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作成日: 保護者

こんにちは!総合型選抜専門塾AOIです。
高2の秋から冬にかけて、保護者の方からのご相談が増えます。弊塾でも、この時期の問い合わせは9月より12月・1月のほうが多い状態が3年続いています。
ご相談の内容で多いのは「何から手をつければいいか分からない」というものです。この記事では、高3になる前にご家庭で確認しておくことを6つに整理しました。
志望校を決める話ではありません。「何が足りていないかを把握できているか」を確認する話です。
ここで一度、実際に高2から動いた先輩の記録を見てください。3人とも、特別な実績があったわけではありません。
高2のうちに評定と資格をそろえてしまい、高3の1年を志望理由書と探究に使えた、という共通点があります。

「このテーマ変更ができたのは、高校2年生のうちから対策を始めていたからだと思います。」
志望テーマを途中で変更しながらも、納得のいく形で合格。早く始めたぶん、方向転換する余裕が生まれた例です。

「高2で入塾したからこそ、高3の先輩方の姿を見てきました。じっくり自分のやりたいことを時間をかけて見つけられて、将来像がより見えてきました。」
早く始めることは、「先輩の背中を見て学べる」環境に身を置くことでもあります。

「高2の9月から始めて、志望理由書は周りより進んでいる方でした。」
早く始めるほど、書類を「仕上げる」だけでなく「練り直す」時間まで確保できます。
大学入試には大きく3つの方式があり、出願時期が違います。
総合型選抜は願書受付が9月1日以降、合格発表が11月1日以降。学校推薦型選抜は願書受付が11月1日以降と定められています。
(出典:令和9年度大学入学者選抜実施要項/令和8年5月27日付け8文科高第318号)
| 方式 | 出願 | 準備の着手時期 |
|---|---|---|
| 総合型選抜 | 高3の9月1日以降 | 評定・英語資格・活動の積み上げが評価対象になるため、高2のうちから。 |
| 学校推薦型選抜(指定校推薦を含む) | 高3の11月1日以降 | 指定校の校内選考はこれより前に高校内で行われる。評定は高3の1学期まで。 |
| 一般選抜 | 年明け | 科目学習の積み上げ。高2の冬から本格化するのが一般的。 |
一般選抜だけを前提にしていると、「受験勉強は高3から」というスケジュール感になります。
しかし総合型選抜を視野に入れると、出願が高3の9月なので、高2の冬はすでに準備期間の中にあります。この差が、この時期の相談増加の背景にあります。
高2から準備を始めたご家庭が、実際にどういう順番で進めたのかは、合格した生徒の記録を読むとイメージがつかめます。→ 高2から始めて上智大学に合格した先輩の体験記を読む
評定平均(学習成績の状況)は、多くの大学で高1から高3の1学期までが対象です。高2の冬の時点で、残り学期数はもう限られています。
英検(従来型)は年3回です。10月の時点で、その年度の第1回・第2回はすでに終わっています。
高3の9月出願に間に合うのは、高2の第3回(1月受験)と高3の第1回(5月下旬受験)の2回程度です。高3の第2回は一次試験が10月上旬なので、9月出願には間に合いません。
この2つは、気づくのが遅れると取り返しがききません。高2の冬に確認する価値があるのは、ここです。
「うちの子の場合、あと何回受けられるのか」が気になったら、学年と現在の級をお送りいただければ目安をお返しします。
以下の6つについて、ご家庭で把握できているかどうかを確認してください。すべてに答えが出ている必要はありません。「分かっていない」と分かることが目的です。
12項目に答えると、把握できている領域と、まだ手がついていない領域が分かります。この冬に手をつける順番と、声のかけ方の例まで出ます。登録も送信もありません。
3つの方式の出願時期を把握しているか。お子さまが受ける可能性のある方式について、ご家庭で一度話題にしたか。
この段階で方式を決める必要はありません。選択肢として挙がっているかどうかだけです。決めるのは高3の春で間に合います。
