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作成日: 2020年4月2日 最終更新日: 総合型選抜基礎知識

こんにちは!総合型選抜専門塾AOI編集部です。
「総合型選抜(旧AO入試)って、そもそも何?」「一般選抜や推薦とどう違うの?」「自分に向いている入試なの?」——この記事は、そんな疑問にまとめて答える保存版ガイドです。
総合型選抜の仕組みからメリット、スケジュール、合格に必要な対策までを一気に理解できます。読み終えるころには、「総合型選抜という選択肢を自分がどう使えるか」がはっきりイメージできるはずです。
【この記事でわかること】
- 総合型選抜(旧AO入試)とは何か/一般選抜・推薦との違い
- 利用するメリットと「向いている人」の特徴
- 出願条件とスケジュール(いつから対策すべきか)
- 合格に必要な対策と、独学でつまずきやすいポイント
AOIチャンネルの動画でも解説しています。
こちらもご覧ください。
まずは、総合型選抜(旧AO入試)がどんな入試なのか、概要とメリットから見ていきましょう。
総合型選抜(旧AO入試)は、もともと「アドミッション・オフィス入試(AO入試)」と呼ばれた入試方式で、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に合っているかを軸に合否を判断するのが特徴です。
学力試験の点数だけで合否を決める一般選抜とは異なり、志望理由書などの提出書類・小論文・面接を通じて、受験生の意欲や適性、これまでの活動を総合的に評価します。もともとアメリカの大学で採用されていた仕組みで、日本でも早稲田大学・慶應義塾大学をはじめ多くの大学が導入し、利用者が増え続けています。
関連記事:『アドミッションポリシーとは?読み方や志望理由書への踏まえ方を詳しく解説します!』
最大のメリットは、学力試験の一発勝負ではなく、あなたの意欲・個性・活動実績を丁寧に評価してもらえる点です。
複数回の面接や、専門的なテーマの小論文などを通じて、「その大学で何を学びたいか」「どんな将来を描いているか」を伝えられます。学力に絶対の自信がなくても、明確な目標と準備があれば志望校に合格するチャンスが平等に開かれています。
かつてのAO入試や推薦入試は、書類や面接だけで合格者を決める大学も多くありました。しかし、2021年度入学者選抜(2020年度に実施)より、文部科学省の方針で学力の評価が求められるようになり、名称も「総合型選抜」へと改められました。
このとき、ほかの入試の名称も次のように変わっています。
これにより、総合型選抜(旧AO入試)の選考では、各々の学生が持つ以下の素養がより正しく判断できるようになりました。
・知識・技能の確実な習得
・思考力、判断力、表現力
・主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ姿勢
「学力だけでなく、活動や資格を見る入試」というイメージのある総合型選抜。他の入試と具体的に何が違うのかを見ていきましょう。
総合型選抜(旧AO入試)と一般入試との違いは、受験生の合否を決める材料にあります
総合型選抜(旧AO入試)では、部活動、校内活動などによる学校生活での取り組みに加え、大学側が用意したテーマに沿った小論文の作成を行います。次に、志望理由書を作成し複数回の面接を経て合否の判定が出されます。
一方で、一般入試は学部によって指定されている学科テストを受験し、そのスコアによって合否の判定を出します。
総合型選抜は、受験生本人の能力・目標・熱意を、大学が直接評価する入試です。これに対し学校推薦型選抜は、出身高校長の推薦を前提とする入試で、大学が指定した高校から出願する「指定校推薦」と、基準を満たせば誰でも出願できる「公募制推薦」があります。
志望校を受験するという目的は同じでも、出願の入り口(推薦が要るかどうか)が異なるのが大きな違いです。
関連記事:『学校推薦型選抜とは?公募制推薦と指定校推薦の違いを解説!』
出願条件は大学・学部によって大きく異なります。「本学を強く志望する人」というシンプルな条件の大学もあれば、細かい要件を課す大学もあります。よく見られる条件は次のとおりです。
出願要項は大学・学部によって異なるため、出願する前に必ずチェックするようにしましょう。
関連記事:『オープンキャンパスは総合型選抜(ao入試)に必須?専門塾がわかりやすく解説します!』

