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高2の冬、保護者が確認しておくことは?親子で決める受験準備を専門塾が解説

こんにちは!総合型選抜専門塾AOIです。

高2の秋から冬にかけて、保護者の方からのご相談が増えます。弊塾でも、この時期の問い合わせは9月より12月・1月のほうが多い状態が3年続いています。

ご相談の内容で多いのは「何から手をつければいいか分からない」というものです。この記事では、高3になる前にご家庭で確認しておくことを6つに整理しました。

志望校を決める話ではありません。「何が足りていないかを把握できているか」を確認する話です。

こんなお悩みはありませんか

  • 受験の話をしたいが、本人がまだ必要性を感じていないように見える
  • 総合型選抜・指定校推薦・一般選抜のどれを目指すのか、親としてどう考えればいいか分からない
  • 塾を増やすことになるのか、費用と時間がどのくらいかかるのか見当がつかない

先に結論から

  1. 高2の冬に決める必要があるのは、志望校でも入試方式でもありません。「何が足りていないかを把握できているか」です。
  2. 把握しておく領域は6つあります。入試の時期/評定/英語資格/活動と探究/本人の意向/費用と時間。
  3. 急ぐ理由は、締切が方式によって半年ずれることと、評定・英語資格の積み上げに残り時間が決まっていることです。総合型選抜の出願は高3の9月1日以降。評定は多くの大学で高3の1学期まで。英検(従来型)は年3回で、高2の秋に残っているのは2回程度です。
  4. 本人と温度差があるのは珍しいことではありません。相談は保護者の方だけでも受けられます。

高2から始めた先輩3人が、どう進めたか

ここで一度、実際に高2から動いた先輩の記録を見てください。3人とも、特別な実績があったわけではありません。

高2のうちに評定と資格をそろえてしまい、高3の1年を志望理由書と探究に使えた、という共通点があります。

上智大学 総合人間科学部(高2の夏スタート/評定4.2・英検2級)

上智大学 総合人間科学部の合格体験記

「このテーマ変更ができたのは、高校2年生のうちから対策を始めていたからだと思います。」

志望テーマを途中で変更しながらも、納得のいく形で合格。早く始めたぶん、方向転換する余裕が生まれた例です。

👉 上智大学 総合人間科学部の合格体験記を読む

同志社大学 商学部(高2の夏スタート/評定4.0)

同志社大学 商学部の合格体験記

「高2で入塾したからこそ、高3の先輩方の姿を見てきました。じっくり自分のやりたいことを時間をかけて見つけられて、将来像がより見えてきました。」

早く始めることは、「先輩の背中を見て学べる」環境に身を置くことでもあります。

👉 同志社大学 商学部の合格体験記を読む

同志社大学 グローバル地域文化学部(高2の9月スタート)

同志社大学 グローバル地域文化学部の合格体験記

「高2の9月から始めて、志望理由書は周りより進んでいる方でした。」

早く始めるほど、書類を「仕上げる」だけでなく「練り直す」時間まで確保できます。

👉 同志社大学 グローバル地域文化学部の合格体験記を読む

👉 ほかの合格体験記もまとめて読む

高2の秋から冬に相談が増えるのはなぜか

出願の時期が、方式によって半年ずれる

大学入試には大きく3つの方式があり、出願時期が違います。

総合型選抜は願書受付が9月1日以降、合格発表が11月1日以降。学校推薦型選抜は願書受付が11月1日以降と定められています。

(出典:令和9年度大学入学者選抜実施要項/令和8年5月27日付け8文科高第318号)

方式出願準備の着手時期
総合型選抜高3の9月1日以降評定・英語資格・活動の積み上げが評価対象になるため、高2のうちから。
学校推薦型選抜(指定校推薦を含む)高3の11月1日以降指定校の校内選考はこれより前に高校内で行われる。評定は高3の1学期まで。
一般選抜年明け科目学習の積み上げ。高2の冬から本格化するのが一般的。

一般選抜だけを前提にしていると、「受験勉強は高3から」というスケジュール感になります。

しかし総合型選抜を視野に入れると、出願が高3の9月なので、高2の冬はすでに準備期間の中にあります。この差が、この時期の相談増加の背景にあります。

高2から準備を始めたご家庭が、実際にどういう順番で進めたのかは、合格した生徒の記録を読むとイメージがつかめます。→ 高2から始めて上智大学に合格した先輩の体験記を読む