現在の評定平均の数値を把握しているか。評定がいつの成績まで対象になるかを知っているか。
評定平均は、通知表の全科目の評定を平均すれば出ます。計算自体は10分で終わります。
推薦系の方式はほぼすべて評定を出願資格に使うため、現在値を知らないまま進むと、高3の春に「出願できる大学が想定より少ない」と分かることになります。
評定は観点別に出ます。「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点です。テストの点が急に上がらなくても、提出物と授業態度で取れる部分が残っていることがあります。
詳しくは評定平均の出し方と、いまから上げる方法で確認できます。
持っている級とスコアを把握しているか。次にいつ受験するかが決まっているか。
ここで注意していただきたいのは、級だけでは判断できない点です。多くの大学は「英検CSEスコア」という4技能の合計点で基準を置きます。
2級の合格基準スコアは1980ですが、出願資格をこれより高く設定する大学があります。合格証書は出ているのに出願できない、ということが起こり得ます。
逆に、級に不合格でもスコアを認める大学もあります。志望の可能性がある大学を3校選び、募集要項の出願資格の欄だけ開いて、「級」で書いてあるか「CSEスコア」で書いてあるかを見てください。
👉 志望校の出願資格が「級」か「CSEスコア」か、LINEで確認する
お子さまが高校で続けている活動を把握しているか。その活動について、本人が何を考えてきたかを聞いたことがあるか。
総合型選抜の出願書類で問われるのは、受賞歴よりも「なぜそれを続けたのか」です。特別な実績がなくても出願はできます。
ただし、どんな経験でも評価されると約束できるものではありません。確実に言えるのは、記録がないより記録があるほうが書けるということです。
保護者の方が内容を評価する必要はありません。本人が言葉にする機会があるかどうかが、書類の具体性を分けます。
お子さまが進路についてどの程度考えているか、把握できているか。受験について落ち着いて話せる状態か。
志望校が決まっている必要はありません。考えている段階が分かるかどうかです。
受験にかかる費用の見通しを確認したか。いまの生活(部活・通学・既存の塾)に受験準備を足せるか、見通しが立っているか。
費用は塾や講座だけではありません。受験料、併願、入学手続金が重なります。
方式によって、かかる時期も内訳も違います。総額だけで比べると判断を誤りやすいので、「対策にかかるもの」「出願にかかるもの」「併願にかかるもの」を分けて並べてください。
時間の負担も同じくらい重要です。部活の引退が高3の6〜7月で、総合型選抜の出願が9月だとすると、引退後に使える準備期間は2〜3ヶ月しかありません。
高2のうちに前倒しできるものを決めておくと、この圧縮を避けられます。
費用と時間は、調べても出てこない部分が多いところです。AOIの場合にいくらかかるのか、週にどのくらい時間が必要かは、無料の受験相談でそのままお伝えしています。
6項目のうち、どれをいつ手をつけるかの目安です。学校行事や部活の都合で前後して構いません。順番だけ守れば、高3の春に慌てずに済みます。
| 時期 | ご家庭でやること | 理由 |
|---|---|---|
| 10月 | 3つの方式の出願時期を1枚にまとめる。英検の残り受験回数を数える。 | 締切の全体像がないと、何が遅れているかの判断ができません。 |
| 11月 | 志望の可能性がある大学を3校だけ選び、募集要項の出願資格の欄を開く。 | 「級」で書いてあるか「CSEスコア」で書いてあるかは、見ないと分かりません。 |
| 12月 | 2学期の成績が出たら評定平均を計算し、残り学期で動かせる幅を出す。費用の内訳を方式ごとに分けて並べる。 | 評定の対象は高3の1学期まで。動かせる幅はここでほぼ確定します。 |
| 1月 | 英検(従来型)第3回を受験する場合はこの回。本人と、週に何時間使えるかを確認する。 | 高3の第1回(5月)と合わせて、9月出願に間に合う回数はここまでです。 |
この表どおりに進める必要はありません。空いている領域から埋めるほうが効率的なので、順番は上の準備チェックの結果に合わせてください。