総合型選抜は、例年6月ごろに出願(エントリー)が始まり、9〜11月ごろに選考・合格発表があるのが一般的です。
大学によっては複数回実施し、年明けにもエントリーできるケースがあります。
関連記事:『総合型選抜(旧AO入試)の時期はいつ?出願期間や試験日程を詳しく解説!』
選考では、面接・小論文・グループディスカッションなどが用いられ、学部によってはスポーツや音楽の実技もあります。
多くの場合、まず志望理由書に記入し、なぜその大学を希望するのか?についての理由を盛り込んだエントリーシートを提出します。書類審査に通過すると面接を行います。受験生と大学の担当官による面接により、入学の意思と受験生の個性や適性を判断材料にして選考が進んでいきます。
書類を重視する大学は論理的思考力や表現力を、面接を重視する大学はコミュニケーション力やポテンシャルを見ています。ただし、どちらかが抜群に良ければ必ず合格するというものではないので、書類・面接ともに事前の対策が重要です。
総合型選抜は、学力試験だけでは測れない経験や強みを持つ人にぴったりの入試です。
総合型選抜(旧AO入試)では、一芸に秀でている人物を求めている傾向があります。
部活動で全国大会に出場した、英検準1級・1級を持っている、探究活動で成果を出した——そのような「自分だけの実績」は学力テストでは測れません。総合型選抜は、そうした実績と熱意をアピールできる入試です。
関連記事:『学生時代にこんな活動をしていれば総合型選抜(AO入試)に合格できる!』
明確な目標を持っている人ならおすすめの入試方法と言えます。
「なぜこの大学でなければならないのか?」
この質問に自分の言葉で答えられる人というのは、大学側が総合型選抜(旧AO入試)を通じて欲している人物像と合致する可能性が高いため、明確な目標を持っておられる方は総合型選抜(旧AO入試)を受ける上で向いている人と言えます。
関連記事:『成績最下位の落ちこぼれが、総合型選抜(旧AO入試)で有名私立大学に合格した話』
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「いつ始めれば絶対安心」という保証はありませんが、早いほど有利になります。評定平均や指定科目の履修が条件なら、高校1年生から意識しておくべきです。
書類準備は出願の半年ほど前、時期でいうと高2の2〜3月が一つの目安になります。志望理由書には「目標を定め、努力し、達成した」というエピソードがあると強くなります。
資格取得、特技の大会、学校のプロジェクトなどに取り組み、志望理由書を強化するためには、高校1年生、2年生時の行動が必要となります。
並行して、志望校が求める学生像や自己分析も進めましょう。
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課題や面接は、その場だけで対応するのは困難です。事前の情報収集・自己分析・面接対策が欠かせません。

大学・学部ごとに異なる「求める人物像」に、自分がどう合致するかを示すのが志望理由です。
オープンキャンパスによる実体験を通して感じたものを面接で織り込むことで面接官の心に響く面接となります。
コミュニケーション能力やハキハキと話すことができるということも重要ですが、何より大学のポリシーを把握しているのか、学部・学科による違いを理解し、自分の将来ビジョンを描けているのか?などがとても重要となります。
関連記事:『総合型選抜(AO入試)の志望理由書 攻略方法【例文あり】』
面接対策では、「志望理由」と「自己紹介」が主な話のテーマとなります。
うまく答えることより、「何を学びたいか」「入学後に何をしたいか」を明確にしておくことが大切です。小論文は、感情ではなく一つの事象を深く掘り下げて論じる訓練が必要です。
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総合型選抜(旧AO入試)は浪人生でも受けることができます。
特に浪人しているからというデメリットはなく、現役生より時事や幅広い分野に時間を割ける点はむしろ強みになり得ます。
関連記事:『【浪人して立命館に合格】「浪人して良かった」と思えたのはAOIのおかげです。』
総合型選抜を実施する大学・学部は年々増加しており、いまや多くの受験生が利用する主要な入試方式になっています。
2026年(令和8年度入学者選抜)の文部科学省調査に基づく総合型選抜(旧AO入試)の実施大学数は、国公立大学で161大学、私立大学で約540大学(全体の93%以上)にまで増えました。
現在では国公立・私立ともに総合型選抜が一般的な入試スタイルとして定着しており、特に私立大学では年内入試(総合型選抜・学校推薦型選抜)による入学者が全体の約6割を占めています。
関連記事:『総合型選抜(AO入試)を導入している全国の大学一覧まとめ|大学別の特徴も紹介!』
大学によって異なりますが、総合型選抜(旧AO入試)の倍率は4~10倍ほどが相場となります。
募集人数の少ない専門的な学部ではさらに高くなることもあります。学力試験がない分ハードルが低いと思われがちですが、小論文や基礎学力も問われるため、しっかりした準備が必要です。
評定平均値が関係する場合があります。
出願条件として評定平均が定められ、基準以下では出願できない大学・学部もあります。必須でない場合も、極端に低いと不利になり得ます。総合型選抜を受けるつもりでも、日々の授業を大切にして評定を上げておくのが得策です。
関連記事:『総合型選抜(AO入試)や学校推薦型選抜(推薦入試)で評定平均は必ず必要?』
実績がなくても合格できるかどうかは、志望する大学・学部やその年の他の出願者次第です。
例年であれば合格できるポテンシャルのある学生も、もっと優れた学生がその年に出願していれば、残念な結果になることもあります。募集人数が少ない学部であればあるほど、その傾向は強まります。
過去の実績は変えられませんが、未来の目標は自分で作れます。
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総合型選抜は、学力だけでは測れないスキルや取り組みをアピールできる入試として定着しました。学力だけでは届きにくい大学でも、これまでの努力や強みを武器に、大学が求める人材だと伝えることで合格のチャンスが広がります。
対策は独学でも進められますが、「何を・いつ・どの順で」やるかの設計でつまずく人が多いのが総合型選抜です。AOIの合格率は90%を超え、業界トップクラスです。まずは無料の受験相談で、あなたに総合型選抜の適性があるか、どんなスケジュールで対策すべきかをお伝えします。
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