評定と英語資格には「締切」がある

評定平均(学習成績の状況)は、多くの大学で高1から高3の1学期までが対象です。高2の冬の時点で、残り学期数はもう限られています。

英検(従来型)は年3回です。10月の時点で、その年度の第1回・第2回はすでに終わっています。

高3の9月出願に間に合うのは、高2の第3回(1月受験)と高3の第1回(5月下旬受験)の2回程度です。高3の第2回は一次試験が10月上旬なので、9月出願には間に合いません。

この2つは、気づくのが遅れると取り返しがききません。高2の冬に確認する価値があるのは、ここです。

「うちの子の場合、あと何回受けられるのか」が気になったら、学年と現在の級をお送りいただければ目安をお返しします。

👉 残りの英検受験回数を、LINEで聞いてみる

高3になる前に確認する6項目

以下の6つについて、ご家庭で把握できているかどうかを確認してください。すべてに答えが出ている必要はありません。「分かっていない」と分かることが目的です。

保護者の方へ・所要3分

高2の冬 準備チェック

12項目に答えると、把握できている領域と、まだ手がついていない領域が分かります。この冬に手をつける順番と、声のかけ方の例まで出ます。登録も送信もありません。

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すべての設問に答えると押せます

1 入試の時期

3つの方式の出願時期を把握しているか。お子さまが受ける可能性のある方式について、ご家庭で一度話題にしたか。

この段階で方式を決める必要はありません。選択肢として挙がっているかどうかだけです。決めるのは高3の春で間に合います。

2 評定

現在の評定平均の数値を把握しているか。評定がいつの成績まで対象になるかを知っているか。

評定平均は、通知表の全科目の評定を平均すれば出ます。計算自体は10分で終わります。

推薦系の方式はほぼすべて評定を出願資格に使うため、現在値を知らないまま進むと、高3の春に「出願できる大学が想定より少ない」と分かることになります。

評定は観点別に出ます。「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点です。テストの点が急に上がらなくても、提出物と授業態度で取れる部分が残っていることがあります。

詳しくは評定平均の出し方と、いまから上げる方法で確認できます。

3 英語資格

持っている級とスコアを把握しているか。次にいつ受験するかが決まっているか。

ここで注意していただきたいのは、級だけでは判断できない点です。多くの大学は「英検CSEスコア」という4技能の合計点で基準を置きます。

2級の合格基準スコアは1980ですが、出願資格をこれより高く設定する大学があります。合格証書は出ているのに出願できない、ということが起こり得ます。

逆に、級に不合格でもスコアを認める大学もあります。志望の可能性がある大学を3校選び、募集要項の出願資格の欄だけ開いて、「級」で書いてあるか「CSEスコア」で書いてあるかを見てください。

→ 総合型選抜に英検は何級必要かをCSEスコアから確認する

👉 志望校の出願資格が「級」か「CSEスコア」か、LINEで確認する

4 活動と探究

お子さまが高校で続けている活動を把握しているか。その活動について、本人が何を考えてきたかを聞いたことがあるか。

総合型選抜の出願書類で問われるのは、受賞歴よりも「なぜそれを続けたのか」です。特別な実績がなくても出願はできます。

ただし、どんな経験でも評価されると約束できるものではありません。確実に言えるのは、記録がないより記録があるほうが書けるということです。

保護者の方が内容を評価する必要はありません。本人が言葉にする機会があるかどうかが、書類の具体性を分けます。

5 本人の意向

お子さまが進路についてどの程度考えているか、把握できているか。受験について落ち着いて話せる状態か。

志望校が決まっている必要はありません。考えている段階が分かるかどうかです。

6 費用と時間

受験にかかる費用の見通しを確認したか。いまの生活(部活・通学・既存の塾)に受験準備を足せるか、見通しが立っているか。

費用は塾や講座だけではありません。受験料、併願、入学手続金が重なります。

方式によって、かかる時期も内訳も違います。総額だけで比べると判断を誤りやすいので、「対策にかかるもの」「出願にかかるもの」「併願にかかるもの」を分けて並べてください。

