は、「高等学校教育」「大学教育」の改善と、「大学入学者選抜」の改革が進められています。それでは、具体的にどのように改善されていくのかを見ていきましょう。

高等学校教育改革の方針

高等学校教育改革では前述した図の中にも説明があったように「学力の3要素」を育成するという目標が掲げられています。この学力の3要素とは、以下の3つのことです。

● 知能・技能の確実な習得
● 思考力・判断力・表現力
● 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

具体的に何を始めていて、どのように変わってきているのか?については、文部科学省のホームページで発表されている平成29年10月1日時点の高大接続改革の進捗状況からうかがえます。

教育課程の見直し

● 平成28年12月答申「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策について」
● 平成29年度に高等学校学習指導要領を改訂予定(育成すべき資質・能力を踏まえた教科・科目等の見直し)

学習・指導方法の改善及び教員の能力向上

● 「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」について学習指導要領と一体で議論
● 平成27年12月答申「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について」
● 「教育公務員特例法等の一部を改正する法律案」(教特法、免許法、教員研修センター法の 一括改正)が成立(平成28年11月)

多面的な評価の推進

● 「高校生のための学びの基礎診断」の実施方針を策定(平成29年7月)
● 「キャリア・パスポート(仮称)」の調査研究事業を実施(平成29年度)
● 高校学習指導要領の改訂を踏まえ、指導要録参考様式を見直す予定(平成30年度以降)
● 「検定事業者による自己評価・情報公開・第三者評価ガイドライン(案)」について、検討まとめ(平成29年8月)

より具体的な進捗状況は、文部科学省のホームページに記載されている内容をご確認ください。

大学教育改革の方針

大学教育改革の目標は「学力の3要素の更に向上させること」です。それでは具体的にどのような施策を進めているのか見ていきましょう。

3つの方針に基づく大学教育の質的転換

この「3つの方針」とは、卒業認定・学位授与の方針、教育課程の編成・実施の方針、入学者受け入れの方針となります。

● 「三つの方針」の一体的な策定・公表の制度化(平成29年4月施行)
● 「三つの方針」策定・運用に関するガイドラインを国が作成・配布

認証評価制度の改善

● 「三つの方針」等を共通評価項目とし、平成30年度から認証評価に反映

ここからは、最も受験生にとって重要な変更となる「大学入学者選抜改革」について詳しく見ていきましょう。

大学入学者選抜改革の方針

大学入学者選抜改革では「学力3要素」の多面的・総合的評価を目標に改革が進められています。大学入学者選抜改革の方針を見ていきましょう。

大学入学共通テストの導入

思考力・判断力・表現力を重視した「大学入学共通テスト」を実施する方針が決まっています。

● 国語・数学:記述式問題を導入する
● 英語:4技能(読む・聞く・話す・書く)を適切に評価するため、民間企業などが実施する資格・検定試験を活用する。

個別入学者選抜の改革

個別入学者選抜の改革では、明確な入学者受け入れの方針に基づいて、「学力の3要素」を多面的・総合的に評価が可能な選抜へと改善することを目的としています。

● 大学入学者選抜改革推進委託事業
● 入学者選抜に関する新たなルールの設定
● 調査書・提出書類の改善

「平成33年度大学入学者選抜実施要項の見直しに係る予告」を決定(平成29年7月)

AO入試・推薦入試では学力が必須に

国公私を問わず、AO入試及び推薦入試には知能・技能を問う試験を課すことが義務付けられました。各大学の入試は文部科学省が公表する「大学入学者選抜実施要項」に基づいて実施されます。この実施要項は大学入試のルールブックとイメージしてください。

2020年より変更される総合型選抜(旧AO入試)、学校推薦型選抜(旧推薦入試)においては、出願書類だけではなく小論文や口頭試問、共通テスト(旧大学入試センター試験)などの評価方法を導入することが必須となっています。

実際のところ、生徒数を囲いたいという気持ちが強すぎて「書類選考のみ」「面接のみ」といった学力不問の大学入試を行っている大学が増えたのが最大の理由と言われています。中にはAO入試の案内に学力は問わないと記載している大学もありましたが、今後は学力を重視した内容への転換を図る必要があります。

ルールブックとなる実施要項からも以下の文章が削除されています。

● 知識・技能の修得状況に過度に重点をおいた選抜とせず(総合型選抜)
● 原則として学力検査を免除(学校推薦型選抜)

文部科学省が今回の改革を進めた背景には、現行のAO入試は本来の趣旨・目的に沿っておらず、入学後の大学教育に円滑に繋げられていないと判断していることがあるようです。なお、旧推薦入試も上記と同様の理由です。

学力の具体的な評価方法とは?

総合型選抜(旧AO入試)、学校推薦型選抜(旧AO入試)の具体的な評価方法として、以下の選抜方法の活用が必須となっています。

①次のいずれかの方法を活用する

● 小論文
● プレゼンテーション
● 口頭試問
● 実技
● 科目試験
● 資格・検定試験

②大学入学共通テスト

また志願者本人の記載する資料である「活動報告書」、「入学希望理由書」、「学修計画書」などを積極的に活用することも決定しています。

また、学校推薦型選抜の推薦書においては本人の学習歴や活動歴を踏まえた「学力の3要素」に関する評価を記載すること、大学が選抜課程でこれらを活用することが必須となりました。

各入試日程も後ろ倒しになる?

大学の学生の早期確保の動きを防止するために、入試日程にも大きな変更が加えられました。

【出願】
● 総合型選抜(旧AO入試):9月以降(現行8月以降)
● 学校推薦型選抜(旧推薦入試):11月以降(現行と同じ)

【合格発表】
● 総合型選抜(旧AO入試):11月以降(現行10月前が多い)
● 学校推薦型選抜(旧推薦入試):12月以降(現行は11月前が多い)

また、文部科学省は合格発表から大学入学までの間に大学での勉強に必要となる「入学前教育」も積極的に実施するように各大学に促していくようです。これまでの場合、大学入学前に卒業旅行や、海外周遊旅行など自由な時間を使うことができましたが、今後はAO入試・推薦入試であっても、入学前の学力アップが必須の時代になる可能性が非常に高いです。

カバまる

カバまる

カバは、ライオンを倒すくらい強いですが、口に小鳥が止まるくらい優しいのです。そこで、強さと優しさの両方を追い続けて欲しいという思いから、カバをイメージキャラクターにしました。

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