保護者の方が準備を急ぎたい一方で、本人はまだ必要性を感じていない、という状態はよくあります。
これは本人が受験に消極的だということを意味しません。高2の時点で受験を自分ごととして捉えるきっかけは、人によって来る時期が違います。
保護者の方が先に情報を集めて、本人が動き出したときに渡せる状態にしておく。この進め方で問題ありません。
志望校や入試方式を決める話題は、本人にとって負荷が高くなりがちです。「まだ決めなくていい」「調べるだけ」と前置きすると、会話が続きやすくなります。
ご家庭ごとに事情は違います。これは話を始めるきっかけの例としてお読みください。
AOIの受験相談は、保護者の方だけ、お子さまだけ、親子一緒のいずれでも受けられます。本人がまだ乗り気でない場合、保護者の方だけで先に情報を持ち帰る進め方もあります。
相談で分かるのは、現在の評定・英語資格・活動から、どの方式が選択肢になるか、何がどれだけ足りないか、いつまでに何をすればいいかです。
出願できるかどうかの判定や、合格の保証をするものではありません。
👉 保護者の方だけで、無料受験相談を予約する(オンライン可・1分)
「総合型選抜の塾に相談すると、総合型で行くことになってしまうのではないか」というご懸念をいただくことがあります。
高2の冬の時点では、方式を決める必要はありません。むしろ、この時期にやる価値があるのは、どの方式にも共通して効くものを積み上げることです。
| 積み上げるもの | 総合型選抜では | 一般選抜・指定校では |
|---|---|---|
| 評定平均 | 出願資格に使う大学がある | 指定校の校内選考の主要な判断材料 |
| 英語資格 | 出願資格・得点換算・加点に使われる | 一般選抜でも換算・加点に使う大学が多い |
| 活動の記録 | 書類と面接の中心 | 指定校の校内選考で参考にされることがある |
| 定期テスト対策 | 評定に直結 | 科目の基礎学力としてそのまま一般選抜につながる |
評定と英語資格は、どの方式を選んでも無駄になりません。方式を決めるより先に、ここを固めるのが安全です。
入試方式そのものの決め方は、高2の受験勉強は何から始めるか、入試方式の決め方から逆算するで詳しく整理しています。
A. 保護者の方だけのご相談も受け付けています。現在の状況を整理し、本人が動き出したときに渡せる情報を持ち帰っていただく形です。
A. できます。志望校が決まっていない状態での相談のほうが多いくらいです。興味の方向と現在の評定・資格から、選択肢を整理するところから始めます。
A. いいえ。高2の冬の時点で方式を決める必要はありません。一般選抜や指定校推薦も含めて、いまの条件から準備の優先順位を整理するご相談も受けています。
ただし、AOIがどこまで対策を担当できるかは相談の中で明示します。対応できない支援をお約束することはありません。
A. 学年・受講内容によって変わるため、ご相談の中でお伝えしています。総合型選抜にかかる費用の見方については、別記事で整理しています。
A. 実際の時間の負担と、既存の予定との調整例もご相談の中でお伝えします。「いつ始めるのがよいか」自体もご相談の対象です。
A. 総合型選抜には、評定の出願資格を設けない大学があります。評定を上げる努力と並行して、いまの評定で出願できる選択肢を把握しておくと、高3での選択肢が減りません。
まだ確認していない領域がある場合は、上の「高2の冬 準備チェック」に戻って、空いているところを確かめてください。→ 確認結果を持って相談することもできます。
この記事で扱ったのは、「何が足りていないかを把握する」ところまでです。
その先、評定をどう上げるか、英検をいつ受けるか、どの活動を記録に残すかは、お子さまの状況によって変わります。
AOIの無料受験相談では、現在の評定・英語資格・活動をうかがったうえで、高3の春までにやる順番をその場で整理してお渡ししています。
保護者の方だけ、お子さまだけ、親子一緒のいずれでも構いません。
👉 高3になる前の準備を、無料受験相談で整理する(オンライン可)
総合型選抜専門塾AOI 編集部
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