→ 総合型選抜にかかる費用を4つの見方で確認する

時間の負担も同じくらい重要です。部活の引退が高3の6〜7月で、総合型選抜の出願が9月だとすると、引退後に使える準備期間は2〜3ヶ月しかありません。

高2のうちに前倒しできるものを決めておくと、この圧縮を避けられます。

費用と時間は、調べても出てこない部分が多いところです。AOIの場合にいくらかかるのか、週にどのくらい時間が必要かは、無料の受験相談でそのままお伝えしています。

👉 AOIでかかる費用と時間を、無料受験相談で直接確認する

高2の10月から1月まで、月ごとにやること

6項目のうち、どれをいつ手をつけるかの目安です。学校行事や部活の都合で前後して構いません。順番だけ守れば、高3の春に慌てずに済みます。

時期ご家庭でやること理由
10月3つの方式の出願時期を1枚にまとめる。英検の残り受験回数を数える。締切の全体像がないと、何が遅れているかの判断ができません。
11月志望の可能性がある大学を3校だけ選び、募集要項の出願資格の欄を開く。「級」で書いてあるか「CSEスコア」で書いてあるかは、見ないと分かりません。
12月2学期の成績が出たら評定平均を計算し、残り学期で動かせる幅を出す。費用の内訳を方式ごとに分けて並べる。評定の対象は高3の1学期まで。動かせる幅はここでほぼ確定します。
1月英検(従来型)第3回を受験する場合はこの回。本人と、週に何時間使えるかを確認する。高3の第1回(5月)と合わせて、9月出願に間に合う回数はここまでです。

この表どおりに進める必要はありません。空いている領域から埋めるほうが効率的なので、順番は上の準備チェックの結果に合わせてください。

親子で温度差があるとき

保護者が先に動くのは珍しくない

保護者の方が準備を急ぎたい一方で、本人はまだ必要性を感じていない、という状態はよくあります。

これは本人が受験に消極的だということを意味しません。高2の時点で受験を自分ごととして捉えるきっかけは、人によって来る時期が違います。

保護者の方が先に情報を集めて、本人が動き出したときに渡せる状態にしておく。この進め方で問題ありません。

「決める話」より「調べる話」から

志望校や入試方式を決める話題は、本人にとって負荷が高くなりがちです。「まだ決めなくていい」「調べるだけ」と前置きすると、会話が続きやすくなります。

  • 「どの方式で受けるかはまだ決めなくていいけど、総合型だと高3の9月が出願らしいよ」
  • 「出願できる大学を調べたいから、今の評定だけ一緒に出してみない?」
  • 「英検、次はいつ受ける? 出願に間に合う回数を数えておきたいんだけど」
  • 「まだ決めなくていいんだけど、どんな大学があるかだけ一緒に見てみない?」

ご家庭ごとに事情は違います。これは話を始めるきっかけの例としてお読みください。

相談は、保護者の方だけでも受けられます

AOIの受験相談は、保護者の方だけ、お子さまだけ、親子一緒のいずれでも受けられます。本人がまだ乗り気でない場合、保護者の方だけで先に情報を持ち帰る進め方もあります。

相談で分かるのは、現在の評定・英語資格・活動から、どの方式が選択肢になるか、何がどれだけ足りないか、いつまでに何をすればいいかです。

出願できるかどうかの判定や、合格の保証をするものではありません。

👉 保護者の方だけで、無料受験相談を予約する(オンライン可・1分)

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方式をまだ決めたくない場合

「総合型選抜の塾に相談すると、総合型で行くことになってしまうのではないか」というご懸念をいただくことがあります。

高2の冬の時点では、方式を決める必要はありません。むしろ、この時期にやる価値があるのは、どの方式にも共通して効くものを積み上げることです。

積み上げるもの総合型選抜では一般選抜・指定校では
評定平均出願資格に使う大学がある指定校の校内選考の主要な判断材料
英語資格出願資格・得点換算・加点に使われる一般選抜でも換算・加点に使う大学が多い
活動の記録書類と面接の中心指定校の校内選考で参考にされることがある
定期テスト対策評定に直結科目の基礎学力としてそのまま一般選抜につながる

評定と英語資格は、どの方式を選んでも無駄になりません。方式を決めるより先に、ここを固めるのが安全です。

入試方式そのものの決め方は、高2の受験勉強は何から始めるか、入試方式の決め方から逆算するで詳しく整理しています。

保護者の方がやりがちなNG例

  1. 志望校を先に決めさせようとする。高2の冬の時点で決まっている生徒のほうが少数です。決めるべきは志望校ではなく、何が足りていないかの把握です。
  2. 「評定が足りないから推薦は無理」と早めに判断する。評定を課さない総合型選抜もあります。選択肢を調べる前に外さないでください。
  3. 英語資格を「2級を取れば大丈夫」と理解する。多くの大学はCSEスコアで基準を置きます。数値での確認が必要です。
  4. 活動実績を「何か大会で結果を出さないといけない」と考える。問われるのは受賞歴より、なぜ続けたかです。
  5. 本人の意欲が出るまで待つ。評定と英語資格には締切があり、待っている間に選択肢が減ります。保護者の方が先に情報を持っておくことはできます。
  6. 費用を総額だけで比較する。方式によって、かかる時期も内訳も違います。分けて並べてください。

よくある質問

Q. 本人が乗り気ではありませんが、相談してもいいですか

A. 保護者の方だけのご相談も受け付けています。現在の状況を整理し、本人が動き出したときに渡せる情報を持ち帰っていただく形です。

Q. 志望校が決まっていなくても相談できますか

A. できます。志望校が決まっていない状態での相談のほうが多いくらいです。興味の方向と現在の評定・資格から、選択肢を整理するところから始めます。

Q. 総合型選抜で行くと決めてから相談するものですか

A. いいえ。高2の冬の時点で方式を決める必要はありません。一般選抜や指定校推薦も含めて、いまの条件から準備の優先順位を整理するご相談も受けています。

ただし、AOIがどこまで対策を担当できるかは相談の中で明示します。対応できない支援をお約束することはありません。

Q. 費用はどのくらいかかりますか

A. 学年・受講内容によって変わるため、ご相談の中でお伝えしています。総合型選抜にかかる費用の見方については、別記事で整理しています。

Q. 部活が忙しく、塾を増やす余裕がありません

A. 実際の時間の負担と、既存の予定との調整例もご相談の中でお伝えします。「いつ始めるのがよいか」自体もご相談の対象です。

Q. 評定が低いのですが、推薦系は諦めたほうがいいですか

A. 総合型選抜には、評定の出願資格を設けない大学があります。評定を上げる努力と並行して、いまの評定で出願できる選択肢を把握しておくと、高3での選択肢が減りません。

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まとめ

  • 高2の冬に決めるのは志望校ではなく、何が足りていないかの把握。
  • 確認する領域は6つ。入試の時期/評定/英語資格/活動と探究/本人の意向/費用と時間。
  • 総合型選抜の出願は高3の9月1日以降。評定の対象は多くの大学で高3の1学期まで。英検は高2の秋に残り2回程度。
  • 本人と温度差があるのは珍しくない。保護者の方だけで先に情報を持つ進め方で問題ない。
  • 方式を決める前に、評定と英語資格を固める。どの方式でも無駄にならない。

まだ確認していない領域がある場合は、上の「高2の冬 準備チェック」に戻って、空いているところを確かめてください。→ 確認結果を持って相談することもできます。

やることが決まったら、あとは順番に進めるだけです

この記事で扱ったのは、「何が足りていないかを把握する」ところまでです。

その先、評定をどう上げるか、英検をいつ受けるか、どの活動を記録に残すかは、お子さまの状況によって変わります。

AOIの無料受験相談では、現在の評定・英語資格・活動をうかがったうえで、高3の春までにやる順番をその場で整理してお渡ししています。

保護者の方だけ、お子さまだけ、親子一緒のいずれでも構いません。

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総合型選抜専門塾AOI 編集部

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この記事を書いた人

橋本 尭明

元総合型選抜専門塾AOIのマネージャー。現マーケティング責任者。総合型選抜の可能性やAOIの素晴らしさを世の中に広めるために、現場からマーケティング領域へシフト。歴代最高の合格率を叩き出した実績やノウハウを受験や学校生活に悩む学生の方々に発信します